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【マルチプレイ解説・マップ攻略】

OnlineMap : 04 - Desertglory - ルール:救出

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●戦略

 開けた広場での狙撃戦から、狭い建物内部の突撃戦まで楽しめるマップ。大きさ自体はそれほど広くはなく、銃撃音がした方向に急いで走っていけばすぐ援護が追いつく広さだ。シールズ側はまとまった場所にスタートするが、テロリスト側のスタートポイントは広範囲に散っているため、スタート直後の配置、行動をよく考えないとスタートダッシュや集団突撃してくるシールズに返り討ちにあいやすい。

 人質を救出するマップではあるが、シールズはたいがい周囲の安全を確保してから人質救出に入るので(でなければ挟み撃ちにされてしまう)、狭めなマップと相まって、結局“制圧ルール”と同じくどちらかが全滅するまで戦う場合がほとんどだろう。

 ここでは攻めるシールズ、守るテロリストというパターンが多い。シールズは北側M1、中央M2、南側M3の3つのルートから攻め、テロリストが消極的な場合はだいたいマップ南西(左下)の建物周囲に固まって防衛する。しかし、まれにアグレッシブなテロリスト遊撃隊がうまくシールズの裏を取りながら攻める場合もあるので、両陣営、状況に応じて戦略を変えていきたい。

 最初に激戦地になりやすいのが、M1ルートおよびM2ルートの北側だ。シールズ、テロリスト双方とも攻め姿勢の場合、ここでまず大きく数が減る。これは両陣営にいえるのだが、中途半端な数(1~2人など)で突撃してもサイドからの援護射撃や挟み撃ちを食らいやすいので、攻める場合はある程度まとまって行動するようにしたい。

 M3ルートはシールズ側がスナイパーを配置して、人質小屋周辺の警戒にあたるパターンが多く、テロリスト側はこれにつけこんで突撃部隊が突入。M3ルートから進入してM1、M2ルートのシールズを背後から強襲する作戦が多い。シールズ側はこのM3ルートが突破されないように、バランスよく人数配置を考えたい。

 最後に、テロ側では人質部屋に立て籠もる戦法を使う人がいる。立て籠もり方は何パターンかあるが、うまい人がこれをやると少人数のシールズではだいぶキツくなる。しかしこの人質部屋立て籠もりの攻略も楽しかったりするので、諦めずに仲間と連携を考えて作戦を練りたい。ちなみに人質部屋への立て籠もりはあくまで最終防衛ラインであり、数的に不利になったテロリストが引き分けやむなし、で使う戦法だ。逆に、明らかにテロ側が勝っている状態なのに人質部屋に籠もっていたりすると、仲間からブーイングされるので注意すること。

○シールズ側ポイント

・S1

 マップ中央のビルは、人質部屋へ立て籠もったテロリスト排除の際に重要なポイントになる。2階もしくは3階の西側バルコニーから、テロリストがよく狙撃に使う南西の建物と、人質部屋の入り口周辺がチェックできるからだ。ただ、ここはテロ側にとっても全方向が警戒できる監視ポイント。ずっと同じところに留まっていると、手榴弾を投げられたり窓から体を出した際に狙撃されたり、また階段から突入されて背後から攻撃されてしまう。あまり長居は禁物だ。

・S2

 よくあるパターンとしてはスタート直後、ここにスナイパーを配置して人質部屋周辺のテロ(人質部屋下のトンネルから出てくるやつなど)を狙撃すること。ただし敵もわかっていると狙撃で対抗してくるので、スタートからあまり時間が経ってからうかつに顔を出すと危険な場面も。またテロ側のよく使う作戦として、ここから遊撃隊が突入してM1、M2ルートのシールズを背後から攻撃してくる。S2に人数があまりいない場合は、クレイモアを設置してテロ側を牽制するのも有効な作戦となる。

