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楽しいパーティゲーム「ぐらぐらクレーンパニック」

タカラトミーアーツのユニークな新製品盛りだくさん

4月13日、14日開催

 「タカラトミーアーツ2016夏商談会」では様々なユニーク商品が紹介されていた。本稿ではいくつかをピックアップしていきたい。

パッケージもノリノリな「ぐらぐらクレーンパニック」と、「チクチクバルーン」
「チクチクバルーン」は風船が爆弾風になるのが楽しい
ダークな雰囲気もある「ガスマスアニマルズ」

 見ているだけで楽しくなってしまうパーティゲームが「ぐらぐらクレーンパニック」。“クレーン”が取り付けられたヘッドバンドでピースを引っかけ、台座に積み上げていくゲームだ。

 ピースは「ピサの斜塔」をイメージしており、台座から傾いている。手を使わず、ヘッドバンドに取り付けられているクレーンで積み上げるのがもどかしい。失敗するのも見ていて面白いし、うまくいけば思わず賞賛してしまう。自分でうまくいけばかなりの達成感が味わえそうだ。8月発売予定で、価格は1,980円(税別)。

 「チクチクバルーン」は、バラエティ番組でおなじみの“タイマーで爆発してしまう風船”を手軽に再現でき、様々なミッションに挑戦するパーティゲーム。タイマーは針を使っていないので安心だ。

 ミッションは「3回回ってワン!」、「好きな人の名前を言う」、「1曲歌う」など様々。爆弾風船を渡された時にいかに冷静を保ってミッションをこなせるかがキモだろう。タイマーは触覚のような飾りが付いているが、丸い風船をつけると導火線に火が付いた爆弾風の外見になるのが面白い。9月発売で2,480円。

 「ガスマスアニマルズ」は、“ガスマスクをつけた擬人化された動物たち”という異色のミニフィギュアだ。2015年に展開したのだが、若い女性を中心に人気を得ているという。頭の大きいデフォルメフィギュアでありながら、マスクや衣装などはミリタリー系のこだわりによりリアルな質感を持っている。今後は革製のスマホケースやキーケースなどを展開していくという。

 実は「ガスマスアニマルズ」は、“人間が地球環境を壊してしまって滅んだ世界で生きている動物たち”というダークな設定がされている。設定の一部は公開されており、そのバックストーリーも人気の秘密だという。商品開発者はかなりのこだわりを持って作っているのが今回の取材でわかった

【もどかしさが楽しい、「ぐらぐらクレーンパニック」】

【タカラトミーアーツ2016夏商談会】
「チクチクバルーン」のミッション例
「ガスマスアニマルズ」は好評を受け、様々なアイテムが発売される
タカラトミーアーツはぬいぐるみメーカーとしても強いこだわりを活かして商品展開を行なっている。原作に忠実なデザインや、さわり心地など商品によってテーマも異なる
「ハイキュー」や「おそ松さん」など女性向けグッズも充実
「プリパラ」は小島瑠璃子さんを「プリパラおうえん大使」に起用しプロモーションを展開していく

(勝田哲也)