ニュース

「龍が如く 極2」、“嶋野の狂犬”真島のシナリオを公開

バトルシステムも紹介

12月7日 発売予定

価格:
7,590円(税別/通常版)
11,590円(税別/限定版の極み)
プレイ人数:1人

CEROレーティング:D(17歳以上対象)

 セガゲームスは、12月7日に発売を予定しているプレイステーション 4用アクションアドベンチャー「龍が如く 極2」の最新情報を公開した。

 今回は、東城会直系 真島組組長「真島吾朗」の追加シナリオやバトルスタイルのほか、本作のバトルシステムについての情報が公開された。

真島の追加シナリオを紹介

【あらすじ】

2006年2月――

「100億円事件」から約2カ月。
東城会四代目会長・桐生一馬から指名され五代目会長となった寺田行雄は、先の事件で地盤の崩れた東城会を経済面から立て直すべく、「東城会改革」という血の入れ替え施策を進めていた。

手段は問わず稼げる者を積極登用し、稼げない者を排除する。そして最も稼げる者を、現在空位である「若頭」に任命する――

権威の失墜を恐れる古参幹部衆の激しい制止を押し切り、寺田は施策を強行する。結果、不動産の売買で巨額の利益を出していた真島組組長・真島吾朗と、新興勢力である植松組組長・植松彰信が、若頭の座を争う形となる。

その最中、真島組事務所が植松組らしき男達に襲われる。単身、植松組事務所に乗り込む真島。だがそこには、真島の想像を絶する光景が広がっていた――

幹部会の新旧争い:寺田の方針に、古参の幹部衆は激しく反発。幹部会は一触即発の空気に包まれる
緊急幹部会の真島:混沌とする幹部会に遅れてやってきた真島。不敵な笑みを浮かべているが、その理由は……?
近江連合に出向く真島と寺田:寺田と共に近江連合に出向く真島。東城会を守るため、真島はある条件を提示する
真島建設:真島建設の社長として奮闘する真島や、それに翻弄される組員達の姿も描かれる
マコトと真島:真島とマコト。18年という長い年月を経て、2人は奇跡的な再会を果たす

追加シナリオに登場する主要キャラクター

・東城会直系 真島組組長「真島吾朗」

CV:宇垣秀成

 超武闘派の極道として知られ、“嶋野の狂犬”という異名を持つ。予測不能な行動を取ることが多く、敵だけではなく身内を混乱させることもしばしば。それは桐生からも“アンタだけは読めねぇな”と言わしめるほど。現在はある出来事から組員を引き連れて東城会を離れている。

【真島のバトルスタイル】

 真島は、スピードを活かした、変幻自在な攻撃スタイルが特徴。過去の「龍が如く」シリーズで操作できた真島の爽快感を残しつつ、本作は“ドラゴンエンジン”の持つ、攻撃が当たった部位、方向、角度に応じて敵のリアクションが変化するシステムが組み込まれているため、これまで以上に直感的な気持ち良さが得られるバトルになっている。

 真島のバトルスタイルは「鬼炎のドス」を常時装備した、リーチの長い攻撃が特長。桐生とは全く異なる操作感を持っているため、真島ならではのもう1つの“極”バトルが楽しめる。

・東城会直系 植松組組長「植松彰信」

CV:田中美央

 「東城会改革」という血の入れ替え施策を急ぐ寺田に実力を買われ、三次団体の若衆から直系組長に大抜擢された実力者。現在、東城会で最も多くの金を稼いでいる男。空位となっている「若頭」の座を狙っており、同じく若頭候補である真島を敵対視している。

・東城会直系 真島組若衆「川村涼太」

CV:武田直人

真島に憧れ、自ら真島組の門を叩いた若手組員。少しぬけている一面もあるが、人懐っこい性格ゆえ兄貴分達からも可愛がられている。車の運転や身の回りの世話を任されており、真島と常に行動を共にしている。

