インタビュー

収録ストーリーは? 操作キャラは? 「ベルセルク無双」インタビュー

鯉沼社長兼プロデューサーにいろいろ聞いた

6月14日~16日 開催

会場:Los Angeles Convention Center

 E3 2016にあわせ、コーエーテクモゲームスが突如として発表したプレイステーション 4/3/PlayStation Vita用タイトル「ベルセルク無双」。発売は2016年を予定しているということだが、公開されているティザームービー以外、特に情報がないのが現状だ。

 しかし会場では、コーエーテクモゲームスの代表取締役社長で本作プロデューサーの鯉沼久史氏に、「ベルセルク無双」に関してインタビューすることができた。ベールに包まれた部分に触れる良い機会なので、いろいろ伺ってきた。

【『ベルセルク無双』ティザー映像】
コーエーテクモゲームスの代表取締役社長で、本作プロデューサーを務める鯉沼久史氏。隣りにある旗が、おおよそのビジュアルになるという

 まず鯉沼氏に伺ったのは、本作制作のきっかけについて。鯉沼氏によれば、実は本作の話自体はかなり前の時点からあったのだという。鯉沼氏は「ベルセルク」のファンであるが、「今の若い人たちに受けるかどうか……」という部分が懸念材料だったという。

 ところが社内でリサーチしてみると、ディレクターを任せられるくらいの社員には「ベルセルク」ファンが多くいることがわかったので、その時点から開発は進めていたのだという。

 ではなぜこのタイミングでの発表になったのかというと、「タイミングを逸していたというのもあるんですが……(笑)」と笑いながらも、「6月24日に、3年ぶりに『ベルセルク』の最新刊(38巻)が出ることになり、その帯に載せるしかない、となった」という。そこで5月、6月のイベントを調べていたら、それが偶然E3 2016だったというわけだ。

 そして気になるのは、「ベルセルク」のどの部分をゲーム化するのか? について。これは、「まず黄金時代からストーリーを拾って、『ベルセルク』を知らない人でも楽しめるようにする」とした。最終的には「7月に放映予定のところまでは食い込むつもり」とのことなので、ガッツが「黒い騎士」になって以降の物語も収録されるようだ。

 またプレイアブルキャラクターにはガッツは真っ先に思いつくところだが、「『無双』なので何名かいないと怒られるなと思うが、そこはまだ言えない」とのこと。敵キャラクターについては人、そして使徒もいて、キーとなる使徒とはボス戦のような内容にもするつもりでいるという。

 ビジュアルの表現に関しては、ポリシーとしてCERO D(17歳以上対象)に留めるというものがあるが、どう表現するかはお楽しみに、だそうだ。なおオリジナルのストーリー、オンライン要素については、原作のストーリーのボリュームが多いこと、まずは「ベルセルク」のストーリーを楽しんでもらうという狙いから、現時点では考えていないという。

 今回のゲーム化にあたって、原作者の三浦建太郎氏は喜んでいるそうで、鯉沼氏は「以降、毎年三浦先生から年賀状が届くんです!」と嬉しそうに話していた。三浦氏は監修として、本作の開発にも携わっているという。

 鯉沼氏は、本作の目標として「30代、40代に刺さればいいかな」とし、加えて、「知らない場合もゲームから『ベルセルク』を知って、好きになってもらえれば」と語ってくれた。発売は今年ということで、情報が公開される日も近そうだ。まずは続報を待ちたい。