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本日到着! DEMO & PATCH~2004年11月11日~ |
「電車でGO! FINAL」は、タイトーの人気シリーズ「電車でGO!」の集大成として今年発売されたシリーズ最終作。メーカー自ら「最終作」と位置づけるだけあって、ボリュームもたっぷりで、過去のシリーズから人気の高かった山手線、中央線、大阪環状線、東海道線の4路線を、グラフィックスを新たにして再収録している。
体験版では、メインモードである「運転乗務」の中から、初心者向けの「山手線」入門ダイヤ00(E231系)「大崎~品川間」をプレイできる。要するにチュートリアルステージだが、女性添乗員の「鉄ちゃん」がステージを通してフルボイスでゲームの進め方を教えてくれる。
「電車でGO! FINAL」に登場する鉄ちゃんは、官公庁が配布する小冊子に登場しそうな絵本風キャラで、喜怒哀楽が激しく、初回のプレイではゲーム内容よりむしろ、鉄ちゃんのリアクションのほうに注目してしまうほどのインパクトを備えたキャラクタだ。
初回はいいのだが、ゲームがわかりだしてくると、視界を遮る鉄ちゃんの存在がむしろ邪魔になる。製品版では次のステージに進むからいいのだろうが、体験版では「いい加減鉄ちゃんなしで思うままに走らせてくれ」という気分になる。この点、「大崎~品川間」は、体験版用のステージとしてはやや不適当なように思う。
ただ、老若男女を含めた、初心者の取り込み策としては非常に優秀で、それを確認できるという点ではありがたい体験版とも言える。ゲームとしては、長い間ユーザーの支持を集めてきた定番中の定番だけに、「鉄ちゃんが視界を遮る」という1点を除いて実にそつがない作りだ。ハイスペックPCのユーザーなら、奥行きの描画やリフレッシュレートの切り替えなどを行なうことで、さらに快適な運転が楽しめるだろう。
(c) TAITO CORP. 1996,2004
体験版ではモード選択直後から終わるまで「鉄ちゃん」に支配される。イベントはキャンセルできるが、全キャンセルはできないため、プレイするたびに鉄ちゃんガイドが表示される |
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(2004年11月11日)
[Reported by 中村聖司]
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