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「ArcheAge」、アップデート「ノアルタの建国」先行体験会レポート

来場の40人全員で建国の瞬間を体験。新レイドボス「カドゥム」も登場

4月23日開催

場所:e-sports SQUARE AKIHABARA

当日の会場の様子。今回取材したのは1部の模様となる

 ゲームオンは、Windows用MMORPG「ArcheAge」において、4月27日に予定している大型アップデート「ノアルタの建国」が体験できるオフラインイベントを「e-sports SQUARE AKIHABARA」にて実施した。

 こちらの基本的な内容については、直前にお伝えしたアップデート内容のレポート記事でほぼ網羅されているので、こちらをご覧いただくとして、ここでは会場での雰囲気を中心にお届けしていきたい。

 なお今回の先行体験会は2部制で、各回40名の合計80名のプレーヤーが参加できた。またイベントは、「ArcheAge」運営プロデューサー・GMルシウス氏、初登場となる運営チームのGMオーキッドナ氏、そしてゲストの紗々さんによって進行された。

左から「ArcheAge」運営プロデューサー・GMルシウス氏、ゲストの紗々さん、運営チーム・GMオーキッドナ氏
離れていても大きいことがわかる「カドゥム」。近づくとその大きさに圧倒される

 まず、公式ページでもその存在は公開されていた新レイドボス「カドゥム」の実際に動いているシーンを見ることができた。こちらは「イシュタル」よりもさらに巨大な樹のモンスターとなっていて、動いている様子を見るに、その場から移動することはできない模様。

 このときは両手を振りかざして叩きつけたり、手を振り回して広範囲に攻撃を行なっていた。動かないとはいえその攻撃力はやはりかなり高めになっているようで、先に紹介した「イシュタル」といい、近接系のキャラクターにとっては苦難の戦いとなりそうな予感だ。

腕を振り回す攻撃は、自分の前方を広範囲にわたりなぎ払う。一方、叩きつけは攻撃範囲が狭いように見えるが、周囲にいると巻き込まれてしまうので注意
玉座の間に本日来場したプレーヤー全員が呼び集められ、建国の儀式が執り行なわれることとなった

 つぎに採り上げられたのが、領地の発展から建国までの流れについて。これは、土地を治める側の領民と、領地を持たない一般プレーヤーが行なうべき内容について、プレイしながら解説が行なわれていった。

 また、領地が国家へと独立する部分も実際にやってみようということで、城内には当日の来場者40名と、国王の役を担うGMオーキッドナ氏が集結。国王を除けば50名のキャラクターがいなくてはならないが、今回は特別に会場の40名だけで実行された。

 玉座の間にいる全員が「誓い」のエモーションを行なうと、国王となるGMオーキッドナ氏のキャラクターが独立宣言書を持って演説を開始。この部分は3分にも及ぶイベントシーンとなっており、ボイス付きで進行、独立をする理由などをキャラクターが述べ上げ、厳かな雰囲気のなか建国気分を味わえた。今回は国王が女性キャラクターだったため、ちゃんと女性の音声で進行していたが、おそらく国王が男性となれば音声も男性版が流れるのだろう。

 つづいて、国王のみに許されたペット「ワイバーンロード」のお披露目へ。実際にワイバーンロードに乗って空を飛んだほか、国王が「領地の金貨」をばらまくところも体験することができた。

 その後、「アバター合成システム」や「新エモーション追加」といった細かなアップデート情報を解説。最後には来場者を対象としたゲーム内アイテムの抽選会が実施され、先行体験会は閉幕となった。

全員が「誓い」のエモーションを行ない、独立宣言書が朗読される。演説は端折られることなくボイス入りですべて流れ、とても雰囲気が出ていた
本日の目玉の1つとなったワイバーンロードの騎乗と飛行。基本的に国王の乗り物だが、同行者を1人だけ同乗させられるようだ
「コンテンツ拡充」というくくりで「アバター合成システム」や「新エモーション」についても発表された
最後は会場限定の抽選会も実施。進行を務めた3名がクジを引き、来場者沸かせていた

(泊 裕一郎)