Xbox Eliteワイヤレスコントローラー、予約受付がスタート！

　日本マイクロソフトが2月25日に発売を予定しているXbox Eliteワイヤレスコントローラーの予約受付がスタートした。価格は14,980円（税別）。1月19日午後から明日にかけてAmazonや楽天、ヨドバシカメラ、ビックカメラ等、Xbox製品取扱オンラインショップにて順次予約受付が開始される。

Xbox Eliteワイヤレスコントローラー

最初に予約受付を開始したのはヨドバシ。参考価格より8円引きの16,170円（税込）＋10％還元で予約受付を行なっている

　Xbox Eliteワイヤレスコントローラーは、Xbox Oneワイヤレスコントローラーの上位ゲームコントローラーとして、海外では2015年11月に発売されたデバイス。Xbox Oneのみならず、Windows 10にも対応し、その素材、機能、値段から“史上最強のゲームパッド”として人気を集めている。海外の年末商戦では十分な数を用意できず、米Microsoftが謝罪する事態まで発展した。

　一方、日本では海外との同時発売は見送られ、Xbox Eliteワイヤレスコントローラーを同梱した「Xbox One Elite」を2015年11月に先行発売する形となったが、こちらも数が用意できず、今なお売り切れが続いている。今回ようやくXbox Eliteワイヤレスコントローラーの発売日が確定したことで、日本のXbox Oneユーザーや、PCゲーマーにも手の届きやすい環境が整うことになる。

　日本で発売されるXbox Eliteワイヤレスコントローラーは、海外と同等の仕様で、特製キャリングケースに、Xbox Oneワイヤレスコントローラー本体、交換可能な方向パッド（2セット）、サムスティック（3セット）、パドル（2セット）、USBケーブルが同梱される。バッテリーは単三乾電池2本で、別売でリチウムイオンリチャージャブルバッテリーパックも用意されている。

　また、Xbox Eliteワイヤレスコントローラーは、初期のXbox Oneワイヤレスコントローラーと比較してオーディオジャック周りの仕様が進化しており、専用端子から3.5mmステレオオーディオジャックに変わっている。このため、手持ちのヘッドセットやイヤフォンを利用することができる。

　そして今回もっとも注目されるのは、価格だ。149.99ドルの価格設定に対し、14,980円という1ドル100円換算の設定となっている。150ドルという価格設定はゲームコントローラーとしてはもともと高価だが、日本版は並行輸入品はおろか、現地で購入するより安いという、発売を待ち望んでいた日本のXbox Oneファン、PCゲームファンには嬉しい設定となっている。

　日本マイクロソフトでは、Xbox One Eliteの即時完売や、Xbox Eliteワイヤレスコントローラーの高い期待を受けて、「当初予定した数量より多めの数を準備できた」としている。同社の今回の踏み込んだ取り組みを大いに評価したいところだ。