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いつでもオンライン対戦で遊べるスポーツアクションゲーム「プロ野球バーサス」

全国のプレーヤーや友人とリアルタイムで対戦しよう!

今春 配信予定

価格:基本プレイ無料アイテム課金制

簡単操作で熱い野球をプレイ可能な「プロ野球バーサス」

事前登録ページのQRコード

 コロプラは3月23日、本社のある恵比寿ガーデンプレイスタワーで発表会を開催し、新しいスマートフォン向けのゲームアプリ「プロ野球バーサス」を公開した。配信は今春を予定しており、本日16時よりLINE@アカウントにて事前登録を受け付けている。

 「プロ野球バーサス」は“スポーツアクションゲーム”。プレーヤーは好きな球団を選び、いろいろな選手を育てて自分だけのチームを作り、試合することになる。同社取締役 サービス統括本部長であり開発責任者の石渡亮介氏は本作について、「ユーザー同士の対戦に注力して開発した」と語る。投手が投げてバッターが打つという対戦を、オンラインであれば対戦を楽しめるのがこのゲームだ。

 本作に登場するのはすべて実名の選手。それだけでなく、新井選手がバットを投げるようなシーンも再現されているなど、ディテールにもこだわって作られるという。球場についても同じで、広告の細部にわたってまで再現されている。もちろん、広告が変わったときには対応するそうだ。

 実名で選手が登場するので、様々な球団からお気に入りの選手を集めてスタメンを作ることも可能。そこから選手を育成して強くすることもできる。

 なお、本作はプレイ料金無料のアイテム課金制。ただし「従来あるような“ガチャ”に頼るのではなく、選手を獲得できるようなマネタイズ方法を採る」(石渡氏)とのことだ。

 このほかのゲームシステムだが、対戦のほかにも選手になって遊べるモードと、監督になって遊べるモードの2種類が用意される。1人でも十分に楽しめるゲームになりそうだ。ちなみに試合時間は10分を切る程度の長さになる予定だ。また、引退した選手などが導入されるかということについては、今後の企画として検討していきたいと語った。

 最後に本作の魅力について石渡氏は「選手の視点で言うと、投げた、打ったというときと、はまったときの気持ちよさ、『やった!』という喜びを感じられるほか、監督として『選手をここで替えよう』といった采配の妙が体感できる」と語った。

コロプラ取締役 サービス統括本部長 石渡亮介氏
タップとフリックで投球、バッティングが楽しめる
選手たちは実名で登場するほか、球場も忠実に再現
チーム編成や選手育成も楽しめる

テストプレイをしてみました

 発表会終了後には、テストプレイの時間も設けられていたので、実際にプレイした感想を述べていこう。ただし残念ながらスクリーンショットを撮ることができなかったので、コロプラから提供された画面を紹介していく。

 今回は友達同士の対戦と思われる、ルームを作っての対戦を試した。相手が作ったルームに、ルームナンバーを入力して参加すると対戦できる。筆者はまず先行から。ピッチャーが投げたボールが手元に近づくと、どのあたりにボールが来るのかわかる〇マークが出るので、そこにポイントをドラッグして合わせて、上にフリックすることでバットを振ることができる。しかし最初のうちはポイントを動かして、フリックという動作がもたついてしまい、「(バッティングが)早い」、「遅い」とメッセージが出て空振りになることが多かった。何とか慣れてきたのは3回になってからだろうか?

 ピッチングだが、「ストレート」、「シンカー」など4種類の球種を選び、コースをドラッグで決めた後はバーが表示されて、青色のゾーンに来たときにタップすると、狙い通りの球が投げられる。青色以外でバーを止めてしまった場合は、コースが甘くなったりと思い通りの投球とはならない。なおピッチングの時には、相手バッターの得意なコースが赤、不得意なコースが青で表示されるので、そこを狙って投げることも可能だ。

 また投手にはこれまでの野球ゲームにあったような疲労度が設定されているようで、長く投げていると汗をかき、疲れていることがわかるようになっている。逆に燃え上がるようなオーラをまとう時もあるが、これはスタミナ値が相手に勝っている場合に表示されるとのことだ。

バッティング。打点(ベース上のマーク)を合わせてタイミングよく上にフリックする
こちらはピッチング。9個のゾーンが別れているので、狙いを決めて投げる

 ちなみに試合だが、3回までがプレイできる回数で、その時点で0対0だった場合はタイブレーク方式での試合となり、ノーアウト1、2塁からのスタートとなる。体験プレイの時にはお互いに不慣れだったためか3者で終わってしまうことが多く、タイブレークに。次第に球がバットに当たって前に飛んでいくようになるが、華麗な守備を見せられてアウトになることも多かった(ただし守備はオートで行なわれる)。結果としては6回の裏にヒットを決められて負けてしまった。試合時間はちょっと長いと感じたが、確かにプレゼン時に語られたように10分程度だったろうか。

細かいところまで再現されている球場
フレンド対戦の様子
このようなドリームチームを作ることもできる

 なお体験は試合のみで、選手の育成などは試すことができなかったのだが、画面を見る限りでは、投手の場合は「ストラックアウト」のようなプレートに投げて、ピッチング精度を高めたりすることができそうだ。

 このように本作はプロ野球ファンだけでなく、ちょっとでも野球に興味を持っている人であれば十分に楽しめるゲームだ。面白そうだと思った場合は、事前登録をしてみてはいかがだろうか。

選手の育成をすることも可能
選手は実名で登場