■ トリックを決めろ!
白銀の世界を舞台に、エアトリックやレールトリックといった派手なアクションを決めていく。スノーボードの気持ちよさが詰め込まれており、斜面に設置されたジャンプ台やコブを利用して、ジャンプ中にスティックを入れることで回転を決めたり、ボードのエッジをつかむグラブというトリックが可能。更にスピードに乗せてトリックを組み合わせれば、高度なトリックにチャレンジできる。
空中で体のバランスを取るなどの微妙な操作ができるため、操作はやや複雑だが、何度もチャレンジすれば思い通りの動きに近づけることができ、雪山を制覇していくという達成感がある。
■ カメラマンの前でポーズ!
メインのモードの1つ、「スーパースターモード」では、キャラをエディットして様々なチャレンジをクリアしながらプロに育て上げていく。まず顔やウェア、スノーボードなどの装備品を決定、好みの経験値をスピードやジャンプなどの各ゲージにスキルポイントを振り分ける。
天空には5つのチャレンジが用意されている。主なものは、コースの途中でトリックを決めるごとに加算される得点で評価される「ハイスコア」、カメラマンの居るメディアポイントの前をかっこ良く通過することでカメラに収めてもらい、ポイントを稼ぐ「メディア」といったものがある。メディアに紹介された自分の姿を確認できるのも面白い。既定条件をクリアしていけば更なるチャレンジが可能となるほか、装備品や滑走できるコースも増えていく。
「アーケードモード」は、ライダーの中から好きなキャラを選択して自由に滑走してハイスコアを目指すモード。前述の「スーパースターモード」で好成績を収めることで選択できるステージが増えていく。そして、4人まで参加可能の対戦モード「マルチプレイヤーモード」では、ルールを細かくセッティングして、1人ずつライディングして腕を競う。
■ 本物の雪山を再現
ブライトン、ストラッサンスノーサミットといった実在する3つのゲレンデを測量し、そのデータをもとに忠実に雪山を再現している。このため、コースアウトしても道が閉ざされることなく山を下っていくことができる。コースを外れると、それはそれで新雪降り積もる斜面や木々、アイスバーンの中を滑ることになって、まるで本物のゲレンデに居るような気分にさせてくれる。
コースに点在する雪だるまを探すのも楽しい。これは「スーパースターモード」のチャレンジの1つにあるのだが、コースアウトした先で見つけることもあったりして、山1つがまるごと作られている本作ならでは。どこまで滑っても、本物のゲレンデの気分を味合わせてくれる。
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