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ファン歓喜! マクロスΔの一般機「VF-31Aカイロス」が商品化

翼や頭部だけでなく、脚部ミサイルもきちんと再現

2018年3月発売予定



価格:22,680円(税込)

 バンダイ通販サイト「プレミアムバンダイ」にて、アクションフィギュア「DX超合金 VF-31Aカイロス(一般機)」を2018年3月に発売する。価格は22,680円(税込)。受注は10月6日16時より開始される。

頭部の機銃が1本、単眼のセンサーは、VF-1やVF-11、VF-25の一般機を思わせる

 「VF-31 カイロス」は、アニメ「マクロスΔ」の主役機である「VF-31 ジークフリード」と型式は同じであるが別な機体である。VF-31は設計思想の大きく異なる2つの機種が存在しているのだ。ジークフリードは希少な「フォールドクォーツ」の大型のものを使用しており、戦術音楽ユニット「ワルキューレ」の歌声を増幅・中継し、歌にクォーツを共振させることで機体出力もアップさせる「フォールドウェーブシステム」を持ち、ワルキューレを支援する装備を充実させた“特別機”だ。

 一方、カイロスはジークフリードの基になった機体。デザインや変形システムなどは同じだが、量産可能な「フォールドカーボン」を搭載。一時的にパイロットにかかるGを「ISC(慣性蓄積コンバーター)」によって一時的に“蓄積”することで、低減(実際には分散)させる能力を実現しており、移民船団がフォールドクォーツを使って完成させたVF-25と同等か、それ以上の性能を持っている。VF-171に代わる新統合宇宙軍の“次世代機”として、テストされている機体だ。

 「DX超合金 VF-31Aカイロス(一般機)」は星間複合企業体「ケイオス」のラグナ支部で運用されている機体を再現、カラーリングや主翼、頭部などがジークフリードとは異なっている。「マクロス」においては、主役機と量産機がほぼ同じ形状というのが“伝統”であり、一般機の人気も高い。本商品を心待ちにしているファンも多かったのではないだろうか?

 現用軍用機を思わせるカラーリング、地味な雰囲気の頭部など一般機らしい無骨さをきちんと再現、脚部のタンクにはジークフリードとは異なり、ミサイルを搭載している。劇中での足の脛部分からの発射だけではなく、カバーを開けて一斉発射できるイメージとなっている。劇中での印象的な活躍はあまりなかったカイロスだが、人気を集めそうな商品だ。

【DX超合金 VF-31Aカイロス(一般機)】
ショー向けのカラーリングが施されたジークフリードとは大きく異なる、「軍用機の雰囲気」を持ったカイロス