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【スマホアプリ今日の1本】男の子向け3マッチパズル「ベイマックス: Bot Fight」

劇中のロボット競技「ロボット・ファイト」に着目。ベイマックスら「Big Hero 6」も登場!

12月22日 配信

ダウンロード:無料

利用料金:無料

ビジネスモデル:アイテム課金制

ハートウォーミングな面を切り出した日本の宣伝も話題となったが、本作はどちらかと言うとヒーロー色が打ち出されている

 「アナと雪の女王」に引き続いて公開されたウォルト・ディズニー・スタジオ映画最新作の「ベイマックス」。12月20日の映画公開以降順調に成績を伸ばしており、「ディズニー・アニメーション史上歴代2位」だという興行16日間での興行収入40億円突破を果たしている。

 シンプルなデザイン、丸くて巨大な体、そしてどこか抜けたキャラクターである「ベイマックス」が何よりも目立つ存在であり、また「マーベルヒーロー映画」としてのワクワクするようなアクションシーンも魅力であることは以前にもお伝えしたとおり。

 そして映画公開の2日後となった12月20日には、映画「ベイマックス」のiOS/Android用ゲーム「ベイマックス: Bot Fight」が配信された。開発はgumi。

 「ベイマックス: Bot Fight」は、映画冒頭でヒロが挑戦していたロボット競技「ロボット・ファイト」(英語ではBot Fight)に焦点を当てた3マッチパズルゲーム。パズルをプレイすることで自チームのロボット(ボット)と敵のボットを戦わせ、ステージをクリアしていく。

 映画本編では「ロボット・ファイト」自体は掘り下げられていないが、「ベイマックス: Bot Fight」では映画本編でも登場しないロボットが数々登場し、どちらかと言うとロボット好きな男の子向けの作りとなっている。

 ゲームは「キャンディクラッシュ」のパズルシステムと「パズル&ドラゴンズ」の進行をあわせたような作りで、消したブロックの種類とコンボ数に応じて攻撃力が増えていく。また4つ以上のブロックを繋げると特殊なブロックとなり、隣り合った特殊なブロック同士をスライド操作するとブロックが一気に消える。「ベイマックス」らしいのはこの場面でベイマックスやヒロといった「Big Hero 6」の面々が登場し、派手な演出に一花添えてくれる。アニメーションは複数種類用意されているので、キャラクター目的でのプレイも楽しくなっている。

 一方でボットの造形も良くできていて、最初はベイマックスたちに目が行くものの、進化したボットや強いボットは見た目も格好良く、いつの間にかボットの成長を目的にゲームをプレイするようになってしまう。最近のディズニー映画では、「アナと雪の女王」や「マレフィセント」など、映画公開とともに3マッチパズルのスマホゲームを配信するのが定例となっているが、本作はその流れを汲みながら新しい方向性を打ち出しているので、映画と共に楽しんでいただきたい。

【スクリーンショット】
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(安田俊亮)