PSP「シャイニング・アーク」昨日の敵は今日の友!?

　セガは、2月28日に発売を予定しているPSP用心をつなぐRPG「シャイニング・アーク」の新情報を公開した。

　これまで敵キャラクターとして紹介してきた「ベルベット」と「レヴィン」の2人が味方キャラクターとしてフリード達と共に戦うことが判明した。そこで今回は、「ベルベット」と「レヴィン」のストーリーとバトル性能の情報をお届けする。また、キルマリアのバトル性能も公開されたので、こちらの情報も併せて紹介していく。

ストーリー紹介：ベルベット

　相次ぐ海賊や異形の巨像（ネフィリム）による海からの襲撃にジンガのブルーノア号を強化して対抗しようとするが、海戦のエキスパートがいないことに悩むフリード達。そんなフリード達に、海賊としての経験を「海戦の専門家」として売り込むベルベットにアゼル村の一同はやや困惑気味。ベルベットは船と同じで風任せ、状況次第で敵にでも味方にでもなるのが海賊のやり方だと涼しい顔。

ベルベットがただでフリード達を手伝うはずがない。協力の目的は当初より狙っていたアルカディア島に眠る古代文明の「力」のようだ

ベルベットのバトル性能

　戦闘におけるベルベットは、敵のときと同様に様々な状態異常を付与するフォースを中心に、スティールアタックなどベルベットのみが持つ特殊攻撃を駆使して戦うキャラクターだ。パーソナリティは、「女の武器」、「策士」など、したたかなキャラクターの印象が強いがその一方で彼女が島に眠る「力」を渇望していることがわかる。

　フェンサーであるベルベットはレイピアの刺突による接近戦闘を得意とする。男性に比べると攻撃力や防御力といった戦闘能力は劣るが、行動の速さはトップクラスで誰よりも早く行動順が回ってくるようだ。

絶海の女豹ベルベット

フリード達を苦しめた「女の武器」も味方になると頼もしい

フォースは何らかの状態異常を引き起こすものばかりを持つ。彼女の魅力につられてしまうと支払う代価は大きい

スピードをいかすことができれば戦場かき乱すことも

ストーリー紹介：レヴィン

　フリード達に協力を申し出る、レヴィン。ようやくジャスティンに目覚めたと歓喜するキルマリアを他所に、レヴィンは一時休戦であって馴れ合うつもりはないという。はたしてレヴィンが協力を申し出るほどの状況とは一体？

レヴィンの協力にベルベットの反応は冷ややかなものであった。付き合いが長いだけに思うところもあるのだろうか

レヴィンのバトル性能

　フリードが一目置くレヴィンの強さは、仲間になってからも健在だという。魔銃剣士としての能力は高く、大砲を使った全体攻撃を仕掛けることもできる。パーソナルティは、男気があり気取ったものが多く、これも元王族と噂される所以か。孤高の男であるためか、慣れ合いを好まない性格が反映されている。通常攻撃は銃剣による斬撃を得意とする。

海賊貴公子レヴィン

レヴィンの性格を現すパーソナリティ「義侠心」

銃剣を使うレヴィンのフォースは遠距離攻撃が多い。剣士として接近攻撃も得意とするので、相手との距離によって使い分けよう

遠近のバランスがよくどんな間合いでも戦えるキャラクターだ

キルマリアのバトル性能

　キルマリアは二丁拳銃とエクソシストたる神聖魔法を駆使して戦うキャラクター。正義のエクソシストたるキルマリアだが、ドジッ子であることに加えて研究熱心な余りの視野狭窄でマニアの領域に足を突っ込んでいるなど、やや残念な側面も。また、パニスと同様「フォースソ ング」の能力を彼女も持っている。パニスほどのバリエーションはないが、その歌声はパニスにはない力を発揮するという。

魔断の射手キルマリア

キルマリアの代名詞であるパーソナルティ「正義（ジャスティス）」

神聖魔法による回復と悪魔祓いの力に加え、銃撃を得意とするキルマリアは攻守のバランスが優れたキャラクターだ

【フォースソング】

連撃回数がアップする「Sacred Bullet ～紅の十字架～」

フォースソングで味方を支援する、銃撃とフォースで攻撃をするなど、戦況に応じて使い分けていくことで戦闘を有利に進めることができる