アトラス、PSP「グローランサーIV オーバーロード」

新要素を追加してPSP向けにリニューアル


今夏 発売予定

価格:未定



 アトラスは、PSP「グローランサーIV オーバーロード」を2011年夏に発売する予定。価格は未定。

 本作は、2003年に発売され、キャラクターデザインを務めたうるし原智志氏による魅力的なキャラクター、天使からの襲撃を受ける世界というダークファンタジーが好評を博した「グローランサーIV」に、新たな要素を大幅に追加し、PSP向けにリリースするもの。うるし原氏により新たに描き下ろされたキャラクターが多数登場し、ハイクオリティのアニメーションも新規製作されている。

 また、オリジナル版では存在しなかった新たなストーリー展開も用意されている。ルートの追加に加えてイベントにも手が入っており、主人公の選択・行動によって新たな展開が発生。オリジナル版で望まれていた要素がふんだんに盛り込まれているという。

【ストーリー】

はるか2,000年前、人類は魔法と科学によって、高度な文明を築いていた。
しかし、強大な力を持つ、天使との戦いによって、人類は滅亡寸前まで追い込まれてしまう。

そして現在。

人類は滅亡の危機から復興し、あらたなる文明を築いていた。
しかし、2,000年前の天使との戦いで失われたものは多く、古代文明の魔法や科学の技術はおとぎ話の世界のものとなってしまっていた。
そして天使も“人類を滅ぼす存在”として伝承の中に残るだけとなった。

そんな世界の中にある大陸の1つ、ノイエヴァール。
この地の南方に位置するランプラスト島に外大陸からの侵略から島を守るために雇われたアルテン・シュヴァルト傭兵団。だが、突如現われた天使に襲撃を受け、戦場から逃げ出すこととなる。

そして、大陸へと引き返した日の夜、天使の出現を確認した団長のディクセンは、団員の1人であるクレヴァニールに衝撃的な事実を告げる。

「おまえこそが“天使を止めるためのカギだ”」と。

そこから物語は大きく動き出すことになる。


 開発スタッフは、プロデューサーに高田慎二郎氏、ディレクターに石原公祥氏、シナリオに葉月陽氏、音楽に濱田智之氏となっており、「グローランサー」シリーズや「女神異聞録デビルサバイバー」などを手がけたスタッフが参加している。


(C)Index Corporation 1999,2011 Published by ATLUS

(2011年 5月 2日)

[Reported by 佐伯憲司]