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G-Tune、フラグシップ「MASTERPIECEシリーズ」のケースを一新!

ダーククロム強化ガラスを採用。裏配線でケース内部もすっきり

11月24日 発売予定

価格:159,000円~(税別)

スモークド強化ガラスサイドパネルを点けた状態の新「MASTERPIECEシリーズ」

 マウスコンピューターは、ゲーミングPCブランド「G-Tune」のフラグシップモデル「MASTERPIECEシリーズ」のケースを6年ぶりに一新した。このほど事前に筐体を見せてもらえる機会があったので、その使用感などをレポートしたい。

 ケースは、従来モデルの黒と赤いラインのカラーリングはそのままに角張ったデザインを踏襲しているが、ダーククロム強化ガラスを採用した外観はこれまでのイメージを一新したスタイリッシュな印象を与える。サイズは215×490×501mm(幅×奥行き×高さ)。

 元々「MASTERPIECEシリーズ」は直線を多用したシンプルなデザインで、素材感を前面に押し出しハイエンドな商品イメージを強く打ち出していた。これまではアルミの質感がよく出ていたが、今回はデザインの方針はこれまで通り直線形を引き継ぎ、シリーズとしてのフラグシップモデルとしての雰囲気が大切にされている。

 それでいてよりスタイリッシュに感じられるのは、質感の違いにある。マウスコンピューターによれば、今回はアルミに加え強化ガラスが使用されているのだという。熱処理を加えることで耐圧強度を高めたダーク クロム強化ガラスを採用しており、機能美を感じさせる。実際に見せてもらうとそのフラットなデザインは美しく、オッと思わせる。また、赤いラインのアルミ部分に電源スイッチ、USBポート、ヘッドフォン、マイク端子が配置され、デザインとしてのアクセントと、使いやすさが同居している。

 さらにオプションで、側面パネルをスモークド強化ガラスサイドパネルにすることも可能。前面のクロム強化ガラス処理と相まって統一感を感じることができる。強化ガラスサイドパネルにはG-Tuneロゴがアクセントとして印刷されている。これまでもアクリルパネルにG-Tuneちゃんの絵などを描いてオプション販売を行なっていたが、強度の問題からフレームが必要だったが、今回はガラスであるため、全面がガラスとなっている。このサイドパネルは上部のアタッチメントとなり軽く押し込むことで開け閉め可能で、ユーザビリティも高い。

 ちなみに筐体の板金は1.2mm厚鋼材が使用されており、かなりの強度となっている。それだけ重量は増しておりケースだけで10kgにもなっているが、逆にそれは安定感が増しているとも言える。

 内部は左側面から見ると非常にシンプル。エアフローの構造としては底面から吸気を行ない、1番下にあるGPU、その上部のCPUへと冷気を運び、背面から暖気を一気に排出する。フロントやトップにはエアホールを配置しておらず、静音性やユーザービリティを向上させている。

 また、ビデオカードをSLI構成にしても余裕がある仕様となっており、内部が広い構造となっている。一方でドライブベイをばっさりカットし、2.5インチを2基と強化。3.5インチは裏面に搭載されている。HDDやディスクドライブは背面にセットし、配線類はできる限りまとめて裏に納めることで、見える部分はあくまでも美しくシンプルさが追求されている。同社によれば今回は「見せることを前面に出した」ということで、驚くほどすっきりした内部となっている。

 前述の通り全面の赤いライン部分の上部に、電源を初めUSBポートなどが配されており、ユーザビリティを向上させている。その下にはスロットインのディスクドライブを用意。現在、すべてネットで処理することも多く、ゲームにしてもSteamなどオンラインストアで購入し、ディスクによるインストールは少なくなっているが、何かと必要なこともあると言うことで、標準で搭載されている。ただ、後々の検討事項として、スロットインディスクドライブを廃止し、この位置に2.5インチドライブを追加することも構想中だという。

 また、VRシステムが登場しHMDをセットするとき、HDMIが全面にあると便利だが、現在は背面にしか用意されていない。この点についても同社は「前面にHDMIを持ってくることは技術的に可能で、今後対応することも検討したい」と返答した。

 同社は今回の新「MASTERPIECEシリーズ」について、「PCとしての完成度を高めており、購入した状態でベストの状況にすることで安心して使用して欲しい」と説明。デザインに象徴されるとおり、シンプル イズ ベストであり、質実剛健という言葉がぴったりな完成度となっている。

「MASTERPIECE i1710PA1-SP」のサイドパネルを外したところ。非常にシンプルかつ余裕のある内部構造となっている
GPU、CPU部分。NVIDIA TAITAN XがSLI構造となっているその上にはCPUがある。その右側には、2.5インチのSSDが見られる
吸気は底面から行なわれ、最下部にあるGPUを冷却し、その上のCPUを順次冷却するエアフローとなっている
吸気部には大型のダストフィルターがあるが、引き出すことで掃除も楽
配線は背面に逃がしてある。真ん中にあるのはビデオカードのサポーター。ビデオカードだけでかなりの重量があるため、サポーターで保持を強化している
背面。真ん中に120mmの大型ファンを中央のCPUあたりに設置
正面から見た右側面
右側面のパネルを開けて正面から見たところ
上部には電源を初めUSBポート、ヘッドフォン、マイク端子などを配し、利便性が高くなっている
スロットインタイプのDVDドライブとHDD。基本的にこちらの裏側の側面は隠れており、こちらに配線は逃してある
スロットインタイプのDVDドライブが1番最下層となっている
内部は余裕のある構造となっている

【MASTERPIECE i1610SA1】
CPU:Core i7-6700K
GPU:GeForce GTX 1060 (3GB)
チップセット:Z170 Express
メインメモリ:16GB DDR4 PC4-17000
ストレージ:480GB SSD/3TB HDD
光学ドライブ:スロットイン DVD スーパーマルチドライブ
電源:700W 80PLUS BRONZE認証
OS:Windows 10 Home 64ビット
価格:159,800円(税別)

【MASTERPIECE i1610PA1-DL】
CPU:Core i7-6700K(水冷)
GPU:GeForce GTX 1080 (8GB)(水冷)
チップセット:Z170 Express
メインメモリ:32GB DDR4 PC4-17000
ストレージ:480GB SSD/3TB HDD
光学ドライブ:スロットイン DVD スーパーマルチドライブ
電源:700W 80PLUS BRONZE認証
OS:Windows 10 Home 64ビット
価格:239,800円(税別)

【MASTERPIECE i1710PA1】
CPU:Core i7-6800K
GPU:NVIDIA TITAN X(12GB)
チップセット:X99 Express
メインメモリ:32GB DDR4 PC4-19200
ストレージ:960GB SSD/3TB HDD
光学ドライブ:スロットイン DVD スーパーマルチドライブ
電源:700W 80PLUS BRONZE認証
OS:Windows 10 Home 64ビット
価格:379,800円(税別)

【MASTERPIECE i1710PA1-SP】
CPU:Core i7-6900K
GPU:NVIDIA TITAN X(12GB) SLI構成
チップセット:X99 Express
メインメモリ:32GB DDR4 PC4-19200
ストレージ:960GB SSD/3TB HDD
光学ドライブ:スロットイン DVD スーパーマルチドライブ
電源:1,200W 80PLUS GOLD認証
OS:Windows 10 Home 64ビット
価格:649,800円(税別)

 なお、標準付属のキーボード・マウスは、「G-Tune GAMING MOUSE」と「G-Tune Accurate keyboard」。