発売元 Sierra Entertainment
8月27日版で紹介した“焦らしバージョン”に続いて公開された「No One Lives Forever 2 A Spy In H.A.R.M.'s Way」のOfficial Playable Demo。焦らしバージョンで発生していたバグやインターフェイスまわりの不具合も解消され、こってこてのC級スパイアクションをフルボイス、フルアニメーションでたっぷり楽しめる。
「No One Lives Forever 2 A Spy In H.A.R.M.'s Way」は、美貌の女スパイケイト・アーチャーを主人公にしたスニークアクションシューティング。前作で壊滅させたはずの世界的なテロ組織であるH.A.R.M.がふたたび暗躍を開始し、世界征服事業の手始めとして、暗殺団を組織してケイト・アーチャー抹殺を狙ってくる。
プレーヤーは国際秘密諜報機関UNITYのA級スパイケイト・アーチャーとなり、単身、敵の本拠に乗り込み、様々なスパイ道具を駆使しつつふたたび彼らを壊滅に追い込んでいく。序盤の相手は、焦らしバージョンでボスとして登場した頭領Isako率いる忍者集団。美しい自然公園の奥にある怪しげな忍者村Inotakimuraが舞台だ。
Demoでは、「Cate Archer Must Die!」を手始めに序盤のミッションがプレイできる。プロローグでは、H.A.R.M.本部が映し出され、いかにもダメそうなボスと、雇われの暗殺者であるIsakoとの間で会話が繰り広げられる。続いてInotakimuraへとシーンが移り変わり、Yamata-sanからHatori-sanに会うように告げられ、本編スタートとなる。
このInotakimuraは、同作のグラフィックエンジン「Lithtech Jupiter」のデモとして公開されたシーンがそっくり利用されている。夜間のシーンで、電灯を使ったライティングエフェクトが実に効果的。草はざわざわと揺れ、池の水面の表現も美しい。ただし、かなり重い。最低でもGe Force3 Tiクラスのビデオカードでプレイしたいところだ。
「Cate Archer Must Die!」は、完全なチュートリアルステージになっていて、前作のような訓練場は用意されていないものの、ゲーム概要を教えてくれる喋る鳥や、木や壁など至る所に貼り付けられたUNITYのメモが用意されており、アクションシューティングを1度でもプレイしたことのある人なら迷わず進めていくことができる。難易度も序盤だけあって焦らしバージョンに比べてかなり低め。じっくり遊びたい上質のDemoだ。
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