・S3

 ある程度、外のテロリストを排除して残りはおそらく人質部屋に籠もっている……。こんな場合の注意点を書いておく。まず、スタートして早い段階で「人質が救出された」とアナウンスがあった場合、テロリストが人質を部屋の中央へ移動させている可能性が高い。うかつに手榴弾、「M67」や「HE」を投げ込まないこと。レーダーをよくチェックすればわかるはず。こんな時のために閃光弾である「MARK141」や煙幕弾「AN-M8」を持っていこう。ただ、MARK141も意外と効果範囲が限定されていて、窓から部屋へ投げ込んでもテロリストまで効果が及ばない場合も多い。過信はせず、あくまで突入前の牽制と覚えておこう。

 また部屋に突入する際は、決してひとりずつバラバラに入らないこと。せっかく数的優位に立っていても、これでは意味がまったくない。まず最初に誰かがおとりとなって突入し、敵にクレイモアを爆破させ、すぐ後からフォローの隊員が突入したい。突入する際、最初に突入するメンバーは倒される可能性が高いので、射撃の腕に自信のない人かビギナーが買ってでると他のチームメイトに喜ばれる。フォローで突入する人はある程度腕、射撃に自信がある人がいい。でないと間違って人質を撃ってしまうからだ。最初に突入する人はむやみに発砲して人質を撃たないように注意したい。

○テロリスト側ポイント

・T1

 人質部屋の屋上。ここは伏せ気味にしていれば地上から見つかりにくく、攻撃されにくい。偵察、狙撃、援護に使えるポイント。人質部屋2階のバルコニーに渡してある、木の板から屋上へ登れる。この木の板を攻撃して破壊すると、その試合は屋上へは登れなくなるので注意しよう。ここに隠れておいて、シールズが人質救出した際、部屋から出てきたところを背後から強襲する作戦も強い。

・T2

 代表的な人質部屋への立て籠もりパターンを紹介しておこう。まず、テロリストが人質と共に牢屋に入り、牢屋のくぼみ地点へ隠れたり、人質の間で伏せたりして待ち伏せするパターン。これは部屋に手榴弾を投げ込まれても安全(手榴弾の爆風が届きにくい)だが、射撃能力の高いシールズが突入してくるといいマトになりやすい。この方法で籠もる場合は、部屋の中央などにクレイモアを仕掛けておかないと危険だ。

 しかし、これよりも人質を牢屋から出し部屋の中央へ誘導して、これを盾としながら籠もるパターンが強い。シールズ側がうかつに手榴弾を投擲してくれば人質が殺害され、テロ側の勝利を呼び込める。こうしておいてから、人質部屋入り口にクレイモアを仕掛け、入り口の壁を使って身を隠し(自分からは入り口が見えるが、シールズからは見えないポイント)、突入してきたシールズを狙えれば完璧。怖いのは外から手榴弾を投げ込まれることだが、人質を部屋の中央へ移動させておけばシールズもうかつに手榴弾は投げ込めなくなる。ただし、これには準備にかなり時間がかかるため、スタートダッシュして地下から一気に接近してくるシールズや、煙幕弾AN-M8で入り口を見にくくする戦法には弱かったりする。それに、テロ側の誰かが部屋に籠もれば、それだけ外で応戦、遊撃する部隊の人数が減り、シールズ側に有利になっていくのもお忘れなく。

爆発物はあまり意味がない?

 マップの所々に置かれているドラム缶。これは攻撃して大爆発させられるのだが、爆発時に例え敵がそばにいても、爆風で倒れるどころか、まったくダメージすら食らわなかったりする。しかし、ドラム缶を攻撃して破壊した本人(つまり自分)がそばにいると、しっかり爆風に吹き飛ばされる。それどころか、運が悪ければ一発で退場となる事も。また、マップ北西のガレージ前に止めてあるトラックも、クレイモアやHE手榴弾で破壊、大爆発させられるが、この爆風も範囲が狭すぎるのか、ほとんど効果はなかったりする。


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□ソニー・コンピュータエンタテインメントのホームページ
http://www.scei.co.jp/
□プレイステーションのページ
http://www.playstation.jp/
□製品情報
http://www.playstation.jp/scej/title/socom/

(2003年1月30日)

[Reported by 三須隆弘 Produced by 佐伯憲司]


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