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スマートフォン向けゲームアプリ「ねこあつめ」が実写化へ

映画「ねこあつめの家」2017年全国ロードショー決定

2017年 全国ロードショー

 2014年10月にリリースされたスマートフォン向けゲームアプリ「ねこあつめ」が、「ねこあつめの家」のタイトルで映画化され、2017年に全国公開されることが決定した。

 ゲームアプリ「ねこあつめ」は、一軒家の裏庭のような「にわさき」にボールやクッション、ねこじゃらしなどを置いて、様々な「ねこ」を集めていくねこ収集ゲーム。

 実写化される「ねこあつめの家」では、主人公となるスランプ中の小説家、佐久本勝が心機一転を図りのどかな土地に移住し、そこに現れた1匹の猫「シナモン」との出会いから物語はスタートしていく。

 猫好きの心をつかむ猫のしぐさや表情などが盛り込まれたこの作品の主人公、佐久本勝を演じるのは伊藤淳史さん。監督は蔵方政俊氏で制作されている。今回その2人からコメントが届けられたので紹介する。

【ストーリー】

 若くして新人賞を取り、ベストセラー作家になった小説家、佐久本勝(伊藤淳史さん)。
 だが最近、まったく小説が書けなくなってしまっている。
 心機一転、のどかな土地に移住するも、調子は上がらない。
 ある日、途方に暮れて縁側で庭を眺めていると1匹の猫がやってくる。
 話しかけると、ぷいっと行ってしまう猫。
 猫にまで見放されたよと落ち込む。
 その晩、ドライフードを庭の隅に置いて眠りについた。
 翌朝、エサが無くなっていた。
 俄然興味が湧いてくる佐久本。こうして若き小説家の「ねこあつめ」が始まった―。

【伊藤淳史さんのコメント(佐久本勝役)】

 今回演じさせて頂きました、佐久本という役は、作家として評価され新人賞を受賞したものの、その後なかなか力を発揮出来ず、悩み、苦しみ、自信を無くしているところに、猫と出会い、人生が変わっていくという役柄です。
 猫が、佐久本を変え、大切な人を大切だと気付かせてくれて、未来を感じられる作品になっていると思います。
 僕自身、現場で猫と触れ合い、とても癒され、元気をもらいました!
 命ある存在は、やはり不思議な力を持っていて、希望を与えてくれると、心から感じました。
 世代を問わず、あらゆる方に観て頂きたいと思っています。
 観終わった後に、心が温まり、今日よりも明日を見つめられるようになる、そんな作品になってると思います。
 よろしくお願いします。

【蔵方政俊氏のコメント(監督)】

 小説を書く事に行き詰まってしまった主人公が猫を眺める物語です。
 ですので、大きな事件は起こりませんが、猫たちと過ごす何げない時間の中で、主人公の心の中には色々な変化が生まれます。
 その気持ちの移ろいを丁寧に描きました。
 そして、シンプルで温かな映画になるよう、スタッフ・キャストと共に心を込めて作りました。
 主人公と一緒に、ゆったりとした気分で猫たちを眺めて頂けますと幸いです。