日本中のGGXXプレーヤーが集結!　熱い試合の連続で会場全体がヒートアップ!!

「GGXXカーニバル」は、無差別で行なわれる「一般部門」と、GUILTY GEAR Watchが主催する女性限定の「レディース部門」に別れて大会が実施された。一部のプレーヤーを除き、男性プレーヤーが「一般部門」に、女性プレーヤーが「レディース部門」に参加。我が「GGWガールズ」ももちろん「レディース部門」に参加した。
　最終的には、「一般部門」には100名を超えるプレーヤーが出場し、「レディース部門」には44名が出場。関東地方だけでなく、関西や東北、なかには九州から駆けつけたプレーヤーもいた。

　開場時間の10時から多くのプレーヤーが会場に集まり、大会前の野試合が行なわれた。有名プレーヤーのテクニックが実際に見られるということもあって、十重二十重にギャラリーが筐体を取り巻き、大会開始時刻には会場に300名近い人が所狭しと並んでいた。

　SAS竹中氏、サミー岡本氏、サミーズストリート王子店店長菊地氏による挨拶で始まった大会は、「一般部門」と「レディース部門」が同時に行なわれた。
　「レディース部門」では、A、B、Cの3ブロックに別れて戦い、各ブロックの勝者同士で総当り戦を行なう。
　「ギルティギア ゼクス」では「ミリア」を使用するプレーヤーが多かったが、今回の大会参加者のうち12名が「カイ」、7名が「ソル」、6名が「ディズィー」を使用。「ミリア」を使用していたのはアキラさんのみとなっており、ジョニーやブリジット、スレイヤーなどは誰も使用していなかった。

　Aブロックでは、「ソル」を使用していた楠原奈緒さんと、「ポチョムキン」を使う松原麦子さんが決勝ラウンドまで進んだ。隙が無く立て続けに攻撃をしかける「ソル」と、猛攻に耐えながら一撃の破壊力に賭ける「ポチョムキン」の戦いは、1ラウンドを取られたものの辛くも「ソル」が勝利した。

　Bブロックでは、唯一の「ミリア」使いのアキラさんと、「ディズィー」使いMREIさんが激突。ともに有名なプレーヤーで、そのテクニックも一流。近づいて華麗な連続技で戦う「ミリア」と、飛び道具や機動力を駆使して距離をおいて戦う「ディズィー」。激しいふたりの戦いは、2ラウンドを先取したアキラさんが勝者となった。

　Cブロックでは、「ギルティギア ゼクス」から強い「カイ」使いとして有名なもえ姉さんと、GUILTY GEAR Watchにもゲストとして登場してもらった「ディズィー」使いのうにさんが決勝に進出。一進一退の攻防が続き、共に1ラウンドを取る接戦が続いたが、「カイ」使いのもえ姉さんが勝ち残った。

　決勝リーグは、「ソル」使いの楠原奈緒さん、「ミリア」使いのアキラさん、「カイ」使いのもえ姉さんの三人で行なわれた。
　第1試合目は楠原奈緒さん対アキラさん。攻める「ソル」と攻める「ミリア」の戦いとなったり、ダメージ自体は少ないものの確実に連携を決めてジワジワと体力を奪っていくアキラさんが2ラウンドを先取して勝利した。
　楠原奈緒さんともえ姉さんの戦いでは、火力の強い「ソル」とリーチの長い「カイ」が互いに技の応酬となった。試合を制したのは、「カイ」らしく堅牢な攻めと守りで戦ったもえ姉さんだった。

　そして「ミリア」使いアキラさん、「カイ」使いもえ姉さんによる決勝戦。互いに体力を削りあいながら、どのラウンドもギリギリの試合が続いた。一瞬の隙を見逃さずに連携を決めてくるアキラさんと、攻めも守りも理想的な戦い方をする「カイ」。男性プレーヤーからは「レディースってこんなにレベル高いの!?」という声が出るほどの接戦となったが、「ミリア」使いのアキラさんが第1回GGXXレディース部門大会の優勝者になった。