株式会社セガは、2010年春発売予定のプレイステーション 3用ソフト「龍が如く4 伝説を継ぐもの」において、シリーズ最多にして最強となった歓楽街“プレイスポット”とバトルシーンなどのアクション要素に関する新情報を公開した。

■ 進化した「カラオケ」

　前作「龍が如く3」で強烈なインパクトを残した「カラオケ」が、本作ではさらなる進化を遂げて登場する。収録曲は10曲以上にも及び、なかには本作のためだけに用意された、書き下ろしの新曲も用意されているという。合いの手のバリエーションも大幅に強化され、よりハイテンションに、よりバラエティ豊かに場を盛り上げる桐生達の姿を楽しむことができる。

【「カラオケ」】
追加された新曲の中には、ムーディーなデュエット用楽曲も? 同伴したキャバ嬢と一緒に歌うことも可能で、2人の距離を縮めるにも役立つかもしれない!?

■ 新要素を多数追加した「キャバクラ」

　本作ではお気に入りのキャバ嬢を指名せずに、フリーで入店することが可能となった。フリーの時は女の子が次々に入れ替わりで席に着いて接客をしてくれ、時には2人同時に席に着いてくることもあるという。また、キャバ嬢にプレゼントを渡した時、そのプレゼントがお気に入りの物だった場合には、次に来店した時に身に着けてくれることもある。今回のキャバクラ嬢は、オーディションで選ばれた7名の美女のほかに、「キャバつく」で育てた女の子を指名することもできるようだ。

【「キャバクラ」】
フリーシステムの導入により、より多くのキャバ嬢と接することが可能になった。時には両手に花という夢のような時間を過ごすこともできる
プレゼントは見た目が変化するので、お気に入りのキャバ嬢を自分色に染めることができる。ただし、気に入った物をプレゼントしなければ無意味となってしまう
「キャバつく」で育てた女の子を指名することが可能となった。7人の美女も捨てがたいが自分で育てた女の子を狙っていくのもアリだろう

■ 一攫千金を狙うギャンブル「パチンコ」

　パチンコは本作から登場する新規スポットの1つ。選べる機種は「CRアラジンデスティニーEX」と「CRバーチャファイターMVJC」の2種。リアル志向の強い本作だけに、その再現度には期待したいところ。

【「パチンコ」】
出球に応じた景品交換など、気になることが多いパチンコだが、まだ詳細は不明となっているので今後の情報に期待したい

■ 対戦だけでなくいろいろと熱い!?「温泉卓球」

　本作ではキャバ嬢と温泉デートを楽しむことができる。そして、温泉といったら定番の卓球を忘れてはならない。本作ではキャバ嬢を相手に卓球を楽しむことができるという。温泉で火照った肌と浴衣姿のコンボは最凶。いやらしい目で見ていると卓球がおろそかになってしまうだろう。

【「温泉卓球」】
仕事も遊びも、常に本気モードの桐生。プレイ開始前には真剣な表情をする桐生をみることができる	卓球ゲームとしての完成度は高いようだ。ラリーを続けるコツはタイミングにあるという。キャバ嬢ではなく玉に集中！
ラリーを続けていくと桐生がヒート状態になる。チャンスボールが来たら強烈なスマッシュでポイントを奪取しよう。スマッシュ発動時には派手な演出も
強烈なスマッシュが偶然（？）にも女の子の胸を直撃! こんなうれしいアクシデントを楽しめるのも温泉卓球の魅力のひとつ！

■ お色気タップリの「温泉入浴」

　キャバ嬢との温泉デートでは、日頃の疲れを癒すことができる「温泉入浴」もできる。キャバ嬢と一緒に入浴するとキャバ嬢の心も体もほぐれ、一気に深い仲になるかもしれない!?

【「温泉入浴」】
キャバ嬢「齋藤 支靜加」の入浴シーン。しかし、温泉は混浴ではないというが……。この画像は一体……!?

■ 意外な大物も釣れる!?「釣り」

　前作「龍が如く3」では、白い砂浜と青く澄んだ海を舞台に沖縄ならではの魚を釣ることができたが、本作では埠頭を舞台にし、多くの魚と闘うことができるという。釣れる魚はリニューアルされ、思いも寄らない魚が引っかかることもあるようだ。もちろん、魚の動きや思考も強化されているとのことで、より熱い闘いを楽しむことができる。

【「釣り」】
なんと、埠頭でカジキを釣り上げてしまった。大物はカジキだけでなくほかにも用意されている

■ 神室町のもう1つの顔「サブストーリー」

　本作のサブストーリーは、メインストーリーでは語られない4人の主人公それぞれの側面を描いている。サブストーリーでは、新たな3人の主人公の登場によって、これまでにない神室町のもう1つの物語を楽しむことができる。

