バンダイナムコ、「サイバースレッド」を
バーチャルコンソール アーケードにて5月19日に配信


5月19日 配信開始

価格:800Wiiポイント(800円相当)


フラットなポリゴンによって構成された画面は、今見てもカッコイイと思える

 株式会社バンダイナムコゲームスは、Wii「バーチャルコンソール」(VCA)タイトルの最新作として、3D対戦型シューティングゲーム「サイバースレッド」の配信を5月19日から開始する。価格は800Wiiポイント。

 アーケード版は1993年に稼動を開始。ビークルと呼ばれる未来の戦車に乗り込み、1対1で戦う対戦シューティングゲーム。当時はまだ珍しいポリゴンによる3D表現と、2本の操縦桿を備え、2台横並びの筐体で対戦を主眼とした作りが話題を呼んだ。

 敵を見つけて機銃とミサイルを使い分けて攻撃し、ダメージを与え、相手のシールド残量を0にした側、もしくは時間切れの際にシールド残量の多い側が勝ちとなる。障害物の配置されたフィールドを舞台に前後左右に移動しつつ、敵と撃ち合い勝敗を競う。6人のパイロットから1人を選択しプレイするが、彼らが乗り込むビークルもそれぞれ性能が異なる。

 戦車さながらの2本のレバーによる移動操作、敵をレーダーと目視で探しつつ、攻撃したり敵の攻撃を障害物を利用するなどして回避する、アーケードにおける主観視点シューティングゲームの代表作の1つといえるだろう。ストイックなゲーム性にほれ込んだプレーヤーが多かったタイトルだ。

 トレーニングモードとコンピューター対戦の2つのコースから選択可能。視点は1人称視点、後方視点のいずれかを選択可能。VCA版での操作形態が気になるところだが、公式サイトにある動画を見ながら、配信を楽しみに待っていよう。



(C)1993 2009 NBGI

(2009年 5月 15日)

[Reported by 佐伯憲司]