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【闘会議2017】「ぷよぷよ!!クエスト」で“闘会議CUP”を開催

古川未鈴さんと夢眠ねむさんがスペシャルサポーターとして登場

2月11日~12日 開催

会場:幕張メッセ

魔導石をかけて戦い抜く「闘会議CUP」

 2月11日~2月12日の期間、千葉・幕張メッセにて開催された「闘会議2017」。会場内の「熱っ!セガアプリブース」では、2月12日に「ぷよぷよ!!クエスト」のイベント「タイムアタック&バトル選手権“闘会議CUP”」が開催された。会場には多くのファンが集まり、まずはタイムアタックで予選大会を開催。そこから上位16名を決勝大会のメンバーとして、ステージでの「バトル」が繰り広げられた。

 報償だが、予選を勝ち抜いた段階で魔導石を100個もらえる。そして3位になるとプラス100個、2位だとプラス150個、1位になった場合はプラス240個がもらえる。

 決勝に進んだ16人だが、男性11人、女性5人という構成。この手のゲーム大会にしては、女性が意外と多い印象だ。タイムアタックでは指定したデッキ構成でのプレイだったが、決勝からは自分で選んでデッキを構築し、戦うことになる。

決勝に進んだ16人
進行はおなじみの細山田水紀プロデューサー(右)と大河原あゆみさん

 試合は実力が伯仲する対戦が多く、最後の3秒で逆転勝ちをするなど、目の離せない対戦が続いた。細山田氏も「ほぼ互角ですね!」という声がたびたび響く。予選16位の人が予選1位の人に勝ったということも起きた。「(決勝は)総合力なので」と細山田氏。

 決勝戦に出たプレ-ヤーは個性が様々。闘会議2017のスポンサーである「モンスターエナジー」を持ってプレイする人や、「夜勤明けで眠いです」とコメントする人、「車の罰金を取られました」なんて逸話を披露する人も。

実力が拮抗する戦いに
画面に向かって真剣にプレイ

 1回戦が終わり8人に絞られたところで、スペシャルサポーターとして「でんぱ組.inc」の古川未鈴さんと夢眠ねむさんが登場した。出場者のプレイを見て「あんなに消えるんだ」と夢眠さんは思ったそうだ。古川さんはゲームアイドルとしても活躍しているが、「ぷよぷよ!!クエスト」だけは夢眠さんに勝てないのだという。

 なお1回戦を勝ち抜いた人は赤と緑のチームに分けられ、赤チームは古川さん、緑チームは夢眠さんが応援するという形に。トーナメントが終わったら、古川さんか夢眠さんが細山田氏にチャレンジするのだが、どちらが対戦するかは赤か緑のプレーヤーが勝つかで決まる。

古川未鈴さん(左)と夢眠ねむさん(右)
1回戦を勝ち進んだメンバー
赤と緑のチームに分かれて戦う
古川さんが赤、夢眠さんが緑のプレーヤーを応援
「レディーゴー!」のかけ声で対戦開始
1回戦にもましてシビアな戦いが繰り広げられる

 そして勝ち上がったメンバーでの準決勝へと舞台は移る。緑と赤のプレーヤーが2人ずつというバランスのよい構成になった。

 まずはみにぴかさんとブレーキさんの戦い。途中までお互いこれもまた拮抗した戦いとなったのだが、終了22秒前となったところで、みにぴかさんが連鎖によるダメージをブレーキさんに与え、なんと一気に勝つといった展開に。

準決勝戦はこのメンバーに
みにぴかさん(左)とブレーキさん(右)の準決勝戦
最後の最後でみにぴかさんが勝った
「緊張した」と語るみにぴかさん

 そしてもう1つの準決勝、早苗さんとヘガガガさんの戦いに移る。ヘガガガさんは、先ほど少し紹介した、自動車で罰金を取られたという人。無表情にプレイする姿がニコ生ユーザーにも温かく受けいられていた。

 しかし勝負は優勢を保っていた早苗さんの勝ちに。「ヘガガガさんが力が抜けている」と古川さん。

 そして勝利者にインタビュー。早苗さんは「ここまでよくできたのは自分でも驚いている」とコメント。ヘガガガさんにインタビューすると「いつもはタブレットなので」と言い訳。「罰金払います」と語った。

早苗さん(左)とヘガガガさん(右)
ヘガガガさんの画面が一瞬ホーム画面になるというハプニングも
ポイントを着々と決めていく早苗さん
そして順当に連鎖を決めて優勢を保っていた早苗さんが勝利する
爽やかなコメントを残した早苗さん
魂が抜けてしまったヘガガガさん

 そして次は、ヘガガガさんが残り、先ほど破れたブレーキさんとの3位決定戦に。モンスターエナジーを常に持ってプレイしたブレーキさんと、罰金のヘガガガさん。どちらもキャラが濃い。対戦だが、お互い負けた同士だからか、どうしても連鎖が続かない。

 途中はブレーキさんが優勢に。しかし次第に連鎖を決めていくヘガガガさん。優勢になったところで0秒を迎え、最終のダメージがどのように与えられたのかに勝敗の行方がかかったのだが、ヘガガガさんの与えたダメージが上回り、ブレーキさんばたんきゅー。

