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鉄臭い兵器に少女を乗せるロマン! 「弩龍戦機」のプレイ感を紹介

カジュアルに楽しむ兵器×少女のリアルタイムストラテジー

8月9日 配信開始

ダウンロード:無料

利用料金:無料

ビジネスモデル:アイテム課金制

 DMM.com POWERCHORD STUDIOは、Windows用カジュアルリアルタイムストラテジー「弩龍戦機(ドリルセンキ)」の配信を8月9日より開始した。ダウンロード、利用料金は無料で、ビジネスモデルはアイテム課金制。

 「弩龍戦機」は、クライアントダウンロード型のリアルタイムストラテジーゲーム(RTS)で、荒廃した世界を舞台に、「パンドール」と呼ばれる少女たちを数々の大型兵器「戦王(いさおう)」に搭乗させて、ステージごとのミッションをクリアしていく。

 今回は配信に先立つ形で本作に触れることができたので、そのプレイ内容と感触をお伝えしていきたい。

少女を乗せた「戦王」で敵を制圧!

レトロさを感じる兵器に現代風の美少女が乗り込む、という設定のゲーム

 ゲームの大半を占めるのは、ミッションに挑む際のRTS要素だ。プレーヤーは戦王とパンドールの組み合わせを最大4組まで作り、そこに他プレーヤーの助っ人を加えた最大5組のユニットでマップを攻略していくこととなる。

 戦王は、ホバー型、装輪車型、無限軌道型という移動速度が異なる3種類の戦闘型と、ドリル型の4種類がある。戦王はマウスでクリックして選択し、移動したい場所に再度クリックすれば個別に移動させられるほか、連続して複数の戦王をクリックして選択すれば、まとめて移動できる。また戦王には1から5の番号も振られていて、対応する数字キーを押せば、マウスを動かさなくても戦王を選択状態にできる。

 本作ではユニットの攻撃範囲があらかじめ決まっていて、攻撃範囲に敵を入れることで自動で攻撃が開始される。攻撃範囲の異なるユニットを随時動かして、敵の殲滅などのクリア条件達成を目指していくわけだが、基本的には戦王を動かすだけで良いので、ゲームの操作自体はカジュアルにできている。

内容はRTSだが、操作まわりはカジュアルにできている。戦王の性能の違いを把握しておくとプレイしやすい

大破によるビジュアル変化、そして必殺技などもある

 そして本作の最大の特徴は、戦王の「ドリル型」の使い方だ。ドリル型は「ドリルを直接敵に当てる」という攻撃方法しかなく、戦闘時の性能もほかの戦王に比べるとそこまで高くない。ただし、「ドリル型」は地面や壁に穴を開けることができ、その穴は他の戦王も通れるようになる。つまり、本来はない通り道を作って、戦略に活かすことができるようになる。

 また「ドリル型」はマップを移動していると、地面に埋まっている様々なものを発見することがある。何かが埋まっていると画面上にマークが表示され、ここで地面を掘ると新たな戦王やパンドールなどを発見でき、マップ終了時に持ち帰ることができる。

 先行体験ではミッションのいくつかを体験できたが、このドリル型の使い方が面白かった。他の戦王はマップを道なりに進むしかないが、ドリル型があることで壁を貫いて行きたい方向にショートカットの道を作るなど、より戦略的に戦王たちを動かすことができる。ドリル型にはアイテムなどを掘り起こす役目もあるので、1台だけ遊軍的に移動させて、戦闘は他の戦王に任せるというのも良い。このドリル型の扱いをどうするかに、プレーヤーの好みが大きく出るところだろう。

 なお戦王は、プレイ中に獲得した新しい戦王にどんどん乗り換えていってもいいし、ひとつの戦王にこだわって成長させることもできる。戦王やパンドールの種類を増やし、ステータスの底上げをしていくことが戦力の増強に繋がるので、ミッションクリアを目指すこととは別に、この「掘って発見する」行動を繰り返すことが全体的な攻略上のポイントになるようだ。

 さらに戦王に搭乗するパンドールも様々にいて、彼女たちを集めるのも楽しみだ。パンドールはどの戦王にも乗せられるが、近距離が得意だったり、遠距離が得意だったりそれぞれ特性があり、属性によるパンドール同士の相性もある。また固有の必殺技をそれぞれ持っていて、戦闘中に発動できる。DMM製のゲームらしく、戦王が大破するとパンドールの服が破れるお色気要素もあるので、そちらも注目だ。

 今回の体験では戦王やパンドールの細かい性能の違いまではわからなかったが、カジュアルなRTSをプレイしながら、戦王とパンドールを集めていく楽しさを感じることができた。戦王とパンドールの性能をより理解すると楽しみ方が変わってきそうなので、これは今後の楽しみにしておきたい。土埃の臭いのする世界の中で起こっていく、鉄の兵器と少女たちを巡るストーリーも含めて、本作に注目してみてはいかがだろうか。

数多くのパンドールと戦王を集め、戦力を徐々に拡張していく。彼女たちを巡るストーリーにも注目したい
【スクリーンショット】