開発/発売元 Microsoft Game Studios
先週、Microsoft Games Studiosで「Microsoft Combat Flight Simulator 3」の公式サイトがオープンした。マルチメディア素材では、最新スクリーンショット、壁紙、ノーズアートに加え、今回紹介するイントロムービーが公開された。今冬発売を予定している同作は、日本でも「Age of Mythology」と同じく完全日本語版での取り扱いが決定している。前作で不評だったアメコミテイストからの完全脱却を確認する意味でも一度チェックしておきたいムービーだ。
「Combat Flight Simulator 3」は、すでに何度か記事でご紹介してきたように、第二次世界大戦におけるヨーロッパ戦線を空の視点から描いたコンバットフライトシミュレータ。従来の戦闘機を軸とした空戦メインのゲームスタイルから、爆撃機を軸とした戦略爆撃メインのスタイルに方向転換しているところが最大の特徴である。
時代設定は'43年から'45年までとなっており、独軍のJu88A-4の大編隊を、P-47やP-51で迎え撃ったり、Bf109、Fw190、Me262の守りを突破してドイツの一都市をB-26で戦略爆撃するといったミッションが用意されている。軍事ファンにとって楽しみなのは、独軍の全翼型ジェット爆撃機Go229Aや、米軍のジェット戦闘機P-80シューティングスターといった実戦に間に合わなかった次世代機もシナリオに盛り込んでいるところ。ともあれ発売が楽しみな作品だ。
さて、今回公開されたムービーはオープニングに使用されるもので、これがその一部なのか全体なのかは不明だが、4分弱と結構なボリュームがある。ムービーの解像度が低いため、字幕などはほとんど判読できないものの、内容は明快でわかりやすい。ムービーは複数のシーンから構成されており、最後の米P-47による橋梁爆破シーンが最大の見所。爆破に成功した後、立ち上る黒煙の中からGo229Aが突如姿を現し、超高速で姿を消すシーンが印象的で、本作におけるGo229Aの活躍を暗示しているようにも映る。ファイルサイズもコンパクトなので一度見ておくといいだろう。
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