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「Gundam バーニアタンブラー ION PLATING」発売!
イオンプレーティングとか言ってな、タンブラーを金属皮膜で包むのだとさ
(2016/3/25 12:16)
バンダイは、公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」において、「Gundam バーニアタンブラー ION PLATING」を6月に発売する。価格は7,344円(税込)。3月25日13時より予約受付を開始する。なお、「GUNDAM SQUARE」、「Gundam Cafe」各店舗において4月9日より先行販売を開始する。
本製品は、「機動戦士ガンダム」の世界観と日本の伝統品、伝統技術を融合させる企画「Discovery-G」シリーズの第7弾として、新潟県燕市の金物ブランド「TSUBAME」と福井県鯖江市の技術がコラボレーションして産まれたタンブラー。
福井県鯖江市と言うと、以前の記事でもお伝えしたように眼鏡の聖地という印象が強く、今回の製品とどのように関係しているのかすぐには結びつかないかもしれない。しかし、今回タンブラーに利用されている“イオンプレーティング技術”こそ、100余年に渡るメガネ作りの歴史の中で職人によって培われてきた技術の到達点の1つとなっている。
“イオンプレーティング技術”とは、NASA(アメリカ航空宇宙局)の技術を鯖江の風土が完成させた、無公害で耐久性に優れた真空メッキ技術。プラズマ放電により原材料の金属表面を蒸発・イオン化させ、金属皮膜を形成する技術となっている。皮膜により高い耐久性を実現するとともに、イオン化中に気体と反応させることで様々な色調を再現することが可能。プラズマの調整に電磁磁石を用いるため、まさに現代版“マグネットコーティング”とも言える。
タンブラーは、「機動戦士ガンダム」に登場するモビルスーツ「RX-78-2 ガンダム」の背部噴射装置“バーニア”をモチーフにした形状となっている。素材は銅を少量含有した「18-8ステンレス」と呼ばれるものを使用。イオンプレーティング技術によって、チタンやクロムの化合物を用い皮膜を形成しており、ブラックチタニウムとステンレスシルバーのツートンカラーは光の当たり具合によって異なる表情を見せる。また、容器には「ダブルウォール構造」を採用しており、飲み物の冷たさや温かさを長時間保つことが可能となっている。
パッケージには、木製のケースに「機動戦士ガンダム」のメカニックデザイナー大河原邦男氏描き下ろしイラストがデザインされたものを採用。タンブラーと合わせて、和の技術の結晶とも言える出来栄えとなっている。
【Gundam バーニアタンブラー ION PLATING】
発売日:6月予定 (「GUNDAM SQUARE」、「Gundam Cafe」にて4月9日先行販売)
価格:7,344円(税込)
商品サイズ:外形寸法 径79×高さ86mm
容量:約180ml
生産国:日本
予約期間:3月25日13時~4月8日23時
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