ニュース

本日発売!セガ、PS3「初音ミク -Project DIVA- F」発売記念抽選会を開催

プロジェクトマネージャー内海氏へのミニインタビューも合わせてお届け!

3月7日開催

会場:東京・クラブ セガ 秋葉原 新館 特設会場

大阪・セガ難波アビオン 特設会場

 セガは3月7日、発売となったプレイステーション 3用リズムアクション「初音ミク -Project DIVA- F」の発売記念抽選会を、東京と大阪で開催した。

抽選会にはサイン入りグッズなど数多くの景品を用意
訪れた多くのファンが景品をゲット!

 このイベントは、東京と大阪の対象となる店舗でソフトを購入すると、特製のオリジナルタペストリーやアーティストのサイン入りグッズなどの豪華な景品がもらえる抽選会に参加できるというもので、取材を行なった12時ごろには、多くのファンがかけつけ、抽選会に参加していた。

平日ながらお昼休み時というタイミングもあって、本作を購入した次々とファンが訪れ、抽選会に参加していた。関係者の話では、今回は景品を多めに用意しているとのことで、取材中に特賞のオリジナルタペストリーが当たった幸運な参加者も見受けられた
東京の会場となっている、クラブ セガ 秋葉原 新館の5階フロアでは「初音ミク -Project DIVA-シリーズ モジュール復活大作戦!」が3月17日まで開催中。なお、大阪地区の会場となるセガ難波アビオンでは、3月22日から4月2日までの開催予定となっている

プロジェクトマネージャー内海洋氏へのミニインタビュー

 また、東京会場には本作のプロジェクトマネージャーを務めた、セガの内海 洋氏も訪れており、報道陣向けに囲み取材を行なう機会が与えられた。ここからは、このインタビューの内容について紹介していこう。

本作のプロジェクトマネージャーを務める内海洋氏

――発売日を迎えての率直なお気持ちはいかがですか?

内海氏:まずは、ここまで支えていただいたファンの方々に感謝の気持ちを述べたいなと思います。あとは、ご協力いただいたクリエイターさんや他の関係者の方々にもお礼を言いたいです。あとはスタッフお疲れさまということで、少しゆっくり休んで、また馬車馬のように働いてもらいたいな(笑)と思っています。

――PS3版の見どころはどのようなところになりますか?

内海氏:基本的にはPS Vita版からの移植なんですが、実際やってみると直さなければならないところがいっぱい出てきて、結局はほぼほぼPS3に最適化するように作っています。大きなテレビにも対応するようにいろいろ手を加えていますので、そのあたりをぜひ見ていただきたいなと思います。

――公式ブログのほうで楽曲総選挙だとか、これまでに出てきたモジュールの中で復活してほしいものの投票が行なわれていますが、今後どのような展開があるのでしょうか?

内海氏:とりあえず現時点ではいっぱいいっぱいなので、次のことまで考えてはいないのですけれども、ここまで支えてくださったファンの方々がたくさんいらっしゃるので、もう少しがんばってみようかということで、いろいろ進めているところなので、お楽しみにしていただければと思います。

――今日の昼から体験版が配信されたようですが……?

内海氏:そうですね。PS Storeの方から3曲くらい遊べる体験版が配信されるので、まだまだ悩んでいる方々はそちらの体験版を遊んでいたいて決めていただいてもいいかなと思います。

――体験版ではPS3版からの新要素も遊べるのでしょうか?

内海氏:製品版を買わないとできないこともたくさんありますが、とりあえず新曲も1曲遊べますので、ぜひ楽しんでいただければなと思います。

――新規楽曲として「リンちゃんなう!(アーティスト:オワタP/sezu)」が追加されていますが、非常に変わった曲であるのに加えて、モジュールも3種類用意されるなど力が入っているようですが、「リンちゃんなう!」に対する印象やPVを作る際に気をつけたことなどがありましたらお願いします

内海氏:開発のスタッフに熱い気持ちを持っているものがいまして、デザインされた田村ヒロさんとかオワタPさんも今までのお付き合いが結構あったので、必要以上にがんばっていただいたというところがありますね。今回開発スタッフも気合いが入っていて、「リンちゃんなう!」だけじゃないですが、追加された6曲はすべて気合いを入れて作っているPVが多いので、そのへんはぜひお楽しみにしていただければと思います。

――明日から始まるジョイポリスのイベントについてのコメントをお願いします

内海氏:明日から始まる「千本桜(アーティスト:黒うさP(WhiteFlame))」のキャンペーンというかタイアップで「初音ミク -Project DIVA- F」と「千本桜」ということで、カフェにスペシャルメニューがあったり、ハーフパイプ東京で「千本桜」の映像に合わせてアトラクションが楽しめたりとか、ほかにもいろいろご用意していますので、ぜひ遊びに来ていただければと思います。4月30日まで、ちょうど日本列島に桜が通過するあたりまでやっていますので、春休みなどを利用して来ていただければと思います。

――DLCなどについての予定はありますでしょうか」?

内海氏:これからせっかくアンケートとかも取らせていただいたので、どういう形でやっていくかはこれからなんですけれど、少し開発陣にもお休みをあげないといけないので、ちょっと間をあけてゆっくり考えたいと思います。夏ぐらいに、初音ミクさん6周年というのがすぐ来てしまいますので、そのあたりに何かできればなと思いながら……いろいろとバランスを考えながら、そのへんを早くできるようにがんばりたいなと思います。

――PS3版で入った曲とモジュールというのはPS Vita版でも配信されるのでしょうか?

内海氏:そうですね。

――こちらはPS Vita版を購入されたユーザーさんへの配慮という形でしょうか?

内海氏:僕らとしてはできるだけ「初音ミク -Project DIVA-」というのはイコールコンディションで遊んでいただきたいというのが基本にあるので、できるだけ同じタイトルの機種差が出ないようにと考えているので。今回もうちょっと安く提供できればよかったんですが、やはり開発費もかかっているので、多少お金をかけて購入していただくことになっちゃいました……。それでもできるだけがんばって納得していただけるパックになっていると思いますので、PS Vita版のみのお客さまにも新しい楽曲を遊んでいただいて、新しいモジュールを楽しんでいただいて、(ミクダヨーさんの)お面のアクセサリなんかも楽しんでいただければと思いますけれど(笑)。

――3月9日に「ヴァイスシュヴァルツ」のカードゲーム化があるかと思うのですが、そちらはどのような経緯で実現したのでしょうか?

内海氏:ワンフェスで、「ヴァイスシュヴァルツ」のブンケイさんとお会いして、ぜひ! という話を僕のほうからさせていただいたら、ブンケイさんもノっていただいたので……まあ、そんな感じです(笑)。わりとそんな感じの軽いノリで決まったんですけれど、「ヴァイスシュヴァルツ」も出ますし、クリプトンさんからも「プレシャスメモリーズ」も出ますので、お好きな方は両方遊んでいただければと思います。「ヴァイスシュヴァルツ」のほうはウチも気合いを入れた監修をしていて、いいものに仕上がっていると思いますので、お店で見かけたら手にとっていただければと思います。

――それでは最後にユーザーの皆さんへのメッセージをお願いします

内海氏:ひと段落しましたけど、PS3版を楽しんでいただいて、次の展開も楽しみにしていただけたらなと思いますので、これからも応援よろしくお願いします。

――ありがとうございました

Amazonで購入

(菅原哲二)