【「サブストーリー」】
「この金をあなたに差し上げます。これを1番正しい使い方ができたら、ご希望の額を融資しましょう」金を借りに来た客に100万円を「あげて」しまう秋山。彼の真意は一体……？	カジノの用心棒を請け負うことになった冴島。ルーレットで性質の悪い客が言いがかりをつけている。おもむろに背後からその肩をつかむ冴島。張り詰める空気。事態は一触即発だが……？

■ 逃げる相手をとことん追い詰める「チェイスバトル」

　屋上などを移動することができるようになった本作では、「チェイスバトル」も行動可能範囲に合わせて進化した。「チェイスバトル」は、逃げる相手を追いかけたり、追ってくる敵から逃げたりするアクションで、本作では建物と建物の間をジャンプ移動することもできる。また、敵を追いかける場合は瓶などの小道具を相手目掛けて投げつけることもできるという。追い詰めた相手との取っ組み合いもあるようだ。

【「チェイスバトル」】
逃げる相手を追いかける「チェイスバトル」。場所が場所なだけに失敗は許されない？
相手を取り押さえたと思ったら今度は応戦シーンとなることも	とにかく相手の足を止めるため、落ちているものは何でも利用する

■ 4タイプのプレイスタイルを楽しめる「バトル」&「ヒートアクション」

　4人の主人公が存在する本作では、従来のシリーズと同じスタイルである桐生一馬のほかに、スピードと多彩な蹴り技を得意とする秋山、パワフルで豪快な攻撃を駆使する冴島、捌き・掴み技の達人、谷村といった感じで4者4様のアクションスタイルを楽しむことができるという。

【「バトル」】
伝説の龍こと桐生一馬は、爽快で多彩なアクションで相手を圧倒する。伝説の喧嘩奥義の数々を繰り出すことが可能	豊富な蹴り技が魅力の秋山。スピーディな動きで相手を翻弄し、連打操作により、華麗な連続技を叩き込める
パワフルで豪快なアクションが特徴的な冴島。溜め操作を使うことで技がさらに強力となり、1撃で敵をなぎ倒すことが可能。また、バイクやドラム缶などといった武器を使用することもできる	捌き技や掴み技を得意とする谷村。ガード操作や、掴み操作により敵の攻撃を無力化したり、ヒートアクションへ繋げて大ダメージを奪うことができる
【「ヒートアクション」】
【「桐生一馬」】
バトルスタイルはこれまでのシリーズと同じだが、新技が多数追加されている。倒れている相手を引き起こし連続バックドロップを決めるヒートアクション	こちらも新技の1つで、挑発からのコンビネーションブロー。相手の心を乱すことで生じる隙をついて、強烈な一撃で相手をぶっ飛ばすことができる
【「秋山 駿」】
ガードレールを利用して相手の顔面に蹴りをお見舞いする秋山専用のヒートアクション。荒っぽい攻撃だが威力も抜群!?	複数の相手に回転蹴りを浴びせる秋山。脚技を得意とする秋山ならではのヒートアクションだ
【「冴島大河」】
パワーファイターである冴島は、相手を担ぎ上げ、壁にぶつけるといった、豪快なヒートアクションが用意されている	空中に放り投げた相手に対し、ラリアットを叩き込む冴島らしいパワフルなヒートアクションも用意されているようだ
【「谷村正義」】
谷村の場合は、背後からの強烈なダブルパンチで敵の意識を奪うヒートアクション	棒術で敵の腕を固め、そこから膝蹴り→投げ技へと移行するヒートアクションもある

■ 新たな技を閃く「天啓」

　天啓は「龍が如く 見参！」で採用されていたシステムで、物語中に新たな技を閃くことができるシステム。本作では4人の主人公それぞれのシチュエーションに合わせた天啓が用意されているという。ここでは谷村正義が新たな技を閃くまでの流れを例に、天啓システムの詳細を紹介していく。

【「天啓」システム】
谷村は街中で仲のよさそうなカップルを発見し、2人の行動に目を向ける	楽しそうに歩いている姿は、一見何処にでも居そうな普通のカップルに見えるが……	背後に殺気を感じた男が後ろを振り返ると、そこには鬼の形相をした嫁が立っていた！
不倫現場を目撃し、怒り狂った嫁が包丁で夫に切りかかる。壮絶な夫婦喧嘩の勃発！	嫁の投げた包丁を椅子で見事に受け取る夫。嫁の攻撃をしのぎきりニヤリと微笑む	と思ったら瞬間、椅子が真っ二つになり、ガードががら空きの状態となってしまう
その隙を見逃さない嫁は、華麗な飛び蹴りを夫に喰らわす	夫はたまらずノックダウン。勝ち誇る嫁の雄叫びがこだまする	それを見た谷村は、手帳を取り出し一心不乱に書き殴る

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