２つの世界を脅かすウルトロンΣの脅威！「マーベル VS. カプコン：インフィニット」

　カプコンは、プレイステーション 4/Xbox One/PC用ファイティングアクション「マーベル VS. カプコン：インフィニット」を、9月21日に発売する。価格はPS4版のパッケージ版が6,990円（税別）。またPS4のデジタル版が6,472円（税別）、Xbox Oneのデジタル版が6,481円（税別）、PCのデジタル版が6,372円（税別）。

　発売日の発表にあわせて、本作のパッケージアートも公開された。背後からすべてのヒーローたちを見下ろすウルトロンΣの存在が描かれたパッケージには、ここから始まる壮絶な戦いを予感させるようなデザインになっている。

　今回は、本作の登場キャラクターやゲームシステムなどが公開されたほか、シリーズ初の「シネマティックストーリーモード」の体験版が、PS4版とXboxOne版にて6月13日から配信を開始した。

「シネマティックストーリーモード」を紹介

　シリーズ初の「シネマティックストーリーモード」が登場する。すべての生物の抹殺をもくろむウルトロンΣ（シグマ）と、それに立ち向かうマーベルとカプコン、2つのユニバース（世界）のヒーローたちの活躍が、かつてないスケールで描かれる。

　ウルトロンΣ、それはマーベルユニバースのヴィラン（悪役）「ウルトロン」と、カプコンユニバースのレプリロイド「シグマ」が融合して誕生した、究極の存在。

　ウルトロンΣは、インフィニティ・ストーンの力を使い、マーベルとカプコン、2つのユニバースを融合、まったく新しいユニバースを作り出すことができる。

　2つのユニバースから集まったヒ―ロ―たちは、ウルトロンΣの野望を阻止すべく立ち上がるが、その力は強大かつ絶大で、厳しい状況に置かれたヒーローたちは、「サノス」……狂えるタイタン人（マッドタイタン）とも呼ばれる男に助けを求める。

　悪名高き宇宙の帝王「サノス」は、この戦いの行方をどこへといざなっていくのか？

【スクリーンショット】

キャラクター紹介 （MARVEL）

　「マーベル VS. カプコン：インフィニット」には、2つのユニバースから集まった多くのヒーロー、ヴィランが参戦している。今回は、サノスを始めとした8キャラクターが戦いのメンバーに加わることが決定した。

【サノス Thanos】
　「狂えるタイタン人」の異名を持つサノス。「死」の概念に魅入られ、絶対的な力に固執する彼は、あらゆる人体改造を経て、どのタイタン人よりも強力で無慈悲な存在となった。

　強大で危険な敵として君臨するも、6つ全てのインフィニティ・ストーンを手に入れることにより、世界を救う側に回ることになる。彼のストーンに関する知識は、ウルトロンΣを倒すカギとなっていく。

【サノス Thanos】

【スクリーンショット】

【ガモーラ Gamora】
　ガモーラは、種族の最後の生き残りである。彼女は幼くしてサノスに拾われ、冷酷な暗殺者として育てられた。しかし後に育て親に逆らい、弱い者を助けるために戦士としての力を使う。

　「宇宙一危険な女性」と呼ばれるガモーラは現在ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーと行動を共にしており、強力な武器の数々を手に戦っている。

　しかし彼女の1番の武器は、やはりあのサノスとのつながりかもしれない。

【ガモーラ Gamora】

【スクリーンショット】

【ノヴァ Nova】
　本名は、リチャード・"リッチ"・ライダー。通称「ノヴァ」は、銀河の平和を維持する宇宙警察組織「ノヴァ・コーズ」の地球人メンバー。

　ヒューマンロケットと呼ばれるスピードとパワー、さらに宇宙警察としての経験は、ウルトロンΣ侵略の抑止に欠かせない存在となるだろう。

【ノヴァ Nova】

【スクリーンショット】

【ドクター･スティーヴン･ストレンジDoctor Stephen Strange】
　本名は、スティーヴン・ストレンジ。彼は、利己的な性格の天才脳外科医だったが、交通事故により手に大怪我を負ってしまう。世界中を捜し回り治療を試みる最中、彼はエンシェント・ワンという魔術師に出会い、人のために力を使うことを教わる。

　この教訓をもとにスティーヴンは、魔術の修業を重ね、「ドクター･スティーヴン･ストレンジ」として「ソーサラ―・スプリーム」という称号を授かり、地球を魔法の脅威から守る初の魔術師となった。彼の魔法は、ウルトロンΣとの戦いでも活躍を見せてくれるだろうか。

【ドクター･スティーヴン･ストレンジ】

【スクリーンショット】

キャラクター紹介（CAPCOM）

【ゼロ ZERO】
　ゼロもまた、エックスと同じく制作者不明の謎多きロボット。対峙した相手の技や能力を我が物とするラーニングシステムが特徴だが、エックスとは異なる系統の技術が使われている。

