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アイ・オーの28インチ4KモニターがAMD FreeSyncに対応!
特大40インチの新型4Kモデルもいよいよ発売
(2015/12/1 11:00)
アイ・オー・データ機器は4K(3,840×2,160)に対応した液晶モニター2機種、28インチ4Kモニター「LCD-M4K282XB」、40インチ4Kモニター「LCD-M4K401XVB」を12月下旬に発売する。想定売価は、「LCD-M4K282XB」が64,584円(税込)、「LCD-M4K401XVB」が99,360円(税込)。
今回発表された両モデルは、9月に開催された東京ゲームショウ アイ・オー・データブースで参考出展されていたもので、「LCD-M4K282XB」は、2014年7月に発売を開始した「LCD-M4K281XB」のアップグレードモデルで、「LCD-M4K401XVB」は完全新規開発となる同社最大の40インチVAパネルを採用したモデルとなる。
「LCD-M4K282XB」は、東京ゲームショウで出展されていた際は、スウィーベル、ピボット、高さ調節機能を備えたモデルと紹介され、新製品としては少々パンチの弱い内容になっていたが、新たにAMDのリフレッシュレート同期技術「FreeSync」への対応を表明し、さらにオーバードライブ機能を高速化して応答速度を2.2ms(GTG)まで向上させたことで、ゲーミング寄りというよりまさにゲーミングモニターそのものとなった。
それでいて、同社の27インチフルHDモニター「LCD-RDT272XPB」と同等の価格設定を実現。その分液晶パネルはIPSからTNとなり、リモコンも同梱されないが、4K/60Hz対応のFreeSyncモニターというだけで十分魅力的だ。
新型モデルとなる「LCD-M4K401XVB」は、見た目は個人用の液晶モニターというよりもはやリビング用のTVそのもので、パネルも広視野角と高コントラストを誇るVA方式を採用。FreeSync機能は搭載していないものの、オーバードライブ機能による応答速度は2.6ms(GTG)を確保し、ゲームや映像視聴において、よりクッキリとした映像を楽しむことができる。
また、新開発の専用リモコンや、ヘッドフォンホルダーなど、ハイエンドモデルらしいプレミアムな機能も搭載。専用リモコンには、ブルーリダクションや超解像といった映像補正機能をオンにする専用ボタンも用意されており、モニターから完全に離れた状態でもモニターの調整が可能となっている点が嬉しいところ。
両モデルの共通仕様としては、入力端子はDisplayPort(4K/60Hz)×1、HDMI 2.0(HDCP2.2対応)×1、HDMI×2、アナログRPG×1。スティック型PCやスマートフォンへの給電に利用できる最大3.0Aまで対応したUSB給電ポートも備えている。
1人でゲーム用途なら、FreeSync対応の「LCD-M4K282XB」、複数人でゲームのみならず映像なども楽しみたい場合は40インチVAパネル搭載の「LCD-M4K401XVB」といったところだろうか。用途に合わせて選びたい4Kモニターだ。