~GGW ガールズプレーヤー最強への途~
『GGXXカーニバル』レポート!!

7月14日にサミーズストリート王子店にて実施された「ギルティギア イグゼクス」の公式大会「GGXXカーニバル」。先週はレディース大会の模様をお伝えしたが、今週は大会当日の様子や「GGWガールズ」の活躍ぶりをレポートする。


予想以上に大評判! これが生の「GGWガールズ」だ!!

当日、「GGWガールズ」は大会の公式コスプレイヤーとして登場。開会式でSAS竹中氏から紹介され、大勢の人の前で自己紹介をすることに。

 会場には「GGWガールズ」を知らない人もいたが、「ギルティギア イグゼクス」女性キャラクタのコスチュームで登場したメンバーに、大きな拍手が送られた。

 大会では、選手として参加しつつスタッフとして運営を補佐する。より多くの人に大会を楽しんでもらうことも「GGWガールズ」の大切な役目だ。

 大会当日、「GGWガールズ」はスタッフとして朝からお手伝い。大会参加者の登録受付やコスプレする人を更衣室に誘導するなど大忙し。

 参加者のなかには初めてコスプレを見る人もいたらしく、友達同士の「すげー!!」、「どうやって作ったんだろう?」といった声がちらほらと聞こえてきた。写真撮影を頼んでくる人もおり、評判は上々。

 あまりの暑さのために一般のコスプレイヤーたちはすぐに着替えてしまっていたが、30度を超える熱気のなか、「GGWガールズ」は全員最後までコスチュームを着てがんばっていた。

● 大会初体験。緊張しすぎて力が出し切れなかった…… メイ使い「りた」

 最初に登場したのは、メイのコスプレをしたメイ使いの「りた」。メンバーの中でもかなり経験が少なく、もちろん大会に出場したこともない。大会前から緊張しっぱなしだったらしく、試合前からいつもの元気さが感じられなかった。

 今回の対戦相手はカイ。大会の前日にソル、カイ対策をじっくりと練習したものの、緊張のためか思うように技が出ず、いつの間にか1ラウンド取られてしまう。続く2ラウンド目も、少しずつ技が出始めるものの、覚えたガトリングや対策がほとんどできないままに負けてしまった。

 試合後は「緊張して自分の力が全然出せなかったです。泣きそうなくらいすっごく悔しい……。もっと練習したいです」とコメントしていた。

● 緊張せず、覚えた通りの戦い方ができました ディズィー使い「ひなき」

 続いてディズィーのコスプレをしたディズィー使いの「ひなき」。何人ものディズィー使いから戦い方を教わっており、何度もゲーセンに行って緊張しないで戦えるように練習してきた。大会当日も普段からあまり変わった様子はなく、それほど緊張していないようだった。

 試合の対戦相手はポチョムキン。メンバーでポチョムキンを使う人がおらず、ゲーセンでも戦ったことがない。そのため、いつもの距離を置いた戦い方ができたものの、相手の技を知らないために少しずつ追い詰められてしまう。

 結果、ある程度までは体力を減らせたが、2ラウンドを先取されて敗退。試合後、「悔しいけど、ちゃんと練習した通りの戦い方ができました。でも、負けたのはとても悔しいです」とコメント。

● もう、なにもできないで負けてしまいました…… ソル使い「アヤカ」

 イノのコスプレをしたソル使いの「アヤカ」。その相手は、なんと今回の大会で優勝したミリア使い「アキラ」さん。ゲーム大会に初めて参加するというだけでかなり緊張しているのに加え、相手が有名プレーヤーだと知って試合前からかなり落ち込んでいた。

 しかし、いざ試合となれば吹っ切れたらしく、それほど緊張した様子もなく試合が開始される。試合では、思い通りに動かせない「アヤカ」に対して、相手の動きの意味がわからず警戒する「アキラ」さん。だが、すぐにミリアの怒涛の攻めが開始され、あっという間に2ラウンドを取られてしまう。

