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「FFXIV: 新生エオルゼア」、「第10回プロデューサーレターLIVE」が開催
新情報を大量公開! 「パッチ2.1 覚醒せし者たち」アップデートは12月17日実装
(2013/11/23 00:00)
スクウェア・エニックスは「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア(以下、『FFXIV: 新生エオルゼア』」の情報を、プロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏が生放送で伝える「第10回プロデューサーレターLIVE」を開催した。今回の放送では、「パッチ2.1」のタイトルとアップデート日が判明した。
パッチのタイトルは「覚醒せし者たち」。「蛮神が極になって覚醒したり、シナリオでも新たな物語の兆しが見えてきたり、ウルヴズジェイルで狼たちが目覚めるみたいな、全体が覚醒していくという意味でつけています」と吉田氏。気になるアップデート日は、12月17日と発表された。
今回のプロデューサーレターLIVEは「パッチ2.1コンテンツ特集 Part1」と題して、新しく実装されるダンジョン「クリスタルタワー」、「シリウス大灯台」を実際のゲームプレイで紹介するとともに、「善王モグル・モグXII世」、「極イフリート」、「極ガルーダ」、「極タイタン」という新しい討伐・討滅戦を動画で紹介した。またサプライズとして事前公開されていなかったアルテマウェポンとのバトルも公開された。
そのほかにもこれまでに明らかになっている、新しいハードモード、コンテンツファインダーのランダムマッチング機能、美容師コンテンツ、インスタンスダンジョンのハードモードなど、「パッチ2.1」で実装される予定のコンテンツを紹介、フォーラムやツイッターに寄せられた質問に答えていった。このレポートでは、番組の中で明らかになった新情報をまとめて紹介したい。
【ジョブ調整】竜騎士とモンクは平均DPSを10%向上する上方修正
冒頭には、先日フォーラムで吉田氏が戦士の調整について長文で投稿を行なったことに関して、戦士については開発側のミスがあったと認めた上で、早く出すべきだと判断したと投稿の理由を語った。また過去のプロデューサーレターLIVEで調整について言及されている、竜騎士やモンク、吟遊詩人についてもざっくりとした方針について解説した。
近接DPSの竜騎士とモンクは、ボスの範囲攻撃が来るたびに攻撃の手を休めて回避行動を採る必要があり、そこで攻撃が途切れることから遠距離DPSにくらべてDPSが伸びないという問題が指摘されていた。そこで、この2ジョブに関しては、現在よりも平均的約10%程度DPSを底上げするような調整が入る。
竜騎士はジョブの特徴であるジャンプが、硬直時間が長かったり、ジャンプ中に無敵がなかったりという理由で、ボスの攻撃を避けにくいことが弱点となっていた。ファミコン時代のシリーズのように、ジャンプ中を無敵にして欲しいという声も多いそうだが、ジャンプを無敵にしてしまうと1つのアクションで攻撃できてさらにダメージを食らわないという技になって、バランスが崩れてしまうため、今後も無敵にする予定はないとのことだ。代わりに、ジャンプした後の硬直時間が短くなっていたり着地点が調整されていて、着地した後すぐに回避行動に移れるように調整される。生放送では「ジャンプ」、「スパインダイブ」、「ドラゴンダイブ」の3つの技を動画で紹介し、リニューアルの様子を伝えた。
モンクは「疾風迅雷」のバフ効果が高くなり、背面に回ったときのダメージボーナスが多くなる。吟遊詩人は逆に、他のジョブに比べてあまりにもすべての局面で有利な技が多いので、現状よりも1つだけ役割を減らすという下方修正が入る。また、黒魔導士の「アンブラルブリザード」と竜騎士の足払いのバグフィックスも行なわれる。
また、バトルに関して英語のフォーラムで話題になっている質問にも答えた。これはβ時代に、キャラクターの位置情報が0.3秒ごとにクライアントとサーバーでやりとりされているという話について、その0.3秒のラグのせいで、画面では避けているのにダメージを食らってしまうことがあるため、座標確認の間隔を狭められないかというもの。これについては、まずはエンドコンテンツに手触りがよくなる補正を含めた処理を行なうとのことだ。それ以外のコンテンツについては、様子をみてからの検討になる。