SCEJ、PSP「俺の屍を越えてゆけ」新情報公開
佐嶋真実氏が手がけるキャラクターの設定画ほか


2011年秋 発売予定

価格:未定


 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEJ)は、2011年秋発売予定のPSP用世代交代RPG「俺の屍を越えてゆけ」の新情報を公開した。

 今回は、オープニングのストーリー概要に加え、登場キャラクターより初代当主の父「源太」、初代当主の母「お輪」、「朱点童子」の存在が明らかになった。

 さらに、佐嶋真実氏が新たに描き起こしているキャラクターの設定画を公開。詳しい情報は明らかにされていないが、これらのキャラクターが物語でどのように関わってくるのか、今後の情報に期待したい。

【オープニングストーリー概要】

時は平安時代。京の都。

朱点童子を頭目とする鬼たちの襲撃により、京の都は壊滅寸前に追い込まれていた。
名だたる武士たちが朱点童子の拠点である大江山へと討伐に向かうが、誰もその目的を達成することなく、尊い命を落としていった。

都の誰もが朱点童子の打倒を願うなか、源太とお輪という1組の夫婦が朱点童子の居城である「朱点閣」へとたどり着く。
2人は奮闘するも、源太は朱点童子の卑劣な罠に倒れ、お輪は人質となった自らの赤子の命と引き換えに、捕らわれの身となってしまう。

朱点童子はさらに残された赤子に2つの呪いをかける。
ひとつは、常人の何倍もの速さで成長し、生後わずか1年半から2年ほどで寿命が尽きる「短命の呪い」であり、
もうひとつは人と交わり、子孫を残すことができない「種絶の呪い」である。

その様な中、この2人の血に宿る力が滅びることを惜しんだ天界の神々が一族に救いの手を差し伸べる。
「種絶の呪い」のため人間と子孫を残せない代わりに、神々と交わることで血を残すことを許したのである。

解放された赤子は一族の当主として成長し、先の見えない戦いの渦の中に身をおくことになる。
神々の力を借りて何世代にもわたりその血を繋ぎ、いつか自らの子孫が朱点童子を倒し今日の都に平和を取り戻すまで……。

一族が織り成すあなただけの物語は、ここから始まる。


【オープニングムービーのスクリーンショット】
一族の起源である源太とお輪。その2人がどのように朱点童子と対し、その極悪非道な戦い方で一族に呪いをかけたのか。見るものに衝撃と打倒朱点童子の想いをより一層強くするオープニングムービー。今作では16:9のワイド画面で、当時のアニメーションを忠実に再現している

【登場キャラクター】
源太
初代当主の父。並ぶ者のない剣士だったが、朱点童子の仕掛けた卑劣な罠によって命を落とす
お輪
初代当主の母。術と薙刀の腕前は一流だが、子供を救うため朱点童子に捕らわれてしまう
朱点童子
主人公一族に忌むべき2つの呪いをかけ、今もなお京の都を跋扈(ばっこ)する鬼たちの頭目

【キャラクター設定画】

(C)Sony Computer Entertainment Inc.

(2011年4月28日)

[Reported by 中野信二 ]