 試合後のコメントでは、「くやしいけど、何にもできなかった。次の大会では絶対に1回戦は勝ちたい。今すぐにでも練習したいなぁ」とのこと。

● あー! 次は勝ちますよ~!! いつやるんですか~!? イノ使い「みなみ」

 部内大会で2位に入り、日夜ゲーセンに通って練習していたイノ使いの「みなみ」。大会では紗夢のコスプレをして参加したが、普段とは違ってかなり口数も少なく、緊張しているのが一目でわかる状態だった。

 ゲーセンに通ったことで人前でプレイすることには慣れていたのだが、まだ大会の雰囲気には慣れていなかったらしい。また、対戦相手はほとんど戦ったことがないチップ。カイとの戦いであれば普段から「いづる」と戦っているために分があったのだが、経験も対策もない相手との戦いに終始押され気味だった。

 2ラウンドとも取られてしまい、試合は終了。「もう、悔しい~!! 今からたくさん練習して、次の大会を目指しますよ~。というよりも、今度はうちらで大会をやっちゃいましょう!!」と意気込んでいた。

● 緊張しましたが、とにかくがんばりました カイ使い「いづる」

 ミリアのコスプレで大会に参加した「GGWガールズ」のなかで最強のカイ使い「いづる」。直前まで練習に練習を重ねており、前に大会に出たときの教訓を生かして緊張しないよう様々な対策を練ってきた。さらに、いろいろなプレーヤーとも戦い、ほとんどのキャラクタに対する戦い方も学んできている。

 当日の試合では、1回戦のディズィーを圧勝。隙のない戦い方で、2ラウンドとも体力ゲージを半分以上残して勝利した。続く2回戦では同キャラと対戦。これも、相手の攻撃を確実にガードしつつ連携を決め、危なげなく勝ち抜いた。
 そして迎えた3回戦(ブロック準決勝)では、ディズィーを使う有名プレーヤー「MREI」さんと対戦。機動力と攻撃力を兼ね備え、自分の間合いで戦うディズィーに大苦戦。加えて、やはり緊張しているためか自分のペースに持ち込めず、2ラウンドを先取されてしまった。

 惜しくもブロック決勝まではいけなかったが、初めて出場した前回の大会で1回戦敗退したことから比べると、僅か2ヵ月で大躍進を遂げた。試合が終わり、「無我夢中でがんばりました。とにかく、勝てて嬉しかったです。……でも、緊張しすぎて疲れました。」とコメントした。

試合以外でも活躍! たくさんのプレーヤーと戦った飛び入りイベント

 
試合の合間には、「GGWガールズ」と対戦する飛び入りゲーム大会も行なわれた。実際に「GGWガールズ」と対戦できる滅多にない機会ということからか、開始直後には50名以上の列が並んだ。

 ゲーム大会の内容は、「GGWガールズ」の誰かを指名し、勝ったらプレゼントがもらえるというもの。連載を見てくれているからか、「GGWガールズ」の試合内容をバッチリ見られていたためか、3回戦まで勝ち抜いた「いづる」に挑戦する参加者は少なく、そのほとんどが「りた」、「ひなき」、「アヤカ」に集中。3人のなかでは「りた」が1回勝った以外は全滅で、たくさんの参加者がプレゼントを持ち帰っていた。

 しかし、「いづる」と「みなみ」は本気で勝ってしまっており、彼女たちを選んだ参加者は残念ながらプレゼントをもらうことができなかった。

 大会後は、忙しいなか駆けつけてくれたゼネラルプロデューサー「石渡」氏と共に記念撮影。

 大会当日は予想を遥かに越える人数が集まり、会場内の気温が30度を超えるといったハプニングなどもあったが、大きな問題もなく無事に終えることができた。「GGWガールズ」の連載を始めて1ヵ月過ぎたばかりだが、ご愛読してくれている読者のみなさん、大会に参加した方々、そして、「ギルティギア」が好きな人たちのおかげで大会を成功させることができた。

 今後も全国大会に向けて練習し、再びみなさんと楽しめるよう新しい企画を用意するので、これからも「GGWガールズ」とGUILTY GEAR Watchを応援してほしい。



[Edit&Text by 田名網陽平]
GUILTY GEAR Watch

ウォッチ編集部内GAME Watch担当game-watch@impress.co.jp

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