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「ポケットモンスター サン・ムーン」、新特性を持つ新ポケモン公開

さらなる「リージョンフォーム」や、「スカル団」も紹介

11月18日 発売予定

価格:各4,980円(税別)

 ポケモンは、11月18日発売予定のニンテンドー3DS用RPG「ポケットモンスター サン・ムーン」の最新情報として、新ポケモンや「リージョンフォーム」のポケモン、登場人物の「スカル団」などを公開した。

新しいポケモン「ネマシュ」、「ヨワシ」、「ナマコブシ」

ネマシュ

 ネマシュは「光る胞子」を振りまくはっこうポケモン。くさ・フェアリータイプとなる。ネマシュは夜行性で、夜中に脚のような音で歩き回る。

 「光る胞子」は、はじけたときに強く光り、その明滅を見ると眠気に襲われる。ネマシュは危機を感じたときに、この胞子を振りまくのだ。

ヨワシ(たんどくのすがた)
ヨワシ(むれたすがた)

 ヨワシは1匹の時は小さくて弱いこざかなポケモン。タイプはみず。しかしアローラ地方の人々にはこのポケモンは恐れられている。ヨワシはピンチになると“海の魔物”に姿を変えるのだ。

 ヨワシは1体がSOSを発すると群れ集まって巨大な陣形を取る。これまでどのポケモンも持っていなかった「ぎょぐん」という特性を持っている。この特性により、一定以上のレベルになっていれば、バトルの時に“むれたすがた”になれるのだ。

ナマコブシ

 ナマコブシは口から拳のような内臓を吐き出し、殴りかかってくるというなまこポケモン。タイプはみず。その見た目や生態から観光客には気味悪がられビーチではナマコブシを遠くの海に投げるバイトが存在するという。

 一方その粘液には保湿効果があり、スキンケアに利用されることも。倒れた際に最後に残っていたHP分だけ相手にダメージを与える新特性「とびだすなかみ」を持っている。

「リージョンフォーム」のポケモン「ライチュウ」、「ニャース」、「ガラガラ」

ライチュウ(アローラのすがた)

 「リージョンフォーム」は、アローラ地方の独自の自然環境に適応し、ほかの地域とは異なる姿になったポケモン達。アローラ地方のライチュウは、でんき・エスパー2つのタイプを持ち、サイコパワーを操る力を持っている。

 尻尾に乗って浮遊することもできるのだ。新特性「サーフテール」によって、場が「エレキフィールド」であれば、すばやさが倍になる。

ニャース(アローラのすがた)

 かつてアローラ地方にはニャースは生息していなかった。ほかの地方から王族への献上品として送られ、限られた人だけがパートナーにできた。しかし現在では王政は崩壊し、ニャースも野生化している。

 贅沢で甘やかされた生活をしていたため、わがままかつプライドの高い性格となっている。小判が汚れることとプライドを傷つけられることを嫌い、ヒステリーを起こしてしまう。

ガラガラ(アローラのすがた)

 アローラ地方のガラガラは、骨を額に当てて勢いよく擦ることで骨に不思議な炎をまとわせる。両端に炎を宿して、回転させるのだ。アローラ地方には、天敵のくさタイプのポケモンが多数生息し、カラカラやガラガラには過酷な環境であり、そのことがガラガラを変化させた。

 ガラガラは、骨を振るって火の玉を放つ攻撃も得意。ガラガラの放つ火の玉は、威力はそれほどでもないが、相手を追尾して追い詰める

これまでに発見されているポケモン「カイリュー」、「ズバット」

カイリュー

 「ポケモン図鑑」の説明を引用。「サン」:遭難した 男が 助けられ 連れて行かれた 孤島 は カイリューだけの 楽園だった。

 「ムーン」:普段は 極めて 穏やかだが その 逆鱗に 触れると すべてを 壊し尽くすまで 収まらない。

ズバット

 「サン」:昼間は 洞穴で 寝ている。 目が ないので 超音波で 周りを 確認しながら 飛ぶ。

 「ムーン」:日の 光を 浴びると 火傷する。 使う 超音波の 振動は 群れに よって 微妙に 違う。

新たな登場人物「スカル団」

グズマ

 アローラ地方には、人々から迷惑がられる、ならずもの集団「スカル団」が存在する。他人のポケモンを奪ったり、試練の場を荒らしたりと、さまざまな悪事を働いているのだ。

 グズマは、スカル団のボス。バトルでは容赦ない攻撃を相手に浴びせる。腕は確かなようだが、キャプテンに「なれなかった」といっている。ククイ博士とはなぜか対立しているようだ。

プルメリ

 プルメリは、スカル団の幹部。スカル団を束ねているアネゴ的存在。したっぱの団員たちを可愛がっているようで、したっぱたちがやられるのは我慢ならないらしい。

したっぱ団員たち

 スカル団のしたっぱ団員。男女ともに、お揃いの”スカルタンクトップ”という黒いタンクトップを着ている。これは支給品ではなく、それぞれが自分で買っているのだ!