NCJ、WIN「The Tower of AION」

2.0アップデートで追加される「龍界」の情報を公開


5月25日 公開



 エヌ・シー・ジャパン株式会社は、Windows用MMORPG「The Tower of AION(タワー オブ アイオン)」の2.0アップデート「龍界進撃」(韓国版タイトル)についての情報を一部公開した。

 昨日はムービーが公開されているが、内容についての具体的な説明はなかった。今回はアップデートの柱となる「龍界」エリアについての情報が公開されている。なお公開された情報は、いずれも韓国版の内容に沿ったもので、日本での実装時には変更される可能性がある。

 「龍界」には、龍帝「ティアマト」が支配する「ゲルクマルス」と「インギスオン」というエリアがあり、「インギスオン」に天族要塞、「ゲルクマルス」に魔族要塞が存在する。アトレイア(アイオンが2つになる前の過去の世界)の当初の姿を残す場所もあるが、大地の力を使う「ティアマト」の領土らしく、自然の法則に逆らう場所も所々にある。このエリアに出現するモンスターはレベル51以上。各地域には2つの要塞と4つのアーティファクトがある。


【インギスオン】
天族要塞がある「インギスオン」は明るい雰囲気を感じさせる場所もあるが、「ティアマト」の支配地とあって薄暗い場所が多い

【ゲルクマルス】
魔族要塞がある「ゲルクマルス」。こちらは文明的な建物もいくつか見られる

 この地域には特殊な移動システムが用意されている。まず「風の道」は、名前のとおり風が流れるような姿をした地域で、進入したキャラクターは「風の道」の方向に従って移動する。「風の道」での移動中には飛行ゲージが減少せず、攻撃を受けることも仕掛けることもできないため、安全に移動できる。青緑色の「風の道」では離脱できないが、紫色の場所では離脱できる。離脱の際は、方向転換すると滑空状態、ジャンプすると落下状態で離脱となる。


【風の道】
左は離脱可能、右は離脱不可能。上手く利用すれば楽に移動できる

 もう1つは「上昇気流」と「間欠泉」。「上昇気流」には、滑空状態で進入するとキャラクターが舞い上げられる。「間欠泉」には歩いて進入すると、キャラクターが空中に浮き上がる。いずれも高いところに移動したり、空中にある「風の道」に進入するためなどに使われる。なお、「上昇気流」と「間欠泉」は場所によってはモンスターが入り口をふさいでおり、倒さないと利用できない場所もあるという。


【上昇気流】
左は「上昇気流」の出口がモンスターにふさがれている。モンスターを倒せば右のように利用できる

【間欠泉】
こちらは水の勢いでキャラクターを空中に浮かせる「間欠泉」。これらの場所を覚えておくとよさそうだ

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(2010年 5月 25日)

[Reported by 石田賀津男]