「三國志 X」は、シリーズ10作目ということで、シリーズ集大成と呼べる内容に仕上げるべく開発が進められている。全武将プレイ、イベント収録数3倍、個人戦から戦役と呼ばれる大規模な野戦システムの採用などはその一端だ。
同社は、すでに「三國無双」シリーズを始めとした、フル3Dフルインタラクティブのタイトルを複数擁しており、いまやコンソール市場においても注目度の高いメーカーに成長しているが、その一方で、「三國志 X」のように、昔ながらのヘックスマップによるターンベースストラテジーの開発を続けているところに、PCゲーム市場を長年支えてきた同社の偉さと意地が感じられる。
現在公式サイトでは、今回紹介するプロモーションムービーのほか、豊富な画面とデータを用いた紹介ページが用意されている。中でも注目なのは、「三國志 X」の新要素もさることながら、シリーズ初の試みとなるネットワークへの対応だろう。
「三國志 X」ではクライアント側に、サーバーへのアクセス機能およびブラウズ機能を内蔵しており、作成武将を交換したり、全国ユーザーを対象にしたランキングシステムやプレイスタイルなども知ることができる。さすがに、ターンベースのゲームデザインだけにマルチプレイには対応していないが、ユーザーニーズに対応したユニークな機能といえる。
(C)2004 KOEI Co., Ltd.
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(2004年6月15日)
[Reported by 中村聖司]