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「東京ゲームショウ2016」入場者数は271,224人で歴代最多を記録!

9月15日~18日 開催

会場:幕張メッセ

入場料:一般前売券 1,000円(税込)

一般当日券 1,200円(税込)
小学生以下無料

 一般社団法人コンピュータエンターテイメント協会は、9月18日に閉幕した「東京ゲームショウ2016」の来場者数を発表した。4日間の来場者数は271,224人で歴代最多となった。

【入場者数】

開催日入場者数2015年入場者数2014年入場者数
9月15日(ビジネスデー)31,399人29,058人27,786人
9月16日(ビジネスデー)33,634人29,557人28,647人
9月17日(一般公開日)98,074人97,601人92,308人
9月18日(一般公開日)108,117人112,230人103,091人
合計入場者数271,224人268,446人251,832人

 今年はPlayStation VRが発売直前となることからゲームの未来を見据えた展示も多く……といいたいところだが、コンシューマーゲーム的な観点で言えば、各社のビッグタイトルが近年にないほどに目白押しといった状況で、発売を直前となった今回のゲームショウにファンが多数訪れたというのが正直なところだろう。各タイトルのイベント時には、かなり広く取られた通路が埋まってしまうほどだった。

 また、PCゲームのプレイユーザーが増え、e-Sports、実況配信などへの注目が高まる中でブースの賑わいを見せていた。今年はTwitchが大きなブースを構え、連日各社のビッグタイトルを取り上げて注目を集めていたし、インテルも豊富な試遊台を用意し、試遊の行列がずらりと出来上がっていた。

 一方、スマートデバイス系のタイトルはプラットフォームとしては完全に認知され(現状では最大のプラットフォームだろう)、大手は出展しなかったが、様々なタイトルが賑わしていた。

 今回のゲームショウは来場者数は歴代最多となっているが、一般公開日という点では3,000人ほど減少している。最終日が雨だった天を考えると、微妙なところだが、そういった意味では報道やゲーム関係者が各タイトルに注目して来場者を増やしたという見方もできる。

 ただ最後に1つだけ未来につながる話をすると、最終日にプレイステーションブースで行なわれた小島秀夫監督と新川洋司氏のイベントがすごかった。ちょうどGAME Watchの編集室が目の前にあったのだが、イベントが始まると大きな歓声が上がり、幕張メッセ自体に大きく響き渡り、ふとノートパソコンから目を上げると、ホールの真ん中くらいまで人でぎっしりといった状況だった。小島監督のゲームと言えば、比較的コアな内容が多い。その小島監督の新作にこれだけの人が期待し、応援し、拍手を送るのだから、まだまだいける気がする。

 また来年も面白いタイトルに、この場で出会えますように……。

ちょうど小島監督と新川氏のイベント開始直後ホール内がほぼ人だらけ
ちょっと寄って撮影するともうギッシリ
イベントステージでは「DEATH STRANDING」の話題にもたっぷりと触れられた。内容は是非とも記事をご覧いただきたい
PCゲームのパワーを見せつけたインテルブース。いろいろな関連展示も行なわれていて注目を集めていた
数年前は整理券を配布するだけだったが、自社の媒体を使用して事前予約を行なうメーカーが増えていた。ビッグタイトルに関しては効果的だろう