ニュース

【スマホアプリ今日の1本】「マーベル ツムツム」マーベルのヒーローたちがツムになった!

キャラクターが変わっただけじゃない! 新たな楽しみが満載!!

2月24日 配信

ダウンロード:無料

利用料金:無料

ビジネスモデル:アイテム課金制

「マーベル ツムツム」の3大ポイント

・かわいさは据え置きなのに、斬新さは追加されている良作
・ステージクリア型になりゲームを進める楽しみが増えた!
・「ツムツム」にはなかった新要素・ボスバトルも搭載!

 ディズニー・キャラクターがデフォルメされたぬいぐるみ“ツム”を消していくLINEのゲーム「LINE:ディズニー ツムツム」(ツムツム)。かわいいディズニーキャラクターをぬいぐるみ化してさらにかわいくする手法と、シンプルで楽しいゲーム性がウケて爆発的なヒットを記録し、2015年にはアーケードでも稼働を開始するなど、その勢いは配信から2年以上を経た今も衰えを見せない。2016年、そんな「ツムツム」に新たな風が吹く。そう、マーベル・ヒーローたちがツムになって登場したのだ。

【「マーベル ツムツム」オープニング映像】
【「マーベル ツムツム」ゲーム紹介 PV【マベツム】】

基本となるルールは「ツムツム」と同じ。ツムを指でなぞって消していく。1度に多く消すほど高得点になる
アイアンマンはリパルサーブラスト、スパイダーマンはスパイダーウェブなど、スキルはヒーローの必殺技を踏襲

 タイトル名は、「マーベル ツムツム」。「ツムツム」のルールはいまさら説明するまでもないが、簡単に言うと同じキャラクターのツムを3つ以上つなげて消すだけ。1度により多くのツムを消すと高得点になるほか、消したツムが一定の数に達するとボーナスタイムともいうべき“フィーバー”に突入する。1ゲームにかかる時間が短く手軽に遊べるうえ、ついつい最高得点の記録を更新したくなってしまうため、中毒性は非常に高い。

 本作は、そんな「ツムツム」のマーベル・ヒーロー・バージョンとでもいうべき内容になっている。マーベル・ヒーローとは、アメリカのマンガ出版社・マーベル・コミックの作品に登場するヒーローたちのこと。アイアンマンやスパイダーマン、ハルクなど、近年ではアニメ化や実写化もされているため、知っている人も多いのではないだろうか。

 筆者がプレイしてまず驚いたのがシステム面。といってもゲームのシステムが変化したということではない。本作は「ツムツム」にステージの概念を導入。ゲーム性はそのままに、ステージを進んでミッションをクリアしていくタイプのゲームに変更している。従来の「ツムツム」は変化にやや乏しかったのだが、ステージ制の導入はその欠点を補い、「ツムツム」に“少しずつ先へ進んでいく楽しみ”を与えている。

 ここで「ツムツム」をプレイしたことがある人なら誰もが抱くと思われるのが、“クリアとは何か?”という疑問。本作ではステージごとに「○回メガチャージを発動する」、「○枚コインを集める」といったミッションを設けている。これらを達成すれば、そのステージをクリアしたことになるのだ。

 そして、もう1つ画期的なのがボス戦の存在。ボス戦ではツムのなかに一際大きなボスツムがまざっており、ツムを消すときに最後にボスツムへつなげるようにすればダメージを与えることができる。ボス敵の攻撃に耐えつつツムを消していき、自分のHPが尽きる前にボス敵のHPをゼロにすれば勝利だ。逆に自分のHPがゼロになると敗北になってしまうので注意。

 このステージ制とボス戦の導入が、単にキャラクターだけ変えたマイナーチェンジ版ではなく、新たな楽しさ・おもしろさを盛り込んだ新生「ツムツム」にまで本作を昇華させている。筆者はそれなりに「ツムツム」をやり込んだほうだが、それでも十二分に新鮮な楽しさを味わうことができた。「ツムツム」をプレイしたことがある人も“やったことがあるから”と敬遠せず、ぜひ1度プレイしてほしい。本作が持つ新しい「ツムツム」の魅力に、きっと気づくはずだ。

ボスツムは目立つので、すぐにわかる。最後にボスツムへつなげるようにしてツムを消し、ダメージを与えていこう
ボス戦では「フィーバー」が「ラッシュ」に変化。ラッシュ中は消したツムの分だけ敵にダメージを与えることが可能だ
【スクリーンショット】

(平平平平)