●戦略
大人数での対戦に適した広めのマップ。起伏に富んだ地形に木や繁みのジャングル、倒壊した建物などが配置され、激しいゲリラ戦、接近戦が展開されやすい。マップがあまりに広く自由度が高すぎるため、決まった攻略パターンが作りにくく、作戦の立てようがない。ある意味難しいマップでもある。普通、マップが広いと引き分けになりやすいのだが、ここは爆弾ルールなため勝敗が付きやすい。
進行ルート的には、おおまかに分けて3パターン。北側の川沿い(M3ルート)に攻めるか、寺院を中央突破(M2ルート)か、南側のジャングル突破(M1ルート)か。このうち、M1ルートはスタート直後に激戦地区となる。シールズ、テロリスト双方から牽制の手榴弾がバンバン飛んでくる危険地帯となる。地形的にはテロ側が繁みや障害物が多く、待ち伏せに若干有利だ。崩れた壁の裏や繁みに隠すようにクレイモアを仕掛けて待ち伏せしている場合もあり、うかつにシールズが突っ込むと危ない。
M3ルートは見通しのいいポイントで、シールズ側もテロリスト側も、こちらの方が攻めやすい。ただ、スタート地点のポジション的に、テロ側の方が早く攻められるため、シールズ側は後手にまわりやすくなる。また、これは両陣営にいえるのだが、川には繁みが多く生えているので、そこで身をかがめて狙撃を狙ってみるのもいい。意外と見つかりにくい。
双方のベースは対照的な位置にあるのだが、地形的にはシールズ側が有利。これは待ち伏せや狙撃のポイントが多いため。テロリストベースは待ち伏せに向いていないため、敵に爆弾を取られるとちょっとキツイ。したがって、スタートしたらまず速攻で爆弾を回収に行った方がいいだろう。
どちらの陣営も、どのルート攻略にどれだけ人員を配置するかで、有利不利が変わる。広いマップなので、引き気味に広範囲に待ち伏せするよりも、一点突破で1カ所に大人数で攻め込む方が有利かもしれない。たとえばシールズなら、M1かM3に全員で突撃、など。
○シールズ側ポイント
・S1
序盤、M3ルートから攻めてくる敵の動向を探る場所。ほふくで待ち伏せ、狙撃を狙ってもいい。ただスタートのポジション的に、この場所近辺へはテロリストもかなり早い段階で到着できる。川の繁みに身を潜めて待機する味方アタッカーなどと連携して攻めよう。
・S2
ここも意外と見つかりにくい狙撃ポイント。シールズベース周辺やM3ルートで攻めてくる敵を狙撃できる。ただ、敵にバレていればかなり脆いポイントでもある。接近されやすい場所なので崖の下あたりに護衛の味方がいないと、手榴弾を投げられたり、突撃されて簡単に倒されてしまう。爆弾をテロリストに取られた際に、ここでシールズがよく待ち伏せする。
・S3
倒壊した柱を登って、天井へ。シールズの定番狙撃ポイント。定番だが、ポジション的にかなり強い。テロリストに爆弾を取られると、ここで待ち伏せするパターンが多い。ここでの注意点は、下から手榴弾を投げられること。
・S4
シールズスタート地点。この階段の周囲にほふくして、狙撃を狙う。M1ルート、およびM2ルートを突破してくるテロリストを狙える。ただ、敵からは丸見えなので、活用するのはゲーム序盤のみ。すぐポジションチェンジをしよう。
○テロリスト側ポイント
・T1
起伏の激しい地面に障害物が多いため、待ち伏せに最適なポイント。ここでM1から突撃してくるシールズを迎え撃つ。ただし、障害物に身を隠していないと、S4から狙撃される恐れもあるので、あまり前進はせず引き気味に待ち伏せよう。M1ルート状にクレイモアを設置して、ここで待ち伏せする作戦も有効。最初はとにかく手榴弾でM1ルートを牽制するといい。
・T2
M3ルートや、真北の1本道から進行してくるシールズを狙撃できる建物。側面や背後からの攻撃に弱いので、ゲーム序盤でのみ活用しよう。このマップでは、長時間1カ所に留まって待ち伏せするのは、あまり得策ではない。
・T3
ここから、真北の1本道から進行してくるシールズを長射程のスナイパーライフルで狙い撃つ。ほふくで待ち伏せしていれば敵からも狙われにくい。ただし、あくまでゲーム序盤の狙撃ポイント。テロリストベース周囲は待ち伏せに不利な地形なので(あらゆる方向から攻撃を受けやすい)、シールズに爆弾を取られてから、ここで待ち伏せても遅い。むしろ歩き回って、敵の背後を取れるように移動したほうがいい。
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