●戦略
かなり狭いため乱戦になりやすく、短期決戦用のマップといえる。暗がりが多いため、黒い服装のシールズが認識しにくく、逆に黄色いカッパや救命具、白いジャンパーなどを着たテロリストは目立ちやすい。地形的にも3方向から攻め込むシールズ、それに応戦するテロリスト、といった形になりやすく、これでシールズがSD系の消音銃を装備するとかなりやっかいだ。現在は地形、服装、武器どれをとっても若干ではあるがシールズが有利なマップと言われている。
シールズ側の進行ルートはスタート直後から左クレーン側M1、中央突破M2、右タンク側M3の3パターンあるので、バランスよく人数を配分するか一点突破するか、相手の行動を読みながら攻めればいい。狭いマップなので相手から背後を取られやすく、銃声とその方向には十分気を付けて移動したい。
テロリスト側も同様にM4~M6の進行ルートがある。メイン戦力の大人数をM6に、裏を取るための腕利き機動部隊をM4に、守備的に少人数をM5に回すのがオススメだ。とにかく積極的に動いて相手の裏を取るように移動したい。また、よくテロリスト側のスタート地点でクレイモアなどを仕掛け、集団籠城する人も多いが、これはテロ側がかなり不利なのでオススメできない。
○シールズ側ポイント
・S1
コンテナの上に伏せていると、下(地上)からだと見つけにくく、また狙いにくい。消音銃を装備して待ち伏せていれば、相手はどこから攻撃されたのかわからずに倒される場合も。ただ、さすがに最近は“コンテナの上に注意!”とわかってきた人も多く、以前ほど圧倒的に有利な場所とはいえなくなってきた。
・S2
シールズ側スタート直後、ここからアサルトライフルを1度ズームして、テロ側M4ルート、および中央突破しようとしてくる部隊を迎撃する。シールズ側のS2ポイント近辺は暗がりのため、撃ち合い時も若干有利。ここからM4ルートの西側へ進む敵を確認したら、仲間に「左側倉庫ルートへ何人確認」と報告してやろう。M1ルートで攻める味方がかなり助かる。ただし、長時間ここにいると管制室(M5ルート近辺)から手榴弾を投げてくる敵にやられやすい。こちらも負けじと管制室へ手榴弾を投げて牽制するべし。
・S3
タンクの2階に上がって、M3から突撃する味方をサポートするポイント。タンクを盾がわりにしつつ、M6ルートの東側から攻めてくる敵を迎撃できる。黒いシールズの服装だと意外と発見されにくい。床の金網は弾丸が貫通するので、真下などから狙われないように注意。ここから逃げる際は階段を下りずに、手すりをジャンプで飛び越えよう。この高さなら、ギリギリ自滅にならない。
○テロリスト側ポイント
・T1
スタート直後、テロ側のT1の位置から手榴弾を最大射程でB1~B3の位置に投擲。これがかなり効果がある。まず最初にB1とB2に投げ込み、しばらく間を置いてから、B3へ投げ込む。ひとりよりも複数で、単発よりも連続して投げた方がより効果的。特にB1は開始直後、突っ込んでくるシールズ部隊が直撃しやすく、運がよければ開始数秒で相手人数を減らせる。ただし、毎回やっていると相手も警戒して突っ込んでこなくなる。
・T2
ドラム缶が複数置かれた高台(テロ側スタート地点)にクレイモアを設置し、奥の部屋出入り口で体を出さないように待機。高台に上がってきたシールズを確認して爆破、という待ち伏せ作戦が使える。相手に気づかれていないなら有効な戦法だが、牽制で外から手榴弾を投げ込まれたりする場合もあるので、万能ではない。
・T3
スタート直後、この倉庫裏口にダッシュで進み、倉庫内を通って行けば相手の裏へ回れる。M1ルートの敵を追うか、M3ルートの敵を追うかは、状況により決めよう。倉庫は意外とケアしていないシールズが多く、うまくいけば敵の背後から一網打尽も狙える。しかし、逆に敵が倉庫を警戒していたり、守備重視であまりスタート地点から動いていなかったりすると、とたんに集中砲火を受けてしまう諸刃の剣でもある。
ドアの小窓は弾を貫通する!
倉庫や管制室などに出入りするドアには、小窓がついている。この小窓は銃弾が貫通する。ちょうど顔の部分に小窓があるので、ドアを開ける際はあまり正面に行かないようにしたい。部屋の中を確認しようと、小窓をのぞいたら、ヘッドショットされた……というのは、ちょっと笑えない。
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