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BIMの投てきが面白い! 「BTOOOM! オンライン」のプレイアブル版が出展

原作の世界観を活かした多人数対戦型ステルスボンバーアクション

 アソビモは、東京ゲームショウ2016において、Android/iOS用ステルスボンバーアクション「BTOOOM! オンライン」のプレイアブル出展を行なった。ビジネスモデルは基本無料のアイテム課金制で、リリース時期は今冬を予定。

 本作は、月刊コミック@バンチで連載中の漫画「BTOOOM!(ブトゥーム)」を題材としたTPSタイプのアクションゲーム。原作の世界観をゲームに落とし込んだ内容となっていて、4人または8人のプレーヤーが「BTOOOM!」に参加する形でゲームが進行していく。

「BTOOOM!」とは?

 日々を無為に過ごす典型的なニートの坂本竜太は、突如見知らぬ男たちの手によって南海の孤島に連行される。そこで彼が強いられたのは、同じく島に連れ去られて来た人々との爆弾を駆使した殺し合い!! その内容は、竜太が世界ランカーのネットゲーム「BTOOOM!」と酷似していた――。時限式、クラッカータイプ、リモコン型、数種の爆弾を使いこなし生き残るために爆殺せよ!! 容赦なしのサバイバルゲームが幕を開ける!!

画面には相手の距離などのデータが表示されているので、慣れてくればBIMを機械的に放ることができそうだ

 本作では、プレーヤーキャラクターは移動中には実体化しているが、停止中には半透明になるという特徴を持つ。これを利用して相手に気取られないよう停止や移動を繰り返し、「BIM」と呼ばれる爆弾を使って敵を倒していく。ゲームは時間制になっていて、「チップ」と呼ばれるアイテムをより多く入手したプレーヤーが勝利する。

 操作はタッチ操作で動かせる移動用のバーチャルパッドと、攻撃その他のアクションをまとめた操作スペースが用意されている。特徴的なのはBIMの投てきアクションで、攻撃を決定したあと、弓を引くようにスライド操作し、スライドさせた長さで着弾位置を指定、指を離すとBIMを投げる、という形。最初のうちは難しいかもしれないが、慣れてくれば感覚的に着弾位置がわかってくるようになる。

 通常のFPSやTPSと異なり、攻撃範囲の広い爆弾による戦いがメインになるため、銃できっちりと狙いをつけるのが苦手なプレーヤーでもなじみやすい印象だ。また、移動を止めれば半透明になるというのも戦略が広がりそうで期待できる。なお、今回の試遊バージョンでは試遊時間もほんの数分で、内容についてはまだまだ調整中ということだった。どこまで完成度が上がるかを含めて、このあたりは今後の展開に期待といったところだろう。

【スクリーンショット】
戦場のなかにはさまざまな物資が用意されている。敵よりも早く回収して有利に立ち回りたい
今回の試遊では2種類のみだったが、今後、さまざまなタイプのBIMが実装される予定
原作キャラクターのアバターなども実装していくとのこと