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【UBIDAY2017】陸・階・空のレースを楽しめ! 「ザ クルー2」

車、ボート、飛行機がシームレスで繋がる本作ならではの要素を体験

10月9日開催

会場:ヒカリエホール

 「UBIDAY2017」では、2018年春発売予定の「ザ クルー2」の試遊台も出展されていた。試遊はE3で出展された特別バージョンであり、本作の魅力を端的に味わえるモノとなっていた。

試遊台はE3と同じもの。陸、海、空のレースをシームレスで楽しめた
本作の魅力を語るイベントも行なわれた
こーすけさんと、荒木美鈴さんがタイムトライアルで対決

 前作「ザ・クルー」はその名の通りオンラインコミュニティに特化したレースゲームとなっていた。プレーヤー達は全米を舞台に、要所要所をピックアップした広大なマップの中を“クルー”を結成し他のチームと競い合う。スケールの大きなマップとクルー同士の戦いの要素で人気を集めた。

 続編である本作は車だけでなくボートを使った“海”、飛行機での“空”というより多彩で広大な要素を追加。「ストリートレースコミュニティ」、「プロレーシングコミュニティ」、「オフロードコミュニティ」など目的に特化したコミュニティを提示することでより“濃いつながり”を提供していくという。

 試遊台は「ザ クルー2」の陸海空へ広がる要素を体験できた。オープニングムービーからシームレスに都市を舞台としたレースへ。夜の都市を舞台に障害物をどんどんはじき飛ばしながらの過激なレースが展開していく。大きなジャンプ台もあり、感触としてはかなりカジュアル寄りのコースだった。

 レースコースは巨大なブリッジに繋がっていく。そのとき画面がぐるりと回転、世界は夜から昼となり、プレーヤーの視点は車からモーターボートへ移動する。水しぶきを蹴立てての激しいモーターボートレース。こちらもジャンプ台が多数あり、ガンガンジャンプしてのレースだ。そしてそのボートをセスナ機が追い越していくと……空のレースがスタートする。

 空のレースは夕闇迫る都市を飛んでいく。雲1つない夕焼け空と広大な公園の向こうに見えるビル街が見事だ。美しいグラフィックスの風景の中を様々な乗り物で進む本作の特徴が端的にわかる体験版だった。飛行機の操作も車やボートのように直感的にできた。ラダーやヨーの操作など飛行機ならではの操作ができるかなども気になるところだ。

 イベントでは、今立進さん、こーすけさん、荒木美鈴さん、ユービーアイソフト広報の福井蘭子氏が登壇。試遊台と同じバージョンでこーすけさんと荒木さんが対決をした。荒木さんはボートレースでの仕事の経験を活かし、「引き波」という専門用語を披露。イベントでは何でもかんでも引き波に繋げようと盛り上がった。

 荒木さんは練習していたようだが、ステージの上と言うことで実力を発揮できなかったようだ。こーすけさんは荒木さんのプレイを大きく上回ることを宣言、最初の車ではちょっと手間取ってしまったが、ボート、飛行機で好調な運転を披露……しかし目標タイムには届かず、荒木さんに勝ちを譲った。

 「ザ クルー2」は本来はオープンワールドゲームであり、アメリカ全土をモチーフとしたマップを自在に移動しながら、様々なレースに挑戦し、他のクルーと戦いを繰り広げていくゲームとなる。試遊バージョンとはゲーム性が大きく異なるが本作の“可能性”を提示している。今後の情報にも期待したい。

【「ザ クルー2」初回生産限定特典トレーラー】

【ザ クルー2】
陸・海・空と、シームレスにレースが繋がっていく