 ～ライターによる、GM思い出 暴れ語り～
●担当ライターが思い入れたっぷりにゲームとGMを語ります。
[予告!!] サイトロンウェブシティ内「GMステーション」にお姉さん1P & 2Pが登場!
11月下旬更新!
http://www.webcity.jp/gs/index.msp
■ 惑星ラグオルへようこそ! 「Phantasy Star Online Songs of RAGOL Odyssey」
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私はGC版では新職業のレイマールとフォーマーをメインに使っています。中でもフォーマーはものすごく気に入ってます。金髪に濃い青の服にクリエイションしたら一緒に遊んだ人から｢メーテル?｣と聞かれてしまった(笑)。確かに髪の短いメーテルみたいです。 |
つい2カ月前に新譜コーナーの｢イチオシ!｣に登場したばかりの｢PHANTASY STAR
ONLINE EPISODE 1&2｣(以下、PSO)のサウンドトラック、｢Phantasy
Star Online Songs of RAGOL Odyssey｣ですが、｢PSO｣は私が今いちばんハマってて大好きで、｢俺とGM｣に登場するにふさわしいと思うので、問答無用で語っちゃいます。
ゲームキューブ版の｢PSO｣はドリームキャスト版と同じ内容の｢エピソード1｣と、全く新しいストーリーとステージで構成された｢エピソード2｣の2つのどちらかを選んで遊ぶことができます。
私が強く強く、押しつけがましいと思われようとなんであろうと、まわりの人々に｢PSO｣をおすすめするのは、この新しいお話の｢エピソード2｣を体験してもらいたいからなのです。
｢エピソード2｣のなにが素晴らしいかというと、まずステージが美しいです。｢エピソード1｣は森ステージ以外わりと閉鎖された空間で闘っていて、ダンジョン探索っぽいノリがあったのですが、｢エピソード2｣は閉ざされたところとひらけたところのバランスの兼ね合いが絶妙で、狭くて圧迫感を感じつつガツガツ敵と闘っているかと思えば、遙か遠くまで見渡せる場所での戦闘もあり退屈しないんですよ。｢エピソード2｣最初のステージ、｢神殿｣の夕日は絶景かな絶景かな、です。
そしてなにより、｢エピソード2｣が好きで好きでどうしょうもない理由の筆頭は、その美しくてせつなくて、圧倒的な迫力でプレイを盛り上げてくれるBGMです。
｢PSO｣は戦闘時、非戦闘時のBGMが自然に入れかわるのが特徴で、曲が途切れないために臨場感が損なわれることもなく、ゲームにどっぷり感情移入したまま進んでいけるのはすごいなあ、と感心することしきり。
もう、｢エピソード2｣のどのBGMも鼻血が出るほど好きなのですが、あえていくつかあげるとしたら｢神殿｣の戦闘時BGM、｢神殿｣ステージボス｢バルバレイ｣戦BGM、｢宇宙船｣の通常時、戦闘時BGM
両方、｢海底プラント｣の戦闘時BGM、最終ボス｢オルガフロウ｣第一形態戦BGM……こんなもんですかね、って、けっこういっぱいあげてしまった(笑）。
全部の曲についてコメントしたいのはやまやまですが、はてしなく語ってしまいそうなのでかなり控えめに、一番好きな｢オルガフロウ｣第一形態BGM、｢“IDOLA”
have the immortal feather｣についてだけにしておきます。
私の｢エピソード2｣におけるベストBGM、｢“IDOLA” have the immortal feather｣についてですが、どうにもこうにも好き好きすぎて、冷静でいられません。
｢オルガフロウ｣の第一形態は、BGMのイントロに合わせてプレーヤーのいる丸いバトルフィールドの遙か上空から目の前に｢ドドーン!｣という感じで登場、戦闘開始と同時に、曲もオーケストラヒット(オケヒ)がバリバリのメインの部分に突入するのがなんともやる気がでます。
このオケヒ、曲の主役といってもいいくらいガツンと使われていて気持ちいいです。ループ前のオケヒの激しさはすごいものがあります。聴いていると酸欠になるんじゃないかと思うほど圧倒的な迫力!
｢オルガフロウ｣がとてつもなく強大な敵のような気がしてきます。でも逆に、｢絶対倒してやる!
｣と、いつも闘志をみなぎらせ、燃え燃えで｢オルガフロウ｣戦を闘っています。
とにかく圧巻のこの曲ですが、ストリングスがとても透明感があってキレイです。ストリングスの透明感とオケヒの迫力がいい具合にミックスされて、ただ重々しいだけのありがちなボスBGMとは全然ちがうドライブ感にあふれた曲になっているんですね。
｢“IDOLA” have the immortal feather｣のコンポーザー、小林さんの曲ってどこかでかならず1回引き気味になるんですよ。そしてそのあとの盛り上がりがものすごくて、抑えたところの美しさと、続く怒濤のラッシュの対比が素晴らしくてメリハリがあって最高です。気に入った曲が小林さんのものが多いのはそういう部分に惹かれるからなんですよねー。
｢PSO｣のオンラインプレイをしていてもあんまり｢エピソード2｣をやっている人がいないのは残念。｢稼ぎづらい｣とか｢きつい｣とか、もっともだとは思いますがもっとストーリーやBGMも楽しまなきゃだめよ。いろんなところに｢PSO｣の良さがちりばめられているから、通り一辺倒の遊び方だけじゃなく自分なりの楽しみかたを見つけてもっともっとみんなに｢PSO｣を好きになってもらいたいな。お姉さんはそう願いますヨ!
［Text ： 遠藤 美幸］ | 
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