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【東京おもちゃショー2017】ソニー、トイ・プラットフォーム「toio」を発表
2つのキューブで子供達の創造力を刺激する、最先端トイ
2017年6月1日 13:33
ソニーは東京おもちゃショー2017にて、体感型トイ・プラットフォーム「toio」を発表した。「toio」は12月1日発売で、価格はオープンで、実売価格は「toio」が2万円前後、対応タイトルの「トイオ・コレクション」が5,000円、「工作生物 ケズンロイド」が4,000円前後を予定している。
「toio」は、2つの「toioコアキューブ」と、2つのリング型の「toioリング」、そしてカートリッジを差すことができる「toioコンソール」から構成される。コアキューブはロボットであり、画像を読み込ませることで様々な動きをさせることが可能で、子供達の想像力で遊びを大きく膨らませる玩具となっている。
コアキューブはお互いの位置を把握するセンサーが搭載されており、1つがもう1つを追いかけたり、磁石のように反発させたりと、お互いの位置を認識させた遊び方ができる。コントローラーを傾けることでラジコンのように操縦することもでき、2つのコアキューブで相撲のような遊びや、追いかけっこもできる。
ソニーは発売日に「トイオ・コレクション」、「工作生物 ケズンロイド」という2つの対応タイトルを発売する。「トイオ・コレクション」は、様々な遊びが楽しめるゲーム集で、コアキューブの上に様々なモノをのせて戦う「クラフトファイター」をはじめ、おはじきのようなモノをぶつけて相手の陣地にコアキューブを向かわせるゲーム、矢印の画像を読み込ませてコアキューブを誘導するゲームなど5つのゲームを楽しむことができる。
「工作生物 ケズンロイド」は、「ピタゴラ装置」などを手がける「ユーフラテス」監修で、コアキューブが絵本に描かれた様々な生き物になる。2つをテープに繋げて尺取り虫のように動かしたり、まるで人間の足のように動かすこともできる。さらに1つのキューブの上に丸い目玉のようなモノを置く事で、つねにもう1つのキューブを監視するような不思議な“生き物”を作り出すことができる。
発表を行なったプロジェクトリーダーの田中章愛氏は、子供達に向け、創造的な遊びを作り出したかったと語った。キューブは上に様々なモノをのせることで色々なキャラクターになるし、まるで電車のつり革のようなコントローラーは、ゲームコントローラーのように両手でしっかり握るモノではなく、片手にコントローラを持ったままもう一方の手で色々なものを動かしたり、輪に手をかけて両手で遊べるような使い方をするという。これらは200人以上の子供達に触ってもらったところから生み出された形とのことだ。
「toio」は、今回の2つ以外にも今後様々な対応タイトルが発売される予定で、LEGOやバンダイ、ソニー・ミュージック・エンターテイメントなどと協力したタイトルも発売していく予定とのことだ。今後の発表にも注目していきたい。
































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