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パッチ2.1情報満載の「出張プロデューサーレターLIVE in 幕張」2日目詳報

「大迷宮バハムート」、「クリスタルタワー」、「ハウジング」、そして対人装備を公開!

9月19日~22日 開催(一般開催日:21日~22日)

会場:幕張メッセ1ホール~9ホール

入場料:1,000円(中学生以上・前売)

1,200円(中学生以上・当日)
入場無料(小学生以下)

 スクウェア・エニックスは、東京ゲームショウの特設ブースで昨日に引き続き「出張プロデューサーレターLIVE in 幕張」を開催した。「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」の正式サービススタートから1ヶ月近くが経過し、まもなく無料で始めたユーザーが最初の課金をする重要な時期を迎える。昨日のステージイベントでは、「FFXIV: 新生エオルゼア」を知らないファンに向けての紹介的な内容だったが、今日のイベントは、すでにプレイ中のユーザーに向けた濃いめの内容。

 ステージの様子は公式サイト「SQEX TV -TOKYO GAME SHOW 2013」やニコニコ生放送で公開され、「よしだあああああああああああ」というニコニコ生放送の弾幕に迎えらつつ登場した「FFXIV: 新生エオルゼア」プロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏が初公開の画像を紹介しつつ、2.1パッチの目玉要素となる「大迷宮バハムート」、「クリスタルタワー」、「ハウジング」、「ウルヴズジェイル」の4コンテンツについてプレーヤーから寄せられた質問に答えた。

「ライトニング リターンズ FFXIII」コラボイベント動画を初公開

「FFXIV: 新生エオルゼア」プロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏(右)とコミュニティチームの室内俊夫氏(左)
「ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII」のプロデューサー北瀬佳範

 ステージ冒頭には、最近流行しているフィッシングメールへの注意喚起が行なわれた。これはスクウェア・エニックスの公式メールを装って、プレーヤーのIDとパスワードの入力を求めてくる悪質な詐欺メール。一見公式と判別がつきづらいメールで、引っかかってしまうとアカウントが盗まれてしまう危険がある。公式サイトに詐欺メールの見分け方についてのページがあるのでそちを参照しつつ、セキュリティを強化するワンタイムパスワードを導入して欲しいと訴えた。

 また、ゲストとして「ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII」のプロデューサー北瀬佳範氏が登場。ライトニングが登場するF.A.T.E.の動画が公開された。動画の中では「FFXIII」のオーディンや、「FFXIII」のボスとして登場した敵がエオルゼアに出現。プレーヤーがライトニングと一緒に戦っている様子を見ることができた。「シナリオは鳥山さんが自ら詰めました。現場同士が盛り上がっちゃって」と吉田氏。

 イベントの開始日は、「ライトニング リターンズ FFXIII」の発売日11月21日よりも1週間早い11月14日から。この1週間前というスタート時期については「ストーリーもちょっとだけ意味があったりします」(吉田氏)。かなりガチの作りで、ストーリーやカットシーンもしっかり入った遊び応えのある内容になっているようだ。「FF同士が近いタイミングでコラボするのは初めて。作っている僕たちもコラボが楽しかったので、この楽しさが皆さんに伝わるような出来になっていればいいと思います」と北瀬氏。

 F.A.T.E.のBGMも「ライトニング リターンズ FFXIII」とのコラボ専用の曲が用意されているようで、「F.A.T.E.にJoinした時に曲がどうなるのか楽しみにしてください」(吉田氏)。

【「ライトニング リターンズ FFXIII」コラボイベント】
イベントの報酬としてライトニングとスノウの衣装が手に入る
ライトニングがエオルゼアに来る理由もストーリーで語られる
「FFXIII」に登場するモンスターとF.A.T.E.の中で戦うことになる

「大迷宮バハムート」現在実装されている5層までを映像で公開!

すでに実装されているが、まだまだ到達しているプレーヤーは少ない「大迷宮バハムート」

 「大迷宮バハムート」は、現時点で「FFXIV: 新生エオルゼア」に実装されている中ではもっとも難易度の高いダンジョン。現在は「大迷宮バハムート 邂逅編」として5層までが公開されている。今後もどんどんアップデートで追加されていき、その中で第七霊災で地上に降ってきた惑星ダラガブの秘密や、バハムートからプレーヤーたちを守った後行方不明になったルイゾワがどうなったのかが語られていく。

 今回は迷宮の様子が分かる動画が「旧FFXIV」のテーマソング「Answers」をアレンジしたロックな曲とともに紹介された。ダンジョンは「FFVI」の月ダンジョンのような、SFと古代遺跡が合体したような場所で、階層ごとに雰囲気が違う。

 1つの階層ごとにボスがいて、クリアするとそこまでの進行度が保存される。このデータは毎週火曜日にリセットされ、それまではバハムートに入ると保存された場所からのスタートになるため、同じダンジョンをぐるぐる周回することはできない。「この仕様はしばらく変える予定はありません」(吉田氏)。

 このイベント開催時点では5層をクリアしたプレーヤーはおらず、最速で到達したクリアしたアメリカのギルド「オーダー・オブ・ブルーガーター」の1軍(3軍まであるらしい)を始め、日本のいくつかのチームが4層までは到達しているという。「最後に大ネタのカットシーンがあるけれど、まだどなたもご覧になってません」と吉田氏。4層まで2週間という最速到達速度は吉田氏の想定よりも1週間程度早かったそうだが、その後の進度はだいたい想定通りなのだとか。

 次のアップデートについては、2.1がクリスタルタワー、2.2がバハムート、2.3がクリスタルタワーと交互にアップデートが行なわれていく予定になっている。今はほとんどのプレーヤーが見ることすらできないダンジョンだが、今後パッチが進んでいくとだんだんとプレーヤー側にボーナスが着いてブーストされていくので、誰でもクリアできる場所になっていく。「今の邂逅編はチョモランマみたいなもので、前人未踏です。パッチが進むとだんだん山が低くなってきて、ハイキングコースになっていき、その向こうにさらに新しい山が見えるという感じです。あまり焦ると心が折れますよ。僕らも開発中に何度も折れましたから(笑)」(吉田氏)。

【「大迷宮バハムート」PV】

【大迷宮バハムート】
大迷宮バハムート概要
邂逅編第1層
邂逅編第2層
邂逅編第3層
邂逅編第4層
邂逅編第5層

【大迷宮バハムートスクリーンショット】
邂逅編第2層
邂逅編第3層

(石井聡)