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「パズドラ」にパズル特化モードが追加! 「パズドラ2周年記念 超絶発表会」レポート

「ガンホーフェスティバル2014」も開催決定。アーケード「パズドラ バトルトーナメント」情報も

2月20日 発表

場所:nicofarre

 ガンホー・オンライン・エンターテイメントは、発表会「パズドラ2周年記念 超絶発表会」を2月20日にnicofarreにて開催した。発表会には、ガンホー代表取締役社長の森下一喜氏と「パズル&ドラゴンズ」プロデューサーの山本大介氏が登場し、スマートフォン用「パズル&ドラゴンズ」の新ゲームモードの追加などを発表した。

「パズル&ドラゴンズ」に「パズル特化」の新モードが登場!

「パズです。ドラです。2人揃って『パズドラ』です!」と挨拶した森下一喜氏(上)と山本大介氏(下)

 発表会での目玉は、「パズル&ドラゴンズ」に追加される「たまドラモード」。「たまドラモード」は、「パズル&ドラゴンズ」のパズル部分を抽出して「パズルを徹底的に遊べるモード」となっており、ゲーム開始時に本編と「たまドラモード」のどちらかを選んで遊べるようになる。この追加により、タイトルも「パズル&ドラゴンズW」として改められる。

 「たまドラモード」は、「パズル&ドラゴンズ」のパズルを続々とクリアしていく制限時間付きのパズル特化モード。フレンドとの点数を競うことが可能となっており、パズルを繰り返しトライすることでアバターアイテムが集まっていく。アバターアイテムは装備によって各種スキルが発動し、これらの組み合わせを変えて着せ替えることで、攻略に繋がるものとなる。

 時間制限はハートのドロップを消すことで順次伸びていくようになっており、プレイを進めることでレベルアップする。段々と難しくなっていくゲームをいかに素早くクリアしていくかという、じっくり考える本編とはまた違った遊びになっている。なおパズルは本編の4×6マスから6×6マスと広くなっており、コンボが狙いやすい。

 また課金周りについては、プレイ時に必要なスタミナの回復と、ゲームオーバー時のコンティニューをしたい場合に「魔法石」が必要になるのみで、アバター周りで課金が必要になることはないという。「たまドラモード」については今後情報が随時公開され、2014年春にアップデートされる予定。

【パズル&ドラゴンズW】
ゲーム開始時に本編か「たまドラモード」を選択できる。「たまドラモード」は6×6マスとなったパズルをひたすら続けていくもの
【たまドラ】

アーケード版「パズドラ バトルトーナメント」最新情報を公開!

スクウェア・エニックスの國澤仁運営プロデューサー(左)と門井信樹プロデューサー(右)
リッチなアニメーション、フルオーケストラの音楽と、スクエニらしい豪華な仕上がりとなっている

 発表会では、「パズドラ バトルトーナメント ―ラズール王国とマドロミドラゴン―」の最新情報がスクウェア・エニックスの國澤仁運営プロデューサーと門井信樹プロデューサーから紹介された。

 本作は、「パズル&ドラゴンズ」のパズルシステムをベースに、全国のプレーヤーとオンラインバトルが楽しめるというアーケード版で、昨年12月にはロケテストが行なわれた(そのレポートはこちら)。2014年春を予定している稼働に向けて目下開発中ということであるが、ロケテストで集められたアンケートなどによってブラッシュアップがかかり、現在では「かなり変わった」ものになっているという。

 なお制作陣にはスクウェア・エニックスのクリエイター、野村哲也氏がキャラクターデザインを担当しているほか、音楽に伊藤賢治氏と田中公平氏、世界観とストーリー構成には「バカとテストと召喚獣」の井上堅二氏、「吉永さん家のガーゴイル」の田口仙年堂氏、「世界樹の迷宮」の日向悠二氏が参加している。

 また音楽はフルオーケストラによって収録され、モンスターも独自のアニメーションが入り、演出面がリッチで、本作の現状に対して山本氏は「スクエニらしさが出ていますねー」と感想を漏らした。

 國澤氏は本作について、「『パズドラ』が2周年を迎え、その中で本作に寄せられたたくさんの期待に応えられるよう作っている。アーケードも長くファンに遊んでもらえるように続けていきたい」と話した。門井氏は「3日間行なわれたロケテストでは、下は8歳、上は40歳まで、幅広い人に楽しんでもらえた。ロケテストは3都市だったが、稼働するときには全国に並ぶので今から非常にワクワクしている。対戦ができるので、実力をいかんなく発揮して楽しんでもらえれば」と語った。

【プロモーションムービー】

5月25日に「ガンホーフェスティバル2014」開催決定!

 またガンホーのスマートフォン用タイトル、Windows用タイトルを一堂に会したイベント「ガンホーフェスティバル2014」を5月25日に開催することを発表した。場所は東京ビッグサイト西館1・2ホール。

 「ガンホーフェスティバル2014」の詳細は明かされなかったが、イベントでの中心は「パズル&ドラゴンズ」およびニンテンドー3DS「パズドラZ」の大会、「第2回パズドラジャパンカップ」と「パズドラZドラゴンコロシアムカップ」になるという。

 「第2回パズドラジャパンカップ」は、昨年の開催に引き続き行なわれるもので、会場で用意されたスマートフォンを使ってタイムアタック日本一を決める大会。3月下旬から全国7カ所で地区予選がスタートし、イベント当日に決勝戦が開催される。参加資格は4月1日時点で小学校に入学していること。大会ダンジョンが入ったアプリ「パズドラチャレンジ」は、3月中旬に配信予定。

 「パズドラZドラゴンコロシアムカップ」は、「パズドラZ」のスコアアタック日本一を決める大会で、こちらも3月下旬より全国7カ所で地区予選が開催される。イベント当日は関東地区予選の開催となり、決勝戦は6月下旬に東京で開催予定。なお参加資格は「第2回パズドラジャパンカップ」と異なり、4月1日時点で小学生以上中学生以下であること、となっている。これら大会の詳細は特設サイトをご覧いただきたい。

【2周年記念バースデーケーキ】
2周年ということで、会場には「たまドラ」をかたどったバースデーケーキがお目見えした
【コラボレーション】
2月24日から、「エヴァンゲリヲン新劇場版」とのコラボレーションが「パズル&ドラゴンズ」に再来する
「パズドラZ」では、「太鼓の達人」と「神羅万象チョコ」とのコラボが実施される

(安田俊亮)