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「BTOOOM!オンライン」配信開始! リリース発表会を開催

原作の“爆弾ゲーム”をスマホゲーム化。配信後の計画も公開

2月28日 配信

ダウンロード:無料

利用料金:無料

ビジネスモデル:アイテム課金制

 アソビモは2月27日、iOS/Android用ステルスボンバーアクション「BTOOOM!オンライン」のリリース発表会を秋葉原UDX THEATERにて実施した。

 「BTOOOM!オンライン」は、漫画雑誌「月刊コミック@バンチ」にて連載中である井上淳哉氏の漫画「BTOOOM!」のゲーム化作品で、原作と同様に「BIM」と呼ばれる高性能爆弾を用いて敵を攻撃するというTPSタイプのゲームとなっている。配信は2月28日より開始されている。

【【公式】BTOOOM!オンライン【イメージPV】/【Official】BTOOOM! ONLINE【Image Video】】
【【公式】BTOOOM!オンライン【イメージPV 第2弾】/【Official】BTOOOM! ONLINE【the 2nd version of Image Video】】
「BTOOOM!オンライン」プロデューサーの林雅人氏
「ホーム」ではゲームに参加したり、アバターのカスタマイズなどが行なえる
メインコンテンツは「公式戦」。6~8人(マップにより異なる)のランダムマッチで、上位入賞を果たせばゲーム内で役立つアイテムが入った「ケース」を報酬として受け取れる
入手したスキルユニットはパズル的な感覚でセッティングを行なう
キャラクターカスタマイズでは性別、顔、髪型、髪色、肌色、体型など細かい設定が可能
BGM・SEはサウンドデザイナーの蛭子一郎氏が担当。あの蛭子能収氏のご子息だ

 発表会では、本作のプロデューサーである林雅人氏が登壇し、「BTOOOM!オンライン」についての解説が行なわれた。

 本作は、制限時間内にBIMを用いて相手を倒し、その際に獲得できる「チップ」を集めて最終的にもっとも多くのチップを集めたプレーヤーが勝利となるというもの。ただし、チップは戦うだけでなく、「Cデータ」というものから生成したり、「金の物資」と呼ばれるアイテムを獲得することでも入手可能となっており、林氏はこの「必ずしも戦わなくても1位を目指せる」部分が、本作の最大の特徴であると述べた。

 ゲームの流れとしては、「公式戦」をこなして上位入賞を目指し、報酬である「ケース」からスキルなどを獲得し、キャラクターを強化してまた公式戦へと挑む……という形になるという。

 また正式リリース開始にあたって、いくつかの新要素も発表された。まず、新マップとして「市街地」と「監獄」の2種類を追加。市街地は一見開けている地形だが、車や建物の陰などに隠れたりできるほか、建物の上から狙い撃ちするような戦い方が可能。一方の監獄は、ジャングル内で視界が悪く、高低差もない。ただし、BIMにより破壊できる壁がさまざまな場所に配置されていて、それを破壊あるいは破壊せずに残すといったことができ戦略的な地形となっている。

 また、アバターも豊富な種類が登場する。まずはリリース時に原作キャラクター「サカモト」と「ヒミコ」のアバターが追加される。その後も、原作者の井上氏描き下ろしによるオリジナルデザインのアバターが登場予定。ゲーム内に登場するキャラクターのボイスは、坂本竜太役に本郷奏多さん、ヒミコ役に三森すずこさん、鷹嘴役に高橋名人が起用されるなど、アニメの声優陣がそのまま参加しているほか、新たに逢坂良太さん、照井春佳さん、子安武人さん、徳井青空さん、杉田智和さんらのボイスが選択可能となる。

 正式リリース後の改善点や、今後のアップデート計画についても発表があった。過去に行なわれた期間限定テストからの改善点としては、カメラ周りを中心とした操作性の向上を実施。また、「わかりやすさ」を重視して、スキル操作の改善も合わせて行なわれている。その他にも期間限定テストでの要望を受けて、チーム戦、近接攻撃、ストーリーモードなどが実装予定であるとも述べた。

 正式リリース後においては、プレーヤーを補助するサポートキャラクターとして「オペレーター」の実装を予定しているという。こちらはプレーヤーキャラクターと同様に見た目を自由にカスタマイズ可能で、バトル中はボイスによるナビも行なってくれるというもの。ほかにも「支給品」を豪華にしてくれる「スポンサー」を探すといった役割も持つなど、さまざまな機能が予定されているようだ。

 さらに会場では、井上氏、高橋名人、コスプレイヤーの五木あきらさん、お笑い芸人「野性爆弾」が登壇し、トークショーも実施されたほか、最後にはプロデューサーの林氏より「本作がアプリ売り上げランキング5位以内に入ったらアニメ2期制作!」というサプライズコメントも出された。原作者も大プッシュする仕上がりになっているようなので、気になる方はぜひチェックしていただきたい。

「BTOOOM!」原作者の井上氏。連載前の企画段階では漫画ありきでゲームシステムはまったく練られていなかったという。そこから何度も熟考を重ね、漫画内に現在のゲームシステムを構築できたことでストーリーにも芯が通ったとのこと
「BTOOOM!」に登場するキャラクター、鷹嘴の声優として出演した高橋名人は、「鷹嘴を見た瞬間俺だと思った。テレフォンサービスの声でやってくれと言われ、すんなり合わせることができた」と語った
完成度の高いコスプレを披露した五木あきらさん。井上淳哉先生から「ダメ出しできるところがないぐらい素晴らしい」と褒められる一幕も。「制服がボロボロになったヒミコのコスプレなどもしてみたい」と意欲的なコメントも
「爆弾」つながりということでゲストに呼ばれ、ネタも披露した「野性爆弾」の2人