　人間と人間的思考回路のあるロボット「レプリロイド」が共存する未来で目を覚ましたゼロは、邪悪なウイルスにより社会に危害を加える存在になっていた。

　当時はそこにシグマが現われ、ゼロの暴走を止めた。この世界では立場が逆になり、ゼロは平和のために戦うイレギュラーハンター、シグマは平和を脅かす悪の存在となってしまった。人間を守るため、ゼロはウルトロンΣに立ち向かう。

【スクリーンショット】

【スペンサー Spencer】
　本名は、ネイサン・スペンサー。戦争の英雄スペンサーは、武器と伸縮自在なフックの機能を併せ持つ「バイオニックアーム」を扱う男。

　しかし戦後、政府はバイオニック技術を違法化、アームで英雄になったスペンサーは死刑判決を受けてしまう。そしてさらにその後、スペンサーの力を必要とする脅威の登場によって、判決は覆された。

　今回は生物の機械奴隷化を目論むウルトロンΣを止めるため、レジスタンスと共に動き出す。

【スクリーンショット】

【ダンテ Dante】
　伝説の悪魔スパーダの息子であるダンテ。悪魔の血を半分引く彼は、便利屋「Devil May Cry」の名のもとに、人間を脅かす悪魔を排除するハンターとして活動している。

　力を良い事に使うという父の意思を継ぐ青年。最大の敵はウルトロンΣだが、この世界には他にも凶悪な敵が存在している。ダンテはそれらの脅威に対抗できる最高のハンターだ。

【スクリーンショット】

【アーサー Arthur】
　本名はアーサー卿。アーサーは、プリンセス・プリンプリンに仕える騎士。王家の血を引く唯一の人間であるプリンセスは、暗黒魔界の魔物に襲われたびたびさらわれてしまう。

　だが騎士アーサーは、何度でもプリンセスを救い出す。アーサーは聖なる武器や防具を巧みに扱うが、1番の力は、プリンセスへの献身的な愛。正義のために魔物に立ち向かう姿には恐れ入る。彼は皆に光を照らし、皆に希望を与える存在となってくれるだろう。

【スクリーンショット】

シリーズが初めてでも楽しめるゲームシステムの紹介

　本作は、シリーズで定番のタッグバトルシステムを継承しながらも、ボタン連打だけで繰り広げられる「オートコンボ」、ボタン1つで出る「イージーハイパーコンボ」など、初心者でも「カッコいい」バトルを楽しむことができる。

　コマンド入力を極めればより高度なバトルを楽しむこともでき、初心者から上級者まで、自分の腕に合わせて楽しむことができるのが本作の特長の1つ。

　今回は新たなシステムとして「パーフェクト・アドバンシング・ガード」と「オートコンボ」が登場する。

　「パーフェクト・アドバンシング・ガード」は、飛び道具をガードした直後に任意の2つの攻撃ボタンを押すことにより、攻撃を跳ね返すことができるもので、「オートコンボ」は、弱攻撃のボタンを連打するだけで、今までにない手軽さで各キャラのコンボを繰り出すことができる。

【スクリーンショット】

パートナーシステムとは

　好きなキャラを選んでのチームバトルはそのままに、前作の3on3から、2on2へ変更となっている。初心者でも遊びやすくシンプルになっているが、インフィニティ・ストーンの要素（後述）で戦略性はアップしている。

【アクティブスイッチ】
　パートナーの切り替えは、1ボタンでいつでも可能。技中でも可能なので、切り替えるタイミングを覚えるだけで、強力なコンボを決めることができる。

【カウンタースイッチ】
　操作中のキャラが攻撃を受けている時やガードをしている時も、ゲージを消費してカウンタースイッチを使うことにより、パートナーに切り替えることができ、バトルの流れを変えて反撃に転じることもできる。

インフィニティ・ストーン

　ゲーム開始時に、自分のバトルスタイルに合った「インフィニティ・ストーン」を選ことができる。

　インフィニティストーンには、いつでも使える「インフィニティ・サージ（Infinity Surge）」と、目を奪う演出と強力な攻撃が楽しめる「インフィニティ・ストーム（Infinity Storm）」があり、それらを駆使しルールをぶち破る戦闘を楽しむことができる。

デジタル版、「スタンダードエディション」、「デラックスエディション」予約受付中。

　デラックスエディションには、シグマ、そして今回発表された「ブラックパンサー」を含めた6体のDLCキャラを入手できるキャラクターパスが付いてくる。特別なエクストラコスチュームもついてくるお得なパッケージとなっている。

【スタンダードエディション】
　・ゲーム本体のみ
　・特典：エクストラコスチューム
　　ウォーリアー・ソー
　　殺意の波動に目覚めた"リュウ“

【デラックスエディション】
　・ゲーム本体＋DLCキャラクターパス
　・特典：エクストラコスチューム
　　グラディエーター・ハルク
　　「ロックマンＸ コマンドミッション」"X"
　　ウォーリアー・ソー
　　殺意の波動に目覚めた“リュウ”