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神の子ソーのハック&スラッシュ「マイティ・ソー:ダーク・ワールド - 公式ゲーム」

映画版の世界観に準拠。雷+ハンマーで神々の世界を冒険するアクションRPG

今秋 配信予定

ダウンロード:無料

利用料金:無料

ビジネスモデル:アイテム課金制

 ゲームロフトは、iOS/Android用アクションRPG「マイティ・ソー:ダーク・ワールド - 公式ゲーム」を今秋配信する。ダウンロード、利用料金は無料で、ビジネスモデルはアイテム課金制を予定している。

 「マイティ・ソー:ダーク・ワールド - 公式ゲーム」は、マーベルコミックスのヒーロー「マイティ・ソー」となって「アスガルド」をはじめとした神々の世界を旅していくアクションRPG。ゲームは斜め上からの固定視点となり、ゲームロフトタイトルでは「Dark Quest」シリーズに近いゲームシステムと言える。

 本作は日本では2014年2月に公開予定の映画「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」の世界公開にあわせたタイトルとなっており、世界観やキーとなるストーリーは共通している。登場人物は映画に準拠しており、グラフィックスも然ることながら映画でソーを演じるクリス・ヘムズワースの声真似など映画ファンにも楽しめる作りとなっている。ちなみに、ナタリー・ポートマンは出てこないということで、個人的にはこれが残念。全然似てない浅野忠信もいる。

 ゲームとしては、ソーを操ってステージを進んでいくハック&スラッシュものとなっている。ただし戦うのは1人だけではなく、時間経過で溜まっていくゲージを消費することでファイターや射手など味方を召喚して戦力とすることができる。機を見て味方を召喚するあたりなどはディフェンス系の趣きもあり、なかなか歯ごたえのある作りになっている。これ以外にもソーの父親・オーディンや義弟のロキなども味方として連れて行ける。

 またソーは必殺技を持っており、画面上に決められた紋章を描くことで派手に技を決められる。
雷の形の文字を描けば周囲に雷を放ち、ハンマーの形を描けば巨大なハンマーで敵にダメージを与えられる。次々に湧いてくる敵や巨大な敵に対して、味方の召喚や必殺技をどう使っていくかが、本作の肝となっているようだ。

 ステージをクリアしていけば、ゲーム内通貨が貯まっていき、これを使用することで味方を強化したり、ソーの持つハンマー「ムジョルニア」を強化/購入できる。ほかにもコスチュームが購入でき、中にはコミック版の衣装を再現したものもある。

 本作のリリースは今秋ということで、映画の日本公開よりもだいぶ前になりそうだが、ストーリー的には全てが映画をなぞっているわけではないという。世界観を先取りしつつ、ゲーム内の各ミッションを楽しめるように仕上げているそうなので、ネタバレが怖いという「マイティ・ソー」ファンも安心して本作に取り組んで欲しい。

【スクリーンショット】

(安田俊亮)