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「黒い砂漠」、パエリア料理対決であやたんが驚きの調理法を披露

素早くテクニカル! 次期アップデート目玉「修羅刀」を実機で紹介

9月4日 開催

場所:UNICE

 ゲームオンは9月4日、Windows用MMORPG「黒い砂漠」において、オフラインイベント「拠点接続キャラバン 東京会場」を開催した。

 「拠点接続キャラバン」は、スタッフとユーザー同士の交流を目的とし、札幌、仙台、大阪、名古屋、広島、福岡、そして東京の全国7カ所をめぐるオフラインイベント。今回の東京会場はその最終地点となり、「黒い砂漠」日本運営プロデューサーの麥谷将人氏とあやたんことタレントの榊原あやさんによるリアル料理対決や、最新アップデート情報の発表が行なわれた。

左から、「黒い砂漠」日本運営プロデューサーの麥谷将人氏、総合司会の佐藤仁美さん、ゲストの榊原あやさん

忍者「修羅刀」の使い心地を麥谷氏が直接解説

攻撃範囲の広い斬撃を繰り出せる「修羅刀」

 最新アップデート情報では、9月12日実装予定のアップデート「修羅の理」にて追加される「忍者」の覚醒武器「修羅刀」の情報などが麥谷氏より紹介された。

 「忍者」がこれまで使用していたのは小剣と手裏剣で、手数の多さと細かな立ち回りで敵を攻めていくスタイルとなっていたのに対し、「修羅刀」では力強い斬撃が持ち味となり、迫力もいくらか増したようなプレイスタイルとなっている。

 会場で麥谷氏は、「修羅刀」のスキルをいくつか紹介。「修羅刀」は攻撃範囲も広く、敵をガシガシ切っていけるほか、防御からカウンターによる居合い斬り、無敵ダッシュからの斬撃、上段の構えからの打ちおろしなど手数も揃っている。また斬撃の力強さだけでなく、忍者のスピードや移動性能がそのまま活かされるので、忍者らしい神出鬼没の立ち回りから敵をメッタ斬りにしていける。麥谷氏いわく素早くテクニカルなため「難しい」そうで、極めるためには鍛錬が欠かせなさそうだ。

 また「修羅の理」アップデートでは、海のグラフィックスが綺麗になるという。実際のゲーム画面ではかなり透き通った海の様子が映しだされていた。なお今回のアップデートは容量が「かなりある」ということで、「あらかじめ空き容量に余裕を持たせておいて」と麥谷氏がアナウンスしていた。

 なお今後のアップデートについては、「お知らせする機会が近いうちにある」とのことなので、そちらも楽しみにしておきたい。

メリハリの効いた攻撃アクション満載で、プレイ画面はかなり格好良かった
その他、海のグラフィックスが大きく変わるという

麥谷氏VSあやたん! パエリア対決でハプニング発生?!

キッチンスタジオで調理する2人。制限時間も短く、現場はてんやわんや

 イベントでのメインとなった料理対決では、各拠点で選ばれた現地の特産品(食材)を素材として使用することがルール。料理テーマは「パエリア」で、札幌からカニ、仙台から牛タン、名古屋から名古屋コーチン、大阪から水ナス、広島からカキ、福岡からイチゴが選ばれ、麥谷氏と榊原さんがリアルタイムで調理していくこととなった。

 麥谷氏と榊原さんは会場とは別のキッチンスタジオに移動し、そこから会場に中継を繋ぎながら調理を開始した。

 麥谷氏は普段から料理をしており、今回のためにレシピもしっかり確認済み。一方の榊原さんは「パエリア」そのものを知らず、3日前にパエリア料理を食べに行って「そこで作り方を聞いてきた」というぶっつけ本番での挑戦となった。

 どう考えても榊原さんの料理に不安がよぎる展開で、榊原さんはその予想通り鍋からあふれるほど素材を焼く、「もう入れちゃえ」と予想外のタイミングで米とスープを投入する、「ナス忘れてた!」と思い出して米と一緒にナスを調理鍋に入れるなど、本能に赴くままのかなりの奔放ぶりを発揮。

 料理の試食が予定されていたMCの佐藤仁美さんもその様子を見ながら不安しかない様子だったが、その代わり会場は榊原さんがハプニングを起こす度に大いに湧いた。

 対する麥谷氏は、そんな大騒ぎを横目にクールに調理。オリーブオイルがはねて体にかかるハプニングに見舞われながらも、運営プロデューサーらしい落ち着きっぷりで料理を完成させていった。

実際の配信映像より、パエリアの常識が覆される瞬間。左上、佐藤さんの表情も味わい深い
実際にはこんな感じになっておりました

「エル チリンギート」オーナーシェフの新倉孝之輔氏。味の判定人としてプロが登場した

 完成したパエリアは会場に運ばれ、試食タイムとなった。佐藤さんが先に試食したのは麥谷氏のパエリアで、落ち着いて調理をしていた麥谷氏のものということで佐藤さんは安心していたが、米を1口食べると「固い」と顔を歪ませた。どうも煮込み時間が足りず、米に芯が残ってしまっていたようだ。しかしその他の素材には味が染みこんでおり、上々の評価となった。

 続いて榊原さんのパエリアの試食。一時はどうなるかと危ぶまれたパエリアだったが、1口食べた佐藤さんは「おいしい!」と高評価。調理現場はかなりハチャメチャに見えたが、榊原さんなりに聞いた調理法を守っていたようで、それがすべてプラスに働いたようだ。

 そして会場には、ゲストとして市ヶ谷でスペイン料理店「エル チリンギート」でオーナーシェフを務める新倉孝之輔氏が登場。つまりは「パエリアのプロ」の意見を聞いて、勝負の判定を下してもらおう、という趣旨だ。

 新倉氏が両者の試食をしたところ、榊原さん作のパエリアは「素材の味、出汁の味が染み込んでいておいしい」とし、麥谷氏作のパエリアには「米を感じますね……」とのコメントを残した。

 判定はもちろん榊原さんの勝利。麥谷氏は「本当に悔しい」と無念の様子を滲ませていた。会場では新倉氏が調理した「正解」のパエリアも披露されるなど見どころもたっぷりで、来場したユーザーはイベントを大いに楽しんだ様子だった。

麥谷氏作パエリア。「うーん?」という佐藤さんの表情
榊原さん作パエリアは、「おいしい!」と文句なしのサムズアップ
【正解VTR】
新倉氏調理による正解VTRも流された。右下がその完成品
【このあとスタッフがおいしく……】