・東城会直系 飯渕組組長「飯渕 圭」

CV:子安武人

 コンサル出身という異色の経歴の持ち主。圧倒的な知識量と理性的な判断力を持っており、植松と同じく寺田の五代目就任と同時期に直系組長へと抜擢された。植松とは、互いを利用し合う「持ちつ持たれつ」の関係にある。義理人情などの古い価値観にとらわれている古参の幹部衆を嫌悪している。

・マキムラマコト

CV:沢城みゆき

 約20年前、「カラの一坪」を巡る抗争に巻き込まれた女性。事件当時、精神的な原因で一時的に失明していたが、現在は回復。蒼天堀で整体師として働いている。

バトルシステムを紹介

 本作のバトルは、最新のゲームエンジン“ドラゴンエンジン”を用いて、オリジナル版「龍が如く2」から全てを再構築している。オリジナル版のバトルの特長でもあるトンファーやカリ・スティックなどの豊富な武器は本作にも収録される。

 武器の懐への収納や切替など、システムとしての使い勝手を整え、“ドラゴンエンジン”ならではのアクションマッチング(Action Matching)システムや精巧な描写を合わせることにより、“極”クオリティのバトルが展開する。

 また、本作では、基本となる攻撃パターンの改良が行なわれ、新規アクションが追加されている。ラッシュコンボの気持ち良さの追求、さらに “チャージ攻撃”といった新たなアクションを基本コンビネーションに取り入れることにより、バトルの幅が格段に広がっている。

・「懐武器」システム

 本作では、武器を懐に収納しておくことによって、好きなタイミングで好きな武器を使用できる「懐武器」システムが搭載されているため、強敵や大人数を相手にする時に、状況に適した武器を駆使して有利に立ち回ることができる。

通常バトル時の懐武器切り替え画面
懐武器使用のバトル画面

・チャージ攻撃

 「チャージ攻撃」は、一撃で敵を怯ませることができる強力無比な攻撃。ボタンを長押しして“タメ”ることで放つことができる。“立ち状態から”、“走りながら”、“チャージ攻撃からチャージ攻撃へ”と、敵の種類や数、状況に応じて使い分けることが可能。

・古牧流ヒートアクション

 初代「龍が如く」(「龍が如く 極」)に登場した伝説の格闘家、古牧流古武術の正統継承者「古牧宗太郎」が今作にも登場する。古牧と「修行」を行なうことで、古牧流の古武術を体得可能。桐生自身が持つケンカ技とは異なる“柔”の技、古牧流古武術を会得することで戦闘の幅が格段に広がる。

【古牧流奥義「古牧流無手返し」】

 「古牧流無手返し」は、相手の攻撃に対する強力なカウンターヒートアクション。古牧との修行で会得できる。前後左右、どこから攻撃されても、変幻自在なカウンターを与える全方位攻撃で、相手の力の動きを見極めて、強力無比な一撃を叩きこむ奥義。

古牧との修行シーン
古牧から習得するヒートアクション

・“馴染み”ヒートアクション

 “馴染み”ヒートアクションは、桐生と、いわゆる“顔馴染み”となった人が、敵とのバトルにおいて協力してくれるアクション。店のおじさんや街の住民などが、商売道具を貸したり自ら体を張ったりして、桐生のバトルをサポートしてくれるという個性豊かなものとなっている。

 あつあつラーメンは、九州一番星に通って店長と仲良くなることによって繰り出すことができる、熱々のラーメンで敵にダメージを与える“馴染み”ヒートアクション。この他にも神室町、蒼天堀の様々なお店で“顔馴染み”になることが可能。

熱々のラーメンお待ちどお!

・新ヒートアクション

 今作でも、あらゆる場面で繰り出せるヒートアクションが登場する。「龍が如く6 命の詩。」でリニューアルされたヒートアクションに加え、さらに様々なド派手な技が追加されるため、状況や地形を活かした、爽快感抜群の多彩なヒートアクションを繰り出すことができる。

新ヒートアクション
Amazonで購入