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デル、GeForce GTX 10シリーズ搭載VR対応モデル「Alienware 15/17」を発表

筐体を一新して更なる薄型化を実現。WQHD120Hz対応モニター搭載モデルも

Alienwareのブース

 9月15日、東京ゲームショウ2016の会場にゲーミングPCブランドAlienwareのブースを出展したデルは、ゲーミングノートPC「Alienware 15」および「Alienware 17」の新モデルの発表を行なった。両モデルとも新設計筐体を採用し、前モデルからの薄型化・軽量化を達成し、GPUにNVIDIA GeForce GTX 10シリーズもしくはAMD Radeon RX 470を搭載することで、グラフィックスパフォーマンスを大幅に強化し、HTC/OculusのVR対応認証プログラムに適合する。両モデルともAlienware直販サイト等で9月23日より販売開始予定だ。

発表会の様子。登壇したのはデルのAlienware製品管理担当ディレクター、ジョー・オルムステッド氏

新デザイン採用で薄型化&VR対応を果たす。17インチモデルにはTobiiアイトラッキングも搭載可能

「Alienware 15」と「Alienware 17」の新モデル
筐体デザインの刷新により薄型化と熱性能を向上
非常に堅牢なシャーシにNキーロールオーバー対応のキーボードを搭載
「Alienware 17」ではTobiiアイトラッキング技術の搭載が可能に

 発表を行なったデルのAlienware製品管理担当ディレクター、ジョー・オルムステッド氏は、Alienwareの20年の歴史を振り返り、「これまで弊社ではノートPCに初めてデュアルGPUを搭載したり、2年前には外部GPUでパフォーマンスを強化する『Alienware Graphics Amplifier』を発売するなど、常にゲーマーのためのコア性能を追求し、ゲーミングPCのトレンドを設定してきました。今後も引き続きPCゲーム産業をリードしていきたい」として、新モデルに対する意気込みを語っている。

 オルムステッド氏によると、今回の「Alienware 15/17」新モデルに共通する大きな強化点は3つ。「筐体デザインを刷新し、熱性能をさらに向上させつつ薄型化を達成したこと」、「Nキーロールオーバー対応のキーボード搭載」、「GTX 10シリーズの搭載を可能にしパフォーマンスを最大80%向上」といった点である。

 特に筐体デザインの変化は大きい。17インチ「Alienware 17」では前世代の34mmら今世代30mmへ12%の薄型化を達成。15インチ「Alienware 15」では34mmから25mmへと、25%の薄型化を達成している。いずれもヒンジ部分に個性的なデザインを採用することで高いエアフロー性能を確保し、ハイパフォーマンスGPUの搭載を可能とした。

 両モデルともNキーロールオーバー対応の2.2mmキーストロークを持つキーボードを搭載するが、バックプレートにスチール(鋼)を用いることで非常に高い剛性を確保。これにより激しい打鍵にもビクともしない堅牢さを実現していることも特徴だ。また内部構造にアルミニウムとマグネシウム合金を採用することで剛性を高めつつの軽量化も実現している。こういった本体剛性の高さにともない、オーディオ性能も包括的に改善しているという。

 また「Alienware 17」では通常の1,920×1,080/60HzのIPSディスプレイのほか、2,560×1,440解像度の120Hz TNディスプレイを搭載したモデルも用意。120HzモデルはNVIDIAの適応型VSYNC技術である「G-SYNC」にも対応する。また、Tobiiアイトラッキング技術の搭載も可能だ。

 「Alienware 17」で搭載できるTobiiアイトラッキング技術はゲーム中のユーザーの視線の動きを追跡・記録したり、目線を使った様々な操作が可能になる機能。サードパーティのゲーミングユーティリティ「Overwolf」を使ったゲームプレイ分析も可能になるという。また、「Windows Hello」による顔認識機能を使用したログインにも対応する。

 特にオルムステッド氏が強調するのは、新モデルにおけるVR対応だ。「Alienware 15」、「Alienware 17」の各モデルともBTO(Built to Order)方式にて注文時のパーツ構成を変更可能だが、搭載可能なGPUは全てOculus/HTCのVR推奨以上の性能を満たす。両モデルとも現在各社の認定プログラムのテストを受けており、出荷時には「Vive Optimized」および「Oculus Ready」の認証を取得する予定だ。

 各モデルの主なスペックおよび価格帯は以下の通り。

【Alienware 17】
CPU: Intel Core i7-6700HQ / 6820HK
GPU: NVIDIA GeForce GTX 1060 / 1070 / 1080 / AMD Radeon RX 470
ディスプレイ: 17.3インチ 1920x1080@60Hz IPS / 2560x1440@120Hz TN (G-Sync対応)
アイトラッキング: Tobii 搭載可能
メモリ: DDR4 2400MHz 8~16GB/ DDR4 2667MHz 16GB
ストレージ: 1TB HDD / 128GB M.2 SATA SSD / 256~1TB PCIe SSD等を組み合わせ可能
電源: 240W
OS: Windows 10 Home 64ビット 日本語版
サイズ: 424mmx332mmx29.9mm
重量: 4.42kg
価格: 174,980円より

【Alienware 15】
CPU: Intel Core i7-6300HQ / 6700HQ / 6820HK
GPU: NVIDIA GeForce GTX 1060 / 1070 / AMD Radeon RX 470
ディスプレイ: 15.6インチ 1920x1080@60Hz IPS / 3840x2160@60Hz IPS
メモリ: DDR4 2133MHz 8~16GB/ DDR4 2667MHz 16GB
ストレージ: 1TB HDD / 128GB M.2 SATA SSD / 256~1TB PCIe SSD等を組み合わせ可能
電源: 240W
OS: Windows 10 Home 64ビット 日本語版
サイズ: 389mm x 305mm x 25.4mm
重量: 3.49Kg
価格: 174,980円より

こちらは実物が展示されていた「Alienware 15」。本体の剛性は極めて高く、鉄の塊を触っているようだ。中身もぎっしり詰まっているようで見た目以上に重く、そのまま武器にできるレベルである。背面にはHDMI/miniDPといった映像出力端子が配置されていて、デスクトップPCとしての利用も快適にできそうだ