 勝ったヘガガガさんは、ここでようやく笑顔を見せた。「逆転したときに盛り上がったので泣きそうになりました」とコメントを残した。「記憶に残る戦い」と夢眠さん。

ここまで来るとどちらが勝ってもおかしくないほど
序盤はブレーキさんが優位
しかし次第に押していくヘガガガさん
残り0秒での最終ダメージで、ブレーキさんを倒したヘガガガさん
うっすらと笑みを浮かべるヘガガガさん
ステージ上ででんぱ組.incの2人を撮影したブレーキさんは、「写真は消しました」とコメント

 そして最後は、緑チームのみにぴかさんと、赤チームの早苗さんによる決勝戦へ。どちらの色が勝つかで、細山田プロデューサーへの挑戦が、古川さんなのか、夢眠さんなのかが決まる。みにぴかさんは予選10位、早苗さんは予選2位での勝ち上がりだ。

 みにぴかさんは「最後までこれたので、最後の1回頑張ります」と話し、「ここまで来たら最後は勝ちたい」と早苗さん。

 そしてバトルスタート。奇しくも似たようなデッキ構成となる2人。序盤からリードするみにぴかさん。「まだまだ時間はありますよ!」と細山田氏から声がかかる。しかしみにぴかさんは終始押し気味に進めていく。最終的には残り24秒となった時点で、みにぴかさんが早苗さんを寄り切る形となった。

 早苗さんは「ここまでこれたのも出来がよかった。楽しかった」と話し、みにぴかさんは「ミスがあったのですが運良く落ちてくれたのかなと」と語った。

ついにここまで来ました
この2人で決勝戦を戦う
序盤からのリードを保つみにぴかさん
みにぴかさんが優勝!
バッグがトレードマークになっていたみにぴかさん
「自分の信念のために戦った」と、今日1番の笑顔を見せたヘガガガさん
3位のヘガガガさんを加えて記念撮影

 さて細山田氏との戦いである。緑チームが勝ったので、挑戦権は夢眠さんに。そして夢眠さんが勝ったら「何か」のご褒美をあげることに。会場からは「CM!」という声がかかるが、「会社の稟議が必要なので」とリアルに答える細山田氏。ただし“ハンディ”として、古川さんがピコピコハンマーやハリセン、マジックハンドなどで細山田氏を攻撃して妨害することとなった。ということで、レディーゴー!

 「マジで緊張する!」と叫びながらプレイする夢眠さん。古川さんは楽しそうに細山田氏を攻撃。1番の笑顔が見られたような気がした。しかし攻撃しているにもかかわらず、4連鎖まで決めてくる細山田氏。頑張れの声が会場からもあがる。攻撃の甲斐があってか、無事夢眠さんが勝利を収めた。何がもらえるか、についてはスタッフと協議して、Twitterで告知されることとなった。

かけ声をかけながらも、目は画面に釘付けになっている細山田プロデューサー
まずはピコピコハンマーで攻撃
「リアルおじゃまぷよ」で攻撃
マジックハンドでの腹肉つかみ
1番効いていたのがヘビ攻撃。「ヘビ嫌いなので」と細山田氏
夢眠さんの勝利!

 今日の感想について古川さんは「どのゲームでも大会って緊張すると思うんですよ。でもそんなプレッシャーに打ち勝って素敵なプレイを見せてくださって楽しかったです。こんなに人を殴ったのは初めてだなと思いながら楽しく過ごしました(笑)」。「大会のプレイも楽しかったですが、それぞれ素敵な人がぷよクエを楽しんでいるんだなとわかった」と夢眠さん。

 と、これでコーナーが終わるかに見えたが、「時間がまだ余ってるので、2人で対戦する?」と細山田氏から提案が。「やりたいやりたい!」と夢眠さんが答え、スタッフにも確認したところまだやれる、となり、古川さんと夢眠さんの対戦が実現した。「生まれて初めてねむさんに勝つ」と古川さん。

 勝負はまったく互角。どちらかが優勢になると、そのあとすぐに持ち直すといった感じ。しかし試合が動いたのは残り21秒あたり。優勢を保っていた古川さんに、夢眠さんの5連鎖が炸裂。一気に形勢を逆転した。そしてその状態のままタイムアップになり、夢眠さんが勝利!

古川さんと夢眠さんの対決が実現
真剣にセッティング。夢眠さんは上着を脱いだ
そして対戦へ
ほぼ互角の戦い
このあたりが勝負の分かれ目。まだ古川さんが優勢だが……
5連鎖により一気に形勢を逆転する夢眠さん
そのままタイムアップ。夢眠さんの勝ち
変顔で勝利を喜ぶ夢眠さん

 「なかなか連鎖が続かなかったなというのがちょっと。地味な対戦を見せてしまったかな」と古川さん。「ぷよぷよでしか未鈴ちゃんに勝てないので、ここで負けたら勝てるゲームが1個もなくなるんですよ!!」と語る夢眠さん。「楽屋でやろうよ!1週間に1度対戦して、勝ったらジュースをおごる!」(夢眼さん)。

 最後にハプニングが起きたエキシビションマッチで、コーナーは終了した。