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CESA、「2017CESA一般生活者調査報告書」発刊・発売開始

ゲーム全体の継続プレーヤー人口は4,614万人に

3月27日 発売

価格:6,480円(税込)

 一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は、2016年の一般消費者を対象としたゲーム利用などに関する調査結果をまとめた報告書「2017CESA一般生活者調査報告書~日本ゲームユーザー&非ユーザー調査~」を発刊し、3月27日より全国の政府刊行物取扱書店などで販売を開始した。価格は6,480円(税込)。

 「2017CESA一般生活者調査報告書~日本ゲームユーザー&非ユーザー調査~」は、「CESAゲーム白書」の基礎データとなる「一般消費者のゲーム利用・ライフスタイル」に関する調査結果をA4版でまとめたもの。

 調査は、日本全国に在住する3歳から79歳の一般生活者を対象に調査が実施され、有効回収数は、2,765サンプルに及んでいる。

 この調査結果をもとに全人口へ拡大推計した数値報告書が本文228ページにわたりまとめられ、第1章が「調査ガイド」、第2章は「一般生活者のゲームプレイ動向」について、第3章は「家庭用ゲームのプレイ動向」、第4章は「汎用ハードウェアおよびアーケードゲームのプレイ動向」、そして最終章の第5章では「一般生活者のゲームに対する認識/知識」となっている。

調査報告の一部を紹介

【一般生活者の家庭用ゲーム機所有者】
 自宅に家庭用ゲーム機を所有し、ゲームマーケットの顧客となり得る人たちを「家庭用ゲーム機所有者」、家庭用ゲーム機をプレイすることがある人たちを「家庭用ゲームアクティブユーザー」、家庭用ゲームを継続的にプレイしている人たちを「家庭用ゲーム継続プレーヤー」と定義し、分類したところ、「家庭用ゲーム 機所有者」では5,326万人、「家庭用ゲームアクティブユーザー」では2,944万人、「家庭用ゲーム継続プレーヤー」では、1,640万人という結果となっている。

【ゲーム全体の継続プレーヤーの人数】
 ゲーム全体(家庭用ゲーム、PC用ゲーム、スマートフォン/タブレット用ゲーム、携帯電話用ゲーム、アーケードゲーム)のいずれかを継続してプレイしているユーザーを調べたところ、4,614万人という結果となり、また5つのハードウェア別に継続プレーヤーを比較したところ、「スマートフォン/タブレット用ゲーム」継続プレーヤーが最も多く、3,366万人と推計されている。

【家庭用ゲーム機の保有率】
 自宅にある家庭用ゲーム機について、どの機種を保有しているかの問に対して、保有率1位となったのは「ニンテンドー3DS」で28.1%(2015年:25.5%)という結果となり、2位は「ニンテンドーDS」で、25.5%(2015年:26.8%)。

 更に回答者自身がプレイするゲーム機種の問に対しては、プレイ率1位は、「ニンテンドー3DS」で、14.0%(2015年:13.3%)で、2位は「Wii」で10.8%(2015年:11.9%)という結果が出ている。