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本日到着! DEMO & PATCH

~2004年8月2日~


    【アクションシューティング】
    「Robocop」Playable Demo [357MB]
  • 開発/発売元 Titus Software

     フランスのゲームデベロッパーTitus Softwareのアクションシューティング「Robocop」のPlayable Demo。PC版のほかPS2やXbox向けにも発売されている。実は昨年度に発売されたタイトルだったりするが、いつのまにかValueタイトルとして復帰しているので、この機会に紹介しておきたい。60分の時間制限付きで、19.99ドルを払うとその制限が取り払われるという仕組みだ。

     「Robocop」は、同名映画をモチーフにしたアクションシューティング。ゲームの舞台は退廃しきった近未来のネオデトロイト。街ではブレインドレインと呼ばれるドラッグが出回り、ネオデトロイトを基盤にする企業も市長候補を擁立して街の支配を目論んでいる。これを武力でもって駆逐するのがロボコップというわけである。

     公式サイト等で確認できるプリレンダーのCGを見ると、「Half-Life 2」クラスのFPSかと一瞬心躍らされたが、実際にゲームをスタートしてみると、たちまちValueレベルのグラフィックスにガッカリさせられた。ゲームの内容は、警察が包囲を固めた状態で、単身根拠地に乗り込んでいくというもの。目標はあらかじめ設定されているが、細かいところはプレイ中にたびたびモニタを介して指令が与えられ、逐次軌道修正しながらそれに対応していくことになる。

     実際にプレーヤーのやることというのは、赤枠のレーダーで表示される敵を連発式のピストルで撃破しつつ奥へ奥へと進んでいく。基本的に一本道で、脇道にそれるとHP回復アイテムやミッションクリアに必要なアイテムが手に入る。FPSとはいえ、主人公は重装備で身を包んだサイボーグなので動きは遅く、必然的に映画のようにガンガン銃弾を浴びてしまう。ちょっとやそっとの被弾ではびくともしないタフさが同作ならではの魅力とえるだろう。

     ただ、キャラの動きが遅いことには変わりないので、ある程度ゲームがわかってくると、そのノロさ加減にイライラしてくる。序盤のステージでは武器もピストルのみなので、メリハリに欠ける銃撃戦になっているのもマイナスポイント。同時期に発売された似たタイトルとしてVivendi Universal Gamesの「Judge Dredd: Dredd versus Death」があるが、こちらは単なる銃撃ではなく、現場で取り締まったり、アクションも豊富だったりして、あらゆる点で見劣りしてしまう印象である。

     中でも気になったがインターフェイスの悪さ。ベースがコンソール版であるためか、操作系統もとりあえずキーボードにひととおり割り当てて見ましたというレベルで、一から設定し直す必要がある。移動キーがWASDではないFPSは、実に数年ぶりに触れた気がする。映画のファンなら楽しめるかもしれない、というレベルだ。

    ROBOCOP Interactive Game (excluding all source code & other software components) c 2003 Orion Pictures Corporation.ROBOCOP Orion Pictures Corporation. ROBOCOP Interactive Game (source code & other software components) (C) 2003 TITUS SOFTWARE CORPORATION. ROBOCOP originally created by Edward Neumeier and Michael Miner. Portions of this software (excluding certain audio visual components) are Copyright 1998-2001 Criterion Software Ltd. and its Licensors.ROBOCOP Interactive Game developed by Titus Interactive Studio. Published by Titus Software Corporation. TITUS & the TITUS logo are registered trademarks of TITUS SOFTWARE CORPORATION. All Rights Reserved.

    ダウンロードはこちら(Titus Software)

青い枠で表示されるレーダーは一般人。一般人を盾にする敵もいるので敵味方をしっかり確認してから攻撃したい

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(2004年8月2日)

[Reported by 中村聖司]



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