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「アークザラッド」、「ワイルドアームズ」、名作RPGシリーズがスマートデバイスで蘇る!

Reboot Projectで完全新作としてリリース決定

12月7日 発表

 フォワードワークスは新作発表会「ForwardWorks Beginning」で、プレイステーションで高い評価を得たRPGシリーズ「アークザラッド」と「ワイルドアームズ」を「Reboot Project」として開発すると発表した。両タイトルともにリリース時期、対応OS共に未定となっている。

【「アーク ザ ラッド」「ワイルドアームズ」Reboot Project ティザームービー】

 「アークザラッド」はプレイステーション用タイトルとして1995年に発売されたRPGタイトル。今回制作される「アークザラッド(仮)」はシリーズの続きを描く完全新作となる。今回公開されたのは作品の世界観をイメージさせる2点のグラフィックスのみ。

 開発元はオルトプラスだが、オリジナルスタッフを集めて制作が進められている。企画・原案・ゲームデザインを土田俊郎氏、シナリオを米坂典彦氏、アート原案・監修を米山英二氏、国松竜一氏、はやしひろし氏、音楽はT-SQUAREの安藤正容氏。オルトプラスの石井 武代表取締役CEOは「歴史あるタイトルと言うことで責任を感じる」と緊張の面持ちで語った。

 「アークザラッド」をスマートデバイスに持ってきたらどうなるか? と言うところから開発がスタート。現在開発が進められている。

「アークザラッド」が完全新作としてリリースされる
オリジナルスタッフが集結する
2枚のグラフィックスが公開された
挨拶したオルトプラスの石井 武代表取締役CEO
企画・原案・ゲームデザインを土田俊郎氏。「2枚のグラフィックスを見て、作品世界に思いをはせてください」とコメント
Wright Flyer Studiosの荒木英士代表取締役

 一方、「ワイルドアームズ(仮)」はシリーズ歴代のキャラクターが登場するこちらも新作を予定。開発はWright Flyer Studios。

 Wright Flyer Studiosの荒木英士代表取締役は「スマートフォンにこだわりをもってゲームを作る中で、『消滅都市』などRPGを得意にするWright Flyer Studiosのメンバーは、初代プレイステーションのど真ん中の世代」と語り、「ワイルドアームズ(仮)」についても、「愛を注ぎ込んだ」と意気込みを語る。

 これについては監修を担当する金子彰史氏も「ちょっとしたホンマモンです」と太鼓判。「皆さんの想い出の中の『WILD ARMS』都はどこか違うかもしれませんが」と断りながらも「新しい想い出となるようがんばります」と言う言葉を寄せている。

 また、「口笛を使った印象的な音楽は重要」ということで、音楽は前作同様なるけみちこ氏が担当することが決まっている。

「ワイルドアームズ」も復活。歴代キャラクターが登場という熱い展開
「ワイルドアームズ」も20周年を迎える
音楽はやはりこの人、なるけみちこ氏
監修は金子彰史氏
金子彰史氏のコメントが公開された