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【連載第173回】 あの、おもちゃを徹底レポート




自分の声がダース・ベイダーに早変わり
トミーダイレクト「ダース・ベイダー ボイスチェンジャー」

「ダース・ベイダー ボイスチェンジャー」
発売 トミーダイレクト
価格 4,179円
電源 アルカリ単3電池×3(テスト電池付属)
発売日 4月2日



 映画「スター・ウォーズ」のサウンドは、観る人に強烈な印象を残す。ライトセーバー同士のこすれあう破裂音。ミレニアム・ファルコン号の唸るような飛行音。ダース・ベイダーの呼吸音。監督のジョージ・ルーカスは、サウンドスタッフに「地球上に存在しないサウンドを作れ」と指示したそうだが、音を聴くだけで「『スター・ウォーズ』だ!」とわかる独自のサウンドを見事に構築している。

 今回紹介するのは、そんな「スター・ウォーズ」のサウンドに注目したトイ。「ダース・ベイダー ボイスチェンジャー」だ。ひと言でいえば、自分の声をダース・ベイダーの声に変換できるトイなのだが、それ以上の魅力を持ったアイテムになっている。


あの呼吸音や名ゼリフも聴ける

 「ダース・ベイダー ボイスチェンジャー」は北米で発売されている商品だが、日本国内ではトミーダイレクトが輸入販売を行ない4月2日に発売される予定となっている。トイザらスなどの量販店では先行発売されていることもあり、筆者はそこで入手した。今回、手に入れた商品には、日本語の取り扱い説明書が封入されており、安心して遊ぶことができた。

 商品は、ダース・ベイダーのマスクと胸に取り付けられているパネルのふたつから構成されている。

 まず目を奪われるのが、ダース・ベイダーのマスク。劇中のマスクを寸分違わず再現しており、その見事な造形に見とれてしまう。前方はもちろん、真横や後方のアングルから見ても、完璧に近いプロポーショナルだ。表面は光沢が出てるため、「エピソード4 新たなる希望」に使用されたマスクではなく、「エピソード6 ジェダイの帰還」のバージョンに近い印象がある。今回はボイス・チェンジャーが主軸の商品だと思っていたのが、ここまで造形が素晴らしいとは嬉しい限りだ。

パッケージ。ボタンを押して呼吸音を聴くことができる 商品はマスクと胸のパネルのふたつから構成されている

映画に使われたマスクを忠実に再現。トイならではのデフォルメもなく、見事な出来栄えだ
サイズは大人がかぶってちょうどいいほどだ 胸のパネルも劇中のものを再現している パッケージは英語だが、日本語の取り扱い説明書が付属していた


 「ダース・ベイダー ボイスチェンジャー」のボイス機能は、ぜんぶで3種類がある。

    1. 深呼吸

    2. セリフ

    3. ボイスチャンジャー

 「深呼吸」と「セリフ」は、胸パネルのボタンを押すと聴くことができる。「ボイスチェンジャー」を楽しむ際は、マスクを頭にかぶる必要がある。

 まずは「深呼吸」から試してみよう。ボタンを押すと、「シュコー〜シュコー〜」というおなじみの音が鳴り響く。スピーカーの質のためか、若干ノイズが混じり、音がつぶれているところもあるが、映画の音源をそのまま使用しているので雰囲気は十分。マスクを眺めながら音を聴くと、迫力を感じる。

 次は「セリフ」だ。ダース・ベイダーが劇中で語った5種類のセリフがランダムで再生される。

    You Don't know the power of the dark side
    「お前はダークサイドのパワーを知らない」

    There is no escape
    「もう逃げ道はないぞ」

    Don't make me destory you
    「私に倒させないでくれ」

    Your powers are weak
    「パワーが衰えているぞ」

    The force it with you
    「フォースと共に」

 こちらも映画そのものの、邪悪さを感じさせる声だ。「スター・ウォーズ」サーガのキーとなる名ゼリフが多いので、何度も再生しても聴き飽きることはない。


ダース・ベイダーの物まねをするとより効果的

マスクをかぶって声を出す、という仕掛けは効果てきめんだ
 さて、いよいよ「ボイスチェンジャー」に挑戦してみよう。自分の声がダース・ベイダーの声に変換されると思うとワクワクしてくる。

 何はともあれ、まずマスクをかぶる。マスク自体は、顔を覆うマスク部分と、頭にかぶせるヘルメットパーツに分割されている。マスクには長さの調整が可能なバンドがついていて、これを利用して頭にフィットさせる。こうしてヘルメットをかぶると完成だ。

 仕事場のスタッフにもマスクをかぶってもらったのだが、いやはや存在感が凄い。出来のいい造形と相まって、ダース・ベイダーが目の前に出現したかのような錯覚を覚える。コスプレ用途にも、十分に使えるだろう。

 準備は完了だ。胸パネルのボイスチェンジャーボタンを押して、言葉を発してみる。「イ・ン・プ・レ・ス・ゲーム・ウォッチ」。「ボイスチェンジャー」を通した声は、低音部分が強調され、マスクの中でくぐもっているようなエフェクトが加えられる。ただし、自分の声がそのままダース・ベイダーの声になるような強力な変換ではなく、変換された声よりも自分の地声が大きく聞こえてしまうという問題もある。

 いろいろと試してみると、ベストな方法がわかってきた。胸パネルにはボイスチェンジャーの音質を3段階に変化させられるスイッチがあり、これを使って最もダース・ベイダーの声に近い音質を探す。声を発するときも、自分の一番低い声で話す。地声が大きく聞こえるときは、マスクに内蔵されたマイクに口を近づける。

 ボイスチェンジャーはサポート程度と割り切って、はじめからダース・ベイダーの物まねをする。こうするとダース・ベイダーの声色にグッと近づいたいい結果が出る。

ヘルメットを外したマスク部分。これをかぶる 後頭部についているバンドを調節して、頭にフィットさせる ヘルメットとマスクにガイドが用意されているので、着脱は簡単だ


 今回のアイテムの魅力は、出来のいいマスクとボイスチェンジャー機能が組み合わされたところにあるだろう。それぞれが単体で発売されたとしたら、味気のないものになっただろう。「スター・ウォーズ」コレクションの一環として集めてもいいし、パーティで楽しむために購入してもいい。価格も手ごろなので、興味をもたれた方はぜひ手にとってほしい。

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□トミーダイレクトのページ
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(2005年2月17日)

[Reported by 元宮